今日8月7日のブログは、(その1)が「寒河江川」で①と②。(その2)は「最上川」で①と②で構成しています。
寒河江川の①からはじめてくださればありがたいです。
写真は最上川長瀬地区の大アユです。死後硬直で少し小さくなったのではないかと思うのですが、釣ったときはもっと大きかった感じがします。
でもこの体高の素晴らしさ。これがアユですね。丸々と太った、でも身は引きしまっています。寒河江川のハヤとは比較になりません。
例によって左岸からオトリを送り出します。12時45分開始。普段は見えない石が頭を出している。下流にオトリを送り出して、扇型に流芯のほうに引いていきます。引き釣り(のつもり)です。水温は26度もありました。
ぎりぎりまで引いてきたので、再度下流に送り出そうと竿を立てたとき、それが誘いとなったのでしょう、ガツンというあたりが出て、対岸の方に出て行こうとするのをこらえて、下がりながらようやく左岸の浅いほうに寄せて抜きました。水面ぎりぎりを飛んできました。びっくりです。こんなに大きいのかと。指が回らないくらいの胴体の太さです。何と立派なアユであることか!!12時55分です。
ちょっとこれをオトリには使えない、もったいないので、別の養殖オトリに代えて釣り下る。13時15分、寝かせて引いている竿に明確なあたり、ググッと下流に引っ張られるのを耐えて、竿を立てて抜きに入りました。飛んできました。しかし、あろうことか、こんなことがあってもいいのか、何と無情な、あと2メートルというところで、ポッチャン、バラシです。大きさは20センチくらいか。ガッカリ。
気を取り直して、釣り下る。13時45分、ようやく3回目のあたりがあり、これは慎重にやり取りして無事引き抜きました。1匹目より1センチくらい小さいか。でも大きいです。これも太っている。1時間で3匹(取り込みは2匹)。
これはオトリとして使いましたが、余り泳がないためか、おとりとしては大きすぎたのか、追いはなし。
再度養殖オトリにして、今度は川の中央に立ち込んで、左岸側を釣り下り、さらに右岸側を釣りあがったりもしましたが、かかったのはハヤのみでした。今日はハヤが多く掛る。
昼に話した二人連れと話をすると、一人は下流の瀬で7匹釣ったといってタモにあけて見せてくれました。アユが5匹とハヤが2匹でした。アユは大きいのも居ましたが、私のほうが大きかった。でも、瀬にもアユは居ることが分かったので、これもダメもとで竿を出してみようと、すぐそう思ってしまう。
それにしても、ここの瀬は強い、早い。立ち込むのが辛い。2匹目のオトリを取り出してハナカンを通し、急瀬に送り出すが、ノーマルでは浮き上がってしまうので、背バリを使って沈める。そして釣り下る。
15時くらいか、一気にググーという強いあたりとともに、急瀬の中下流に引きつり込まれる。付いていって何とか左岸に引き寄せ、少しでも流れの緩いところで抜こうと下っていく。このときは絶対にこれはアユと思っていた、信じていた・・・・。
何とか引き抜いた、飛んできた、いつもは情けないことにオトリをキャッチして、掛りアユはタモの外ということがよくあるので、何としても掛りアユはキャッチしてやるという気持ちはよかったのだが、そして掛り「アユ」はキャッチしたが、オトリアユはタモの外、しかもハナカン仕掛けが切れてしまって放流してしまいました。
揚げ句、キャッチしたのはアユならぬハヤでした。ハヤ、ハヤ・・・。何をかいわんやです。ガッカリもいいところ。こんなんだったら掛るんじゃなかったとさえ思い、後悔し・・・。そして納竿
3時間くらいでかなり増水していました。20センチ以上は増水したでしょうか。いつの間にか増水していましたが、怖いですね。これは上流域で雨が降ったのでしょう。雷鳴が遠くで聞こえるときには上流域での降雨を考えておかないと拙いですね。少なくともそういう意識は持たないと。
長くなりました。読んでいただきありがとうございます。