鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

短歌について

2006-06-22 23:08:07 | お知らせ

 その前に、お詫びと訂正です。 日本VSブラジルは明日23日の朝4時からでした。

 6月19日の朝日新聞朝刊。朝日歌壇にはさっと目を通すのですが、4人の選者のうち、二人、馬場あき子及び佐佐木幸綱の二人が選んでいた短歌。それは、

  「口元を引き締めながら遡上しゆく若鮎の群れ堰に輝く」                 (松山市・吉岡 健児)

 よく季節をあらわす写真のうち、鮎に稚魚が遡上して来るときは、堰堤をジャンプしている姿が多いですが、そのときを見て感じたことを見事に詠っています。

  「口元を引き締めながら」という表現がいいですね。これからの長い遡上を控え小さいながらも、どんな困難も乗り越えていくという固い決意が見事に表現されています。

  そのけなげにも可憐な稚鮎を暖かく見つめる吉岡さんのまなざしが優しく励ましているということが読み取れます。

  そういう鮎を釣らせていただくのですから、我々人間としては、感謝の気持ちを忘れてはいけないと思う今日この頃です。

コメント (2)
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