志賀直哉の本は中学の教科書で【清兵衛とひょうたん】がありました。でも なんといっても【 城の崎にて】がいいですね。 小さな動物の死を通して 生と死の物語です、
城崎に行った 2014年の記事
【城の崎にて】の一節「一の湯」の前から小川は往来の真中をゆるやかに流れ、丸山川へ・・
一の湯です。その通りに丸山川まで歩いたものです。12月初め 雪が残っていました。
志賀直哉が父親と不仲だと言っても 一体どんなもんか 【大津順吉】と【和解】を読みました。
緊急事態宣言下の頃 巣ごもりの為 アマゾンで買いました。【和解】新品で506円だったかな? ★★★★★
状況というのは ホントに細かい描写で すっかりわかり 少しずつ 氷が解けるように 溶けていく様子が分かります。
家族というのは 厄介なもので また愛おしいものです。ここにこじれた原因を書くのも大変ですが知りたいので 今度は 【大津順吉】を探しました。 これがすごく状態の悪いのしかなかったのです。そこんとこアマゾンは 悪いのは悪いと示してあります。
だから会社の同僚に メルカリで探してもらったのがこれです。 新品未開封?
父親との仲がこじれた原因の一つ 女中(原文通り)との恋 突然離されます。他にも初めて生まれた子供を何が何でも汽車に乗せて呼び寄せ それが原因で死亡
が その内容よりもこの本 上の方が繋がってます。
これは名著復刻版ですから きっとこの状態で売られたんですね。送料含め1,089円でした。
これを切り外して 理不尽な様子を読みました。(女中さんの立場に立って理不尽)
それに旧仮名遣いですが それでも内容が面白くて 寝ずに読みました。 ★★★★★
もう一つ 中学の教科書で読んだ (清兵衛とひょうたん)に再会したのです。。憶えていたのは 禿げ頭と比べるくだり でも落ちがあってとっても面白いのです。
それから夢の話で私と同じというのもありました。 短編どれも面白かったです。
10月19日の 14日月 きれいでした。 小望月・待宵月ともいうそうですよ。
私は 風景の続きの お月さまが好きで どうしても小さなお月さまになります。
いらっしゃいませ 今日はコメント欄を開けています。