鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

(その2)最上川②

2007-08-07 22:43:27 | 最上川

 今日8月7日のブログは、(その1)が「寒河江川」で①と②。(その2)は「最上川」で①と②で構成しています。

 寒河江川の①からはじめてくださればありがたいです。

 

 写真は最上川長瀬地区の大アユです。死後硬直で少し小さくなったのではないかと思うのですが、釣ったときはもっと大きかった感じがします。

 でもこの体高の素晴らしさ。これがアユですね。丸々と太った、でも身は引きしまっています。寒河江川のハヤとは比較になりません。

 例によって左岸からオトリを送り出します。12時45分開始。普段は見えない石が頭を出している。下流にオトリを送り出して、扇型に流芯のほうに引いていきます。引き釣り(のつもり)です。水温は26度もありました。

 

 ぎりぎりまで引いてきたので、再度下流に送り出そうと竿を立てたとき、それが誘いとなったのでしょう、ガツンというあたりが出て、対岸の方に出て行こうとするのをこらえて、下がりながらようやく左岸の浅いほうに寄せて抜きました。水面ぎりぎりを飛んできました。びっくりです。こんなに大きいのかと。指が回らないくらいの胴体の太さです。何と立派なアユであることか!!12時55分です。

 

 ちょっとこれをオトリには使えない、もったいないので、別の養殖オトリに代えて釣り下る。13時15分、寝かせて引いている竿に明確なあたり、ググッと下流に引っ張られるのを耐えて、竿を立てて抜きに入りました。飛んできました。しかし、あろうことか、こんなことがあってもいいのか、何と無情な、あと2メートルというところで、ポッチャン、バラシです。大きさは20センチくらいか。ガッカリ。

 

 気を取り直して、釣り下る。13時45分、ようやく3回目のあたりがあり、これは慎重にやり取りして無事引き抜きました。1匹目より1センチくらい小さいか。でも大きいです。これも太っている。1時間で3匹(取り込みは2匹)。

 これはオトリとして使いましたが、余り泳がないためか、おとりとしては大きすぎたのか、追いはなし。

 再度養殖オトリにして、今度は川の中央に立ち込んで、左岸側を釣り下り、さらに右岸側を釣りあがったりもしましたが、かかったのはハヤのみでした。今日はハヤが多く掛る。

 

 昼に話した二人連れと話をすると、一人は下流の瀬で7匹釣ったといってタモにあけて見せてくれました。アユが5匹とハヤが2匹でした。アユは大きいのも居ましたが、私のほうが大きかった。でも、瀬にもアユは居ることが分かったので、これもダメもとで竿を出してみようと、すぐそう思ってしまう。

 それにしても、ここの瀬は強い、早い。立ち込むのが辛い。2匹目のオトリを取り出してハナカンを通し、急瀬に送り出すが、ノーマルでは浮き上がってしまうので、背バリを使って沈める。そして釣り下る。

 

 15時くらいか、一気にググーという強いあたりとともに、急瀬の中下流に引きつり込まれる。付いていって何とか左岸に引き寄せ、少しでも流れの緩いところで抜こうと下っていく。このときは絶対にこれはアユと思っていた、信じていた・・・・。

 何とか引き抜いた、飛んできた、いつもは情けないことにオトリをキャッチして、掛りアユはタモの外ということがよくあるので、何としても掛りアユはキャッチしてやるという気持ちはよかったのだが、そして掛り「アユ」はキャッチしたが、オトリアユはタモの外、しかもハナカン仕掛けが切れてしまって放流してしまいました。

 

 揚げ句、キャッチしたのはアユならぬハヤでした。ハヤ、ハヤ・・・。何をかいわんやです。ガッカリもいいところ。こんなんだったら掛るんじゃなかったとさえ思い、後悔し・・・。そして納竿

 

 3時間くらいでかなり増水していました。20センチ以上は増水したでしょうか。いつの間にか増水していましたが、怖いですね。これは上流域で雨が降ったのでしょう。雷鳴が遠くで聞こえるときには上流域での降雨を考えておかないと拙いですね。少なくともそういう意識は持たないと。

 

