葉室麟 著 霖雨 PHP文芸文庫出版 2014年の本です。
どんなに辛いことがあっても、決して諦めてはいけない――。 そんな思いを伝えたかった。 帯に記された著者のお言葉です。
日田で私塾咸宜園(かんぎえん)を主宰する 広瀬淡窓と家業を継いだ弟、久兵衛の凛とした生き様が描かれています。
以前日田に行った時に観た 咸宜園です。
飢えにあえぐ民衆を救うために 私利私欲を肥やす豪商を襲った【大塩平八郎の乱】言葉は知っていても読んだことなかったけど これもよくわかりました。
鋭きも鈍きも ともに捨てがたし
錐と鎚とに 使いわけなば 広瀬淡窓の歌碑です。 上津江の道の駅で観ました。
君は川流を汲め、我は薪を拾わん 友人の石橋進さんの口癖です。
もう一つご紹介するのは 後悔するイヌ、嘘をつくニワトリ
最近やたらと テレビで動物園の話が多いと思いませんか? なんか私 この本読んでるんじゃないかと思いました。
著者はペーター・ヴォールレーベン本田雅也訳 早川書房 出版 これは説明しだしたらきりがない 興味深い話です。
目次を観ただけで 読みたくなります。 ご覧になれるでしょうか・・・倒れるほどの母の愛(リス)
人間への愛について(ニワトリ・イルカ・トナカイ)
死がふたりを分かつまで(ワタリガラス・コウノトリ) 悲しみ(シカ) 利他主義(シジュウカラ・チスイコウモリ)
小型ノアの箱舟状態のように 色んな動物が住んでいる森なのですが 名前があります。。 それぞれに 例えば豚にでも・・
私は 大の虫嫌いなのですが この本には昆虫もいっぱい出てきます。 ハチの話では 涙が出そうになりました、
困ってしまう蟻だって・・・けなげですね。
証明されてない事実を私は知っています。犬は自分の姿を分かっていません。
momoが 死んでしまった後 姉妹犬のナナちゃんは暫く生きていました。ある日 姿見に向かって 突進しました。
私には聴こえました。自分の姿に向かって モモちゃん こんなとこにおったと~? と喜ぶナナちゃんの声が・・・
コメント欄は閉じています。 お越しいただき有難うございます、