昨日のハンコつながりで思い出しました。
実は巡礼とかお遍路には納経帳というのがあってお参りしたしるしに
記帳(?)してくださいます。
だからそんな所だけ妙に几帳面な私は途中で止められません。
今日は4番札所から
10年前に遡りますよ。妹と西国三十三観音巡礼したときのことです。
第4番 槇尾山 施福寺
粉河寺から槇尾山口までタクシーで行き そこから徒歩1持間の難所。
登山口で同行二人と書いた杖を借りてぜーぜーハーハー言いながら(私)
ひたすら歩いてようやく目指す本堂に着く。ここはご本尊は秘仏です。
そこからはバスで
第5番 葛井寺 (大阪)
ご紹介したいのはここからなんです。 ご本尊の仏像に会えます。
槇尾山からバスで葛城山を越え乗り換えて河内長野まで行き そこから電車で
藤井寺まで。同じフジイデラ 駅は藤井寺 お寺は葛井寺と書きます。
ついたら土砂降りでした。その日に訪ねた時はご本尊は見ることが出来ません。
でもここは毎月18日は拝観できるとのこと 後日出直して拝観しました。
国宝の千手観音です。千本のお手で全部引き受けてくれそうな感じです。
千手観音といっても本当に千本の手を持つのは唐招提寺と葛井寺しかないようです。
第6番札所 壷坂寺 (奈良)
ここに行ったのは秋でした。山頂には巨大な観音様があります。
インド政府から贈られたと書いてあります。ラベンダーの花畑があります。
目のご不自由か方が香りで感じられる為でしょうね。
ここは壷坂霊験記で知られたお寺です。
先日 妹と はだしのゲン の話をしている時
「妻は夫を労りつ、夫は妻に慕いつつ‥‥」 と私が言うと
私より若い妹(あたりまえですが)妻と夫を言い換えました。
(私の間違いをいつも直す人です)
いや違うんだ 目の見えない夫を妻がいたわるんだと教えました。
壷坂寺行ったあのお話の浪曲だよと。。。
ご本尊は千手観音様で密教系のお顔立ちでした。美女です。
第7番 岡寺 (奈良)
飛鳥のほうですから 石舞台 感動しました。
あ でもお寺の話でした。
第一印象は神社?と言う感じでした。ここもご本尊の拝観ができます。
二臂如意輪観世音菩薩 塑像としては日本最大最古の仏像です。
ホワーッとしたお顔立ちでした。
第8番 長谷寺 (奈良)
ここは巡礼に関係なく 観光地として行かれた方もいらっしゃるでしょう
入江泰吉の写真集を見ると誰でも行きたくなります。
この登廊を1000年前に十二単の女性達が歩いていったのかと想像する。
二間おきにつるしてある球形の灯篭もすばらしい。。。
ご本尊は十一面観音様で金色の10mもある仏像です。
折悪しく(毎度)工事中で 外陣が高い床になっていて下に降りられなかった
ため像の上半身しか拝観できませんでした。
私は仏像が、中でも観音様が好きで 石橋の前はこれに凝ってました。
今回ご紹介の観音様 それぞれが魅惑の仏たちでした。
最後まで読んでくださった方 有難うございました。