モモちゃんへ
日々の出来事を亡きモモに教えます。
 



お月さまの2m右の明るい星は・・・なんていう話を よくします。

月まで38万キロと 呪文のように覚えていましたが・・・伊与原 新さん 初めて読みました。

月まで3キロ をご紹介します。★★★★★

28日 追記 月という集落まで3km という標識のある場所でした。

 

タイトルにもなっている 【月まで3キロ】

自殺場所の下見のため乗ったタクシーのドライバーとの出会い 月まで3キロのところに案内されます。

あらすじは省略します。私が気になった事 月は毎年 3,8cmずつ 地球から遠ざかっているというのです。

小説だから サンパチ か・・ とも思ったけど もともと 38万キロですからね。。。

 

左は 今年の十五夜 右は1日後の 十六夜・・・ となると・・・ 3.8cm=38mm 

38/365=約0.1    十六夜の月は 十五夜よりも 0.1mm 遠くなっているんですね。

 

 

次の【星六花】 読んでいる時に ちょうど 義弟がスーパーで買ってきたというお土産をもらいました。 ご存知の方も多いと思いますが 六花亭のお菓子です。 六花とは雪の結晶の事です、それを確認できるかもしれない・・・

黒い傘を用意します。 そこに付着した雪の粒を、カメラモードにしたスマホでまず観察し100円ショップにある マクロレンズをスマホに取り付けると 細かな構造までよく見えるそうです。(本文より)

冬が待ち遠しくなりました。

 

 

【アンモナイトの探し方】【天王寺ハイエイタス】それぞれに興味深い描写がありました。

 

そして・・・【エイリアンの食堂】 短い期間に祖母と母親を亡くした少女が プレアデス星団から来たに違いないと思うお姉さんに出会います。 彼女の話の素粒子に 夜空に母親感じて少女は癒されます。

 

素粒子・・・ノーベル賞などの話だと全く受け付けませんが 私は熱心に何度も読みました。

「マグロも豚も、わたしもあなたも 生き物だけじゃない。このテーブルも椅子もコップもお水も、この世界に存在する物質は全部がぜーんぶ、クオークとレプトンでできている」

おしまいまで読んで 書店のカバーを外したら、著者の本の中に【花巻農芸高校地学部の夏】があった

私はコロナが怖くて立ち読みできず タイトルだけ見て買ったのですが 宮沢賢治にいざなわれたのかな? 

 

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