高野山奥の院の後、大伽藍―総本山金剛峯寺本坊の見学です。屋根の上の樽は防火用。枠内新別殿はtea roomって書いてありました。
気になります・・・演台で法話があって・・・でも本当にお茶とお菓子が出ました。(接待所)
蟠龍庭 石庭としては我が国最大の広さで雲海の中の龍を表現しています。龍は四国特産の青い花崗岩で雲海は京都の白砂だそうです。
枠内の写真で右の方に廊下(?)が見えています。。ここに座ってゆっくり眺めたいけど通り過ぎるだけです。
厨房です。。とにかく大きいし空間が広い。 枠内の電気 油のお皿が2個あります。
多くの若いお坊さんの動く様子が想像されます。
このお釜 3個使って 1度に2石―2000人分のご飯が炊けるそうです。
事務屋の悪い癖です。 2石=20斗=200升=2000合 ひとり1合です。。
こちらは可愛いお釜 高野山で昼食・・・・これが全10回のツアー60回くらい食べた食事の最後です。
この後は自由時間です。4泊5日(フェリー2泊含む)の旅も、お別れが近くなり 言葉も少なくなりがちです。
私達は女子4楽坊で金堂の中を見学しました。何だか もうワクワクしません。
大塔の中も見学しました。四天王のうちの2体がありました。まだまだ伽藍は増えていくんですね。
僧侶はお酒を飲みません。でも般若湯は飲んでよろしい。お酒屋さんの看板は“般若湯”でした。
お坊さんは横断歩道を直角歩きかと思ったら斜め横断でした。集合場所に戻る途中の風景です。
集合場所の前の如意輪寺の石橋です。この10ヶ月間のツアー よく石橋を探したな―。
バスに乗ります。私達は徳島からフェリーで来ましたが もう徳島に帰る必要はないから神戸港に向かいます。。
車中でのお勤めは坂道を下りてから・・・休憩の道の駅まで・・・高野山を後にします。
そこの御接待は特別です。 多分お先達さんのお知り合いです。 柿の葉寿司がいーーーっぱい、梅そうめんまで頂きました。
お先達さんは11名一人ひとりに金色の納め札を下さいました。ピンときました。四国のお先達さんとはここでお別れです。
バスの中で最後のお勤めです。お先達さんは静かに、ひときわ真剣に読経されました。唱和しなくちゃいけないのに私は声になりませんでした。
私はお遍路の旅で、第1回目でもなく、結願でもなく、お礼参りでもなく この車中の最後の読経が胸に染みました。
この1度っきりのこのメンバーとの出会い みんな分かっているから≪一期一会≫の締めくくりの大切な時間でした。
バスは動きません。お先達さんが挨拶を淡々となさって降りられ、走り出すバスを見送っていました。
サッカーワールドカップ開催中のことでした。11人の皆さん 第一観光の吉田さん そしてお先達の高原さん ありがとうございました。
合掌