毎年11月23日 採燈護摩の大祭は行われます。 だから毎年 この時期の記事を書いています。 去年の記事です。。
今年はいつもと違うんですよ。 お行は 「峯入り」と言って 山から下りてくるところから始まります。 今年はそこまで行きました。見物人なんていません。
どこから来るのかわかりません。 長年通っていますが、こんな登り口があるとは知りませんでした。
上らずに少し歩いたら また・・・ 今度は観音様がありました。 ここで白い装束の若い行者さんたちが待っていました。
本堂から降りてきた行者さんと智鏡先生も合流し て般若心経をあげたあと 聖観世音菩薩のご真言をあげていました。
これから護摩壇上に向かいます。 まず一般信者の方が水をもって 露払いかな? そのあと行者さん 最後に 正装の住職 智鏡先生です。
ご住職をなぜ智鏡先生と呼んでいるか・・・祈祷寺(天台宗)で、先生と呼んでいる人は多いけど 私には平成7年に母を亡くした後 姉妹で 写仏 を習っていた先生なんです。
この行列は もう先の方でみんなが待ってるから 私は友人と 離れた道を通っています。 慙愧・懺悔ー ザンギ・ザンゲー 六根清浄 ロッコンショウジョウ と大声で唱えながら進んでいます。
そして採燈護摩の護摩壇につきました。
奉斧の儀 とか 奉剣の儀 とか 矢を放ったり いろんな儀式の後 檜葉に火が入ります。 そして智鏡先生は願い事を書いた護摩木を火の中に投げ入れます。
その間 ずーっと 行者さんたちは般若心経をあげ続けています。 右の紫色の法衣の方は毎年火の守りをしていて法衣には火の粉が飛んで穴が開きレースのようになっています。
白い法衣の若い行者さんが数人・・・(最初観音堂で待っていた) 中山不動尊から お不動さんが 矜羯羅童子(こんがらどうじ)と制多迦童子(せいたかどうじ) を連れてこられましたと智鏡先生のあいさつでわかりました。
護摩木が全部終わったら 火床師と言われる行者さんが 今度は火を鎮めます。
そして火渡りのお行です。 まずは火床師から・・ この時はまだとっても熱いそうです。
多くの行者さんの後は智鏡先生 一般の人たち 採燈護摩の行をご紹介しました。
あと1年 もう少し・・・ いつの間にか明日11月30日 このブログ ももちゃんへ 10年になります。 観てくださる皆様のおかげです。ありがとうございます。
拙い写真と文章ですが 今後ともお付き合いよろしくお願いいたします。