とっても暇でしたから 読書ばかりのお正月でした。 文庫本3冊 ご紹介します。
友人から借りた本 【あの家に暮らす四人の女】 三浦しをん著 中公文庫
私も4人姉妹ですが 4人姉妹と言えば 細雪 を思い出しますね。 この4人の女は姉妹ではありません。でも 土台?が細雪 のようです。
あらすじや その他の事は ほかの人に任せるとして 私の心に響いた件
人は 亡くなった後 なんとか 生きてる人に思いを伝えようとしている そしてモノを動かす力を持っている
だとしたら・・・私が偶然と思っていることは・・・偶然じゃなく 父母が モモが 友人が・・・何かの力を借りて 動かして知らせている
そう思ったら 物が落ちた 音がした そんなとき 何か忘れてないか注意しようと思ったことでした。花も咲かせてくれてる?
次にご紹介するのは 【夏を喪くす】(なくす) 原田マハ著 講談社文庫 これは初めて読んだ彼女の「楽園のカンヴァス」が良かったから 買ってみました。
短編4話 女性の反感を買うような不倫もあるけれど 著者に興味を持ちました。勉強して広告プロダクションに勤める、勉強してニューヨークのMOMA美術館に勤める、勉強して 美術館のキュレターとして独立 そんなキャリアの蓄積から 40歳過ぎて小説家になった・・・
だから 小説の背景の状況に ほ~ というような ことがびっしりありました。
最後にご紹介するのは 【ひぐらしの神】 東 朔水 著 ポプラ文庫 これはもう神社の事ですから はまるはまる! 書店で 立ち読みして・・・買いました。
日本中 どこを歩いても 八百万の神がいます 石橋探訪でも 食べ歩きでも 史跡ドライブでも とにかく偶然 神社に出会います。
私が神社好きだからではなく 誰でもだと思います。 特に 竜神(水神)や お稲荷さんがでますよ~
この本は 最初から最後まで 気になる文言がたくさんありました。
例を‥ 幸せの定義 幸せとはそれを認めること 簡単でした。 美味しいもの食べて幸せと思ったらそれは幸せ
面倒な計算が終わって仕事が一段落 あぁ幸せと思ったらそれが幸せなんだ・・・
神があるから祈るのではなく 人が祈るから神はあるのですよ というくだり そうなんだ・・・神はいるっていうことです。
この本を読むと 神社参りが、特に小さな 誰もいない神社を見つけたら 寄ってみたくなります。楽しくなりますよ。
神社の紹介の本ではありません。
ご紹介した3冊の本 どれも肩の凝らない 読みだしたら止められない 本です。
おまけ・・・ 友人から 蕗の薹を頂きました。
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