 長くなりました。読んでいただきありがとうございます。

コメント (1)
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(その2)最上川①

2007-08-07 22:02:18 | 最上川

 オトリ2匹も弱ってきたし、恥を忍んで再度購入しようかなとも思いましたが、まだ使えるうちは買うのは耐えられないと思いなおし、そのまま最上川へ。

 

 12時10分ころ着いたか。長瀬地区。いつものところ。しかし、そのあまりの水量の少なさにビックリ。こんなにも少ない最上川は初めてではないかとさえ思う。

 さらに雷雲が垂れ込め、ゴロゴロと鳴り出した。雨はポツポツのみ。

 川には誰も居ない。釣れないから誰も居ないのだろうと思いながら、とりあえず昼食とする。そのうち雷も遠ざかり、雨も上がった。

 

 そして釣り人もやってきた。地元のコロガシの人が二人。話を聞くと一昨日はもっと水量があり、夕方1時間で7匹も釣れたという。

 でも、今年はアユはいない、いつもより少ない、ハミ跡はないし、これから上流からどれだけ下ってくるかだ、という悲観的なことばが続く。

 

 折角来たのだから、ダメもとで竿を出してみようと思い直す。

 竿はダイワの「硬派”剛”95」。糸はホクエツの「極細」(これも何度も使用中)。写真の上流の第一組合と第二組合の境界付近から竿を出すべく、上流へ・・・。


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(その1)寒河江川②

2007-08-07 21:46:36 | 寒河江川

 見てください。こんなに素晴らしい瀬が続いているのです。これで釣れないというほうがおかしいと思いませんか?

 

 車を止めて、用意しているところに近くの人がやってきていろいろ話しかけてきました。

 ここは、ここも釣れないとおとり店から言われてきたと言ったら、そんなことはない、まだここはあまり竿が入っていないから釣れるはずだ、事実ここの下流の橋のところでは24センチが出たしという。

 ここで竿を出すのは地元の人か、県外の人が多いとも。

 

 竿はシマノの「珪石90-95」ソリッド穂先。糸はダイワのメタコンポ0.05号(何度も使用中)。

 10時から11時30分まで、この瀬を上下しましたが・・・。ハミ跡は見えず。

 

 10時25分:瀬脇でゴツンというあたりあり。よし!きた!居るじゃないか!慎重に下がりながら浅瀬に導いて抜きました。キャッチしました。ガッカリしました。ハヤでした。しかも太ったポタポタしたプヨプヨしたオトリよりも大きいハヤ。

 

 気を取り直して、オトリを取替え再度挑戦。11時:瀬の流芯で強いあたり。よしこんどこそ間違いない、アユだと信じて、これまた慎重に浅瀬に誘導して引き抜く。なんと!何と!ナント!NANTO!nanto!またしても同じようなハヤでした。何でこんなに太っているのかとハヤに文句を言いたい!憎い! ポヨポヨという表現が一番近いかも。

 

 11時30分には撤退しました。最上川に向かいます。


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(その1)寒河江川①

2007-08-07 21:29:03 | 寒河江川

 写真は、寒河江川の上流西川町の西川中学校裏の寒河江川です。

 ご覧のように、ここは友釣り専用区となっています。

 

 なぜここに来たか?寒河江川は伝統的に?上流域の方が鮎が大きく、そこで釣った大きな鮎を持って、今年初の最上川で竿を出してみようと思ったわけです。

 

 オトリは例によって、慈恩寺大橋近くの大沼モータースにて購入。2匹で1000円。おとり店の主人に聞くと、今年の寒河江川は天然鮎が遡上してこなかったという。7月末に成魚の追加放流しましたが、これはダイワの東日本大会のためのようです。

 釣れると大きいが、なかなか釣れない。これは上流域も同じとのこと。

 最上川はどうかと聞くと、こちらもパッとしないという。

 

 つまり、最上川第二漁協管内は何処も釣れないということになる。でも、それでも、年券を買ってしまいました。日釣り券が1500円、年券が6000円。釣れないとは言っても、4回は通うだろうから、そしてそのうち後半にでも何かしらいいことがあるかもしれないと勝手に思って、買った次第です。お笑いください。


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