鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

今日も真夏日!

2007-08-03 22:12:09 | お知らせ

 今日も最高気温が32度を越えました。明日は台風の影響もあり、小雨模様の天気で、最高気温も28度くらいとか。今日よりは過ごしやすくなりそうです。

 

 悲しい出来事がありました。広瀬川の下流、名取川との合流点近くで、8歳の小学生が溺死しました。

 友達と二人で川に遊びに来て、浅瀬でサンダルなどを投げ合って遊んでいたそうですが、深みにはまって流されてしまったようです。

 楽しいはずの夏休みが、とんでもない悲劇の夏休みとなってしまいました。両親の嘆き悲しみはいかばかりか、耐えられません。

 

 そして、これを契機に校外指導連盟なる団体がしゃしゃり出てこないか心配でもあります。

 というのも、広瀬川の河川敷には、この頃はようやくなくなりましたが、かって校外指導連盟の小さい立て札が立てられていたからです。

 「危険 近寄るな・・・校外指導連盟」「危険 川で遊ぶな・・・校外指導連盟」、こういう立て札は御免被りたいものです。

 

 この悲劇をマイナスの方に持っていくのではなくて、ネガティブな対応ではなく、悲劇をなくす方向でなおかつ、川に親しんでもらう方法がないものでしょうか。

 やはり親が子どもと河原で遊び、危険なこと、場所等を身をもって子どもに教えていくしかないと思うのですが、今の若い父親や母親も河原で遊んだという経験が少ないのではないかとも思います。

 

 となれば、親子もろともとりあえずは安全な場所で、いろいろな自然体験をしてもらうことが非常に大切になってくるのですが、残念ながら今の世の中は、売国奴安倍を筆頭に、何が何でも学力の向上が大切という方向に動いています。

 教育再生会議なる魑魅魍魎が蠢いて、世間の嘲笑を受けていますが、この会議の報告を受けて、判断能力がなくなっている安倍がどのような動きをするか油断は出来ません。

 

 授業時間の10%の増加や総合学習の削減、いわゆるゆとり教育への謂れのない攻撃があります。ゆとり教育だっていまだにきちんとした総括はされていません。”米百俵”の例え(これを言ったのは、小泉純一郎ではなかったですか)をいうまでもなく、教育は長い目で見ていく必要があります。

 

 大体が今の日本の教育論議は肝心の子どものことを置き去りにして、効率主義、経済第一主義、いわゆるグローバリズムに負けないようにしていく、言い換えれば財界主導の(それに保守反動勢力と右翼勢力)教育論議です。

 いかに自我を殺して、国家のために、市場主義を勝ち抜く財界のために滅私奉公する人を求め、大量生産していこうとしています。

 一方では企業に公私共に奉仕尽くす若い人々を、もう一方では喜んで国家のために身命を賭して、喜び勇んで外国に攻めていき血を流す若い人々を求め、生産しようとしているとしか思えません。

 

 そのために、国家は、政府自民党は格差社会を意識的に作り出し、努力すれば出世できるという幻想(ジャパニーズドリーム?)を振りまきながら、ほんの一部の大金持ちと圧倒的多数の物言わぬ国民・サイレントマジョリティ(企業奴隷と徴兵制による軍隊の増強)をつくろうとしています。

 何のことはない、日本をアメリカのようにしようということです。アメリカの要求に唯唯諾々と従って、つまり日本を売り渡しているわけです。

 

 これが安倍の言う戦後レジームからの脱却、美しい国づくりではないでしょうか。(何か話しが随分と飛躍したようです。)

 

 写真は、仲の瀬橋の上から取った広瀬川です。かなり水量が少なくなっているのが分かるかと思います。

 一回雨が降って、水量が増え、そしてまた元に戻ることが必要なようです。

コメント (1)
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