【暁天の星】 葉室 麟 著 PHP文芸文庫
まずこのカバーの絵 鹿鳴館かな? 明治維新の話です。主人公、陸奥宗光を正直言ってよく知りません。
坂本龍馬の海援隊(前身は亀山社中)に加わるなど、終始坂本と行動をともにした。勝海舟と坂本の知遇を得た陸奥は、その才幹を発揮し、坂本をして「(刀を)二本差さなくても食っていけるのは、俺と陸奥だけだ」と言わしめるほどだったという。 (ウィキペディアより)
・陸奥は、事あるたびに いつも 坂本さんならどうするか ということを基準に考えていました。
・鹿鳴館の事をドラマで 目で見るのと違って 文字を追ってみるのは とても違って新鮮でした。
・日清戦争の件で 旅順での日本軍のした事は(殺戮 略奪) 悲しくなりました。
写真右のページ (未完)となっています。 麟さんは 執筆途中で亡くなられました。 こういう事だったのか と私にでもわかるように 最後まで読みたかったです。
短編の【乙女がゆく】 葉室麟 著
坂本龍馬 ここでは 竜馬 になっていました。その姉 の名前が乙女です。
薩長同盟の為 京の寺田屋にいた竜馬 寺田屋の お登勢 竜馬の姉、乙女 そして妻、お龍 3人の女性がそれぞれ興味深かったです。
そして この細谷正充さんの解説が・・・すばらしかったです。 未完でも何を伝えたかったか分かるような・・
最後に 葉室麟 夫人 葉室涼子さんの メッセージもありました。
【異なれ】 鳥海連志 著 ワニブックス
この本は 長崎の姪からの🎁 ただ感動したいという人にはこの本をお勧めしません そう書いてあります。
でも はじめに で感動しました。
足りないものを嘆かず、あるもので生きていく。東京パラ車いすバスケ銀メダリスト・鳥海連志が伝えたい、「人と異なる」ことの重要性。
東京2020パラリンピック車いすバスケットボールでMVPを獲得した日本代表のスピードスター・鳥海連志が、過去の自分、現在の自分と向き合い、ありのままをつづる。
『長崎県長崎市で僕は生まれた。世間でいう「障がい者」として。ただひとつ言っておくと、障がい者として生まれてきても幸せだ。」(「はじめに」より
小説ではないから どこを開いてもいいというお話。障がいによって 選手ごとに 持ち点 があるとは知らなかった。
著者は勿論ですが 母親と学校の先生の力は 本当に偉大です。 著者のサインです。
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