まだ平成だった4月2日の事です。 長崎に行く用事があり(姪のところ) 済ませた後、一人で西坂の教会行きました。長崎駅から歩いてでも行けます。
二十六聖人が実際に殉教した場所に建てられた教会です。(下のパンフレットより)
ガウディ研究の第一人者である早稲田大学教授、今井兼次氏の設計 (パンフレットより)
目を引く双塔ですが 上のパンフレットによると 高さが16m あり 向かって左の塔は祈りと賛美の塔 向かって右の塔はお恵みが下がってくる塔 だそうです。
壁面に施された陶磁器は 京都から長崎の間にある工房で作られたものや メキシコやスペインの有名な陶芸家から贈られたもの (パンフレットより)
私はマンツーマンで説明をお聞きしています。 この下の方は お茶碗やお皿など全くの生活用品 日常生活と宗教とのかかわりを表現しているそうです。
館内に入っていいとおっしゃったので お邪魔しました。
日本初上陸の 聖フィリッポ 像 彼もここで殉教した二十六聖人の一人です。
聖堂に入る前の壁に掛けられた今井兼次氏の大きな作品 なんだろうとみていたら かの女性が来られて教えてくださいました。
26聖人のうち 京都から24人が縄で縛られて 歩いて長崎までくる様子を表現しているそうです。ブドウは24粒です。
2時過ぎて ミサのために人が入ってきました。 どうぞと何度も その上、写真も撮っていいと仰いましたが、 ご遠慮しました。
最近になって 長崎の姪がラインで送ってくれました。
今回 西坂の教会に行こうと思った理由
大浦天主堂に行った時・・・この時は妹も一緒でした。 パンフレットに書いてあったのです。
一昨年だったか 帚木蓬生さんの小説 【守教】を読んだ後 【浦上4番崩れ】など キリシタン弾圧の本を読みました。
西坂の教会で買ったこの2冊の本 (左の本)ヒトがヒトにこんなことができるのかと哀しくなりました。
京都を出てすぐ 戻り橋のところで 片耳をそぎ落とした・・・ 橋をそんな惨い話に絡めたくない・・
右は テレビでも観たことのある天正少年使節 の話です。
向こうの建物は 日本二十六聖人記念館 この樹は 昭和天皇陛下御手植乃樹 昭和二十四年五月二十七日 の碑が添えてありました。
ビックリしました 5月27日にこれ書いてたんです。 ちょうど70年でした。
記念館は改めてご紹介しますね。