鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

12月17日は。

2006-12-11 23:02:41 | お知らせ

 今日「尺鮎トラスト通信No.11」が届きました。12月7日発行です。発行者は、「川辺川を守りたい女性たちの会」です。

 ちなみに、ホームページは、http://ww71.tiki.ne.jp/~ayutra/index.htmlです。

 A4版のチラシも入っていました。12月17日に相良村総合体育館にて集会があるとのことです。

 「川辺川の治水を早期に実現する実行委員会」主催の『”この川に、ダムは似合わん!”』というキャッチフレーズで『川辺川の治水を早期に実現しようーー矢上村長、熱く語るーー』という総決起集会ともいうべき集会のようです。 

 12月17日(日)午後1時からですので、お近くの方で、趣旨に興味をお持ちの方は是非ともご参加ください。(主催者になり代わって参加を呼びかけさせてもらいます。)

 

  「尺鮎トラスト通信」から、少しだけ紹介させていただきます。

 (発送猟師 小鶴隆一郎氏の「今年の鮎漁を振り返って」より。   小鶴氏は、下球磨芦北川猟師組合組合長です。)

 川辺川の長期に渡る濁水のため、鮎の遡上も悪く、放流も去年の6割しかできなかった(球磨川漁協)そうです。そして、なんと、6月から9月半ばまで鮎が捕れなかったとのこと。

 その原因としては、昨年の台風14号で山腹崩壊した土砂が、五家の荘の樅の木、朴の木砂防ダムに溜まり、それが砂防ダムの穴から少しずつ流れ出したために川辺川本流は長期間白く濁り、鮎が住める状態ではなかったからではないかといっています。 

 9月半ば頃から、川辺川の水量が少なくなり、清流が戻ってきて、落ち鮎の時期にもなり、川辺川にも鮎が戻ってきたそうで、10月は大きい鮎が捕れたが、尺鮎は極端に少なかったそうです。

 川漁師組合は、毎年県の栽培協会より、3万匹の稚魚を購入し、それを2月から相良村で中間育成して4月に放流しているそうですが、鮎の放流には、初めて知って驚いてもいるのですが、1匹30円もかかるというのです

 遠くから、集会の成功を祈っています。

 

(「ここまでわかった 鮎の本」のなかに、15トンの種苗を購入するのに6,000万円がかかるということから、逆算してみたら、1匹=30円は高くはないようです。6000千万円/15トン=4000円/1キロとなります。1匹の重さを7~8gとすると、1匹あたり@28円~@32円になります。)


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