賢治さんの弟 宮沢清六著 【兄のトランク】 ちくま文庫 をご紹介します。 今日8月27日は 賢治さんの誕生日(明治29年)なのです。 今年は没後90周年 37歳で亡くなってますから 生誕127年ということになります。
2017年 賢治の会 6名で 花巻旅行した時のこと 友人の1人が 産湯の井戸と お寺に行きたいということで・・・いきました。産湯の井戸
賢治さんの母親の実家 私は前年に行って この時は案内役です。
説明してくださいました。
生まれて5日目には 大地震が起きている・・・兄のトランク の 生涯編 にも書いてありました。
途中読みながら 何度も 賢治さんの文章か 清六さんの文章か 確認したことです。 9つ違いで 小さい時から 本を読んで貰ったり 賢治さんが中学になると 一緒に映画に行ったり 清六さんが中学になると 盛岡で一緒に下宿したりしているから 言い回しが似るのは当然かもしれませんね。
春と修羅 のくだりを読んで いつも思うけど 難しいんですね。 でも もう一度読もうと思いました。
盛岡で一緒に下宿していた辺り 今年春に 友人と訪ねました。その時の記事より
目の前が その下の橋です。
清水のところに 井戸があるとあったので探します。 この井戸です。 弟の清六さんと一緒に暮らしたんですね。
井戸の右と書いてあるけど 真ん中の建物かな 表札を見て回ったけど 玉井家 わからなかった。
なんかなんでもない風景を沢山 撮りました。この辺に確かに居たと なんか息吹のようなのを感じます。写真は割愛します。
因みに 【兄のトランク】 賢治さんが父親と激しく話し合った後、家出し 妹トシの病気を知って帰ったときに 持って帰ったトランク
中身は・・・・今残っている イーハトーヴォ童話集 花鳥童話や 民譚集、村童スケッチ、その他・・中略・・・不思議な作品(この本より)
あ~ また 止まってしまいますね。 もう一冊ご紹介します。 【死にゆく者の祈り】 中山七里著 新潮文庫
これは私 一気読みでした。 大学時代の登山仲間 命を助けたものと助けられた両者が 後に・・・死刑囚と 教誨師として再開する
ホントに 胸がドキドキ 最後知りたいけど飛ばすわけにはいかん 寝食忘れました。(笑)
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