鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

鮎に遊ばれて

2008-06-22 22:20:34 | 広瀬川

 曇り、ときどき小雨。天気予報では最高気温が21度とか。

 冴えない天気。 これではスリムウエダーは履いて体を冷えから守らなければ。

 きのう用意した鮎釣り道具一式のほか、熱いコーヒーと奥さんに握ってもらったおにぎり等を持って車で澱橋たもとへ。すぐに釣りができるようにしていきました。

 

 9時集合だったのですが、8時30分には行きました。既に車は5,6台駐車し、釣りの格好をした人も。

 

 広瀬・名取川漁協の組合長や鮎担当の理事、宮城県内水面試験場の場長他職員2名、鮎釣りに関係している人、TBCのカメラクルー、そして鮎釣り師が9時には集合。

 

 I理事の今日の説明、内水面の職員による説明のあと、15人くらい集まった釣り師を3グループに分ける。

 今日竿を出してみるところは、下流域から「霊屋下」「追廻」「仲の瀬橋」「赤門自動車学校」「澱橋」「牛越橋」とのこと。1グループは2箇所で竿を出し、時間は1箇所1時間(去年は30分だったとか?)とのこと。

 私は旧Z5のSさんとHさん、あとはIさんと4人で、牛越橋と澱橋でためし釣りをすることにしました。動くのが面倒なことと、地元で竿を出しておきたかったