今回の広島行きで私は特に行きたいところがありました。 原爆ドームの近くだから必ず見られます。
相生橋 T字型になっています。 写真では高い所から撮らなくっちゃご紹介しにくいんですけど・・
写真 説明とも ウィキペディアで ご覧くださいね。
そのウィキペディアの 写真です。 折り鶴タワーから見たところ
まぁ 大体 橋好きですが 今回は橋の形じゃなく 橋物語の方です。
浅田次郎著 「勇気凛々瑠璃の色」 エッセー集かな? 老化について とか カビについて とか 50ものお話しがあります。その46番目 「理不尽について」
この浮世 理不尽なことばかりですね。 サスペンスを見ていたら必ずといっていいほど、この熟語が出てきます。理不尽
たった6ページのお話しだから ホントはここにコピーしたいけど きっと違法でしょうから・・・
分かりにくいでしょうが橋台の見えているほうが相生橋 直角になって左に伸びている・・・ 西相生橋です。
物語ではなく本当にあったことです。
原爆の犠牲になられた旧朝鮮王族の李鍝(り ぐう)公は 被曝して真っ黒に焼けて相生橋の下にうずくまっていました。
泣きながら李鍝公探しまわっていたお付き武官 吉成中佐が見つける 焦げた李鍝(り ぐう)公と慟哭する中佐を陸軍が見つけて病院に運ばれたが翌日 死亡
中佐は病室の前の芝生に正座しこめかみを撃ち抜いた。
浅田次郎さんが20年くらい前に書かれた勇気凛々瑠璃の色 買うか借りるかして読んで頂きたいです。。
李鍝公が亡くなった事は ウイキペディアにも載っていますが、殉死の事は出て来なかったような・・・。
たった6ページですが 読んでいる間中 何もかも、どれもこれも、全部すべて 理不尽だと思いました。
写真は 区切るために入れました。 相生橋 古い写真は 原爆資料館の廊下に貼ってありました。