小説 「水神」 の中で 重要なスポットです。。石橋があるのでniemonさんのHPにもあるのはうれしい事でした。 弓立神社 鳥居 と参道橋です。
参道橋には 石工 浦田彰彦 の名前があるのもうれしかったです。見えないでしょうが真ん中縦書きです。
“そこに神が鎮座しているとすれば、筑後川の流れと百姓の辛苦をいつも目のあたりにしている弓立神社が・・・・”
久留米藩には高良神社があるけど弓立神社が工事の成就を祈願しています。 小説では 宮司さんが何の手伝いもできないけどせめてと 2晩3日で祈願するくだりがあります。
実際にその場所に立って私 350年以上もたっているのに同じように祈りました。。 彫刻が見事でした。
上を観たら干支の絵で示した方位盤がありました。
工事中に一般人の死者が出て ハリツケを覚悟した5人の庄屋ですが、 その身代りに 久留米藩士が切腹をするのが この弓立神社の境内の隅の方・・・
嘆願書を残し カイシャクもなく たったひとりで切腹します。 ちなみに切腹はフィクションだそうです。・・・でも私は その人のことも祈りました。
本殿を側面から見ています。 土俵もありました。 奉納相撲があるんでしょうね。 荒れていませんでしたから。
嘆願書の内容は・・・・・ そこを読んだらこの小説のすべてが分かって終わるから 一番最後に竣工のお祝いで・・・読み聞かせるという形で最後に出てきます。
弓立(ゆだち)神社の境内には古墳がありました。 いろんな形の石もありました。
私は この石を たぶん大石堰の石だろうと思って撮ったんですが 神社は由緒ある古い神社だから更に古い古墳関係の石と思ったほうが良さそうです。
浮羽歴史民俗博物館の樋口先生に、またたずねなくっちゃ・・・・
のっぽの楠がありました。 高さ25m 樹齢は200年以上だそうです。
この鳥居は・・・・私 水神 のことばかり考えてたから 「木」が 「水」に見えたけど よくみたら木樵大明神でした。(ぼくしょう) 樵は きこり ですね。
平安時代 清原正高という人を慕って 京から女院と11人の侍女が筑後川に続く三日月の滝まできて、そこで一人の樵に会いました。
恋しい人にはもう妻がいることを聞いて 12人が身を投げてしまいました。(ネットから抜粋)
それで 自分が言ったせいだと思った樵もまた身を投げた・・・・ その樵をまつってあるそうです。
これもまた 別の小説ができそうですね。
弓立神社をご紹介しました。 帚木蓬生著「水神」 ウフフ ブログをみて読み始められた方がおられたら嬉しいな。
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「水神」の紹介 4(完) 川 の記事は2月11日です。