同級生5人で 唐津市の旧高取邸を訪ねました。 唐津城のすぐ近くですが、初めてです。 真ん中に白いモダンな洋間があります。
今まで訪ねた炭鉱王の建物は 筑豊の旧伊藤伝右衛門邸、築上郡築上町の旧蔵内邸 で、今回は唐津市で杵島炭鉱等の炭鉱主です。
左側が居室部分で こちらの玄関から入ります。 チケットは好きな絵柄を選んでくださいって・・・ 私は会計係でしたから5枚って言ったら 5枚とも違う絵。
私のは能の絵でしたが 館内で同じ絵を探すのも楽しいと教わりました。
居室部分です。 なんてことない・・・と思われるかもしれませんが 中は・・・写真撮れませんが住居用の玄関 広ーい台所 高ーい天井。
平成8年まで住まわれていたそうです。 だから例えばクーラーつけたりとか 生活しやすいような間仕切りとかしてあったのを 柱などそのまま使い、切り込んだところを寄木細工のように埋めてありました。
碍子も懐かしかったです。。 全部建てられた当時に復元されたそうです。 このつい最近の平成の技術も素晴らしいと思いました。
洋間です。(ポストカードです。) 応接間ですからちょっと一段高くなってました。 マントルピースに アールヌーボーのシャンデリア おしゃれです。
離れ 貯蔵庫です。 味噌、お漬物など貯蔵してあったのでしょう・・ その下が・・・・矢 印 から階段を降りたら な・な・なんと ワインセラー でした。
洋間の右側 こちらが明治の建物です。 このあと ほんと写真が無くて説明できないけど
廊下というのが畳を敷いたら部屋 照明はアールヌーボー 金魚鉢の形で下向けたらスズランの花 碍子は白薩摩・・・
その柔らかい線の影が壁に映るんですが それが絵の役目をして山の絵になっています。 そのために壁がネズミ漆喰 っていう灰色なんですよね~
詳しくは唐津市のホームページからご覧くださいね。 でもねー詳しく書いてないんですよ。
まず・・・・ 家の中に能舞台がありました。 あーーー私はどう説明しようかと途方にくれてます。
室内ですから普通の能舞台のように高床ってワケに行かないでしょ? 床下を掘ってあるそうです。。 パンパンって手を叩いたら響きました。
能楽師? 鼓とか・・・なんていうのか知らないけど その人たちの場所は・・・ 普段は畳が敷いてあって お能の時は襖を外すんですがその時に敷居も外す・・これがびっくりしました。
能舞台の部屋の欄間 動物がお能を見てるみたいに後姿 うさぎがいたし サギがいた もう1個なんだったかな~
お茶室 水屋ももちろんあります。。 お茶事用の待合も見えました。 これは仏間 一段高かったです。 お仏壇は作り付け 折上格天井
天井の4角の飾り私、名前を知らない・・・ ふすまの取っ手は七宝でした。
建物全体的に・・・窓 欄間 障子 照明 光と影が・・・ ガイドさんは 棟梁がすぐれていたと まとめて棟梁と言われたけど 私は設計が素晴らしいと思いました。
室内まわるときにお庭の石橋が見えました。 こっそり撮ろうか お願いしようかと思ったけど自重しました。 70歳ですから・・・
あとでお庭の外周を歩いたとき撮った大広間棟 (お庭にも入れません) 伊藤伝右衛門邸の白蓮さんの部屋に似てるなと思いました。
石橋のあるところ 外から見えない・・・ 生垣の隙間にカメラを入れて・・ 最大限にズームして・・・・
石垣は秀吉の名護屋城から持ってきたもの400年前のものだそうです、 タイサンボクが1輪咲いていました。。
案内してくださったガイドさん とってもお上手で私たちは約1時間説明を聞きました。 居合わせた方はみんな抜けていきました。
拙くて長い文章 読んでくださった方ありがとうございます。 国の重要文化財 旧高取邸(高取伊好・・・たかとりこれよし)をご紹介しました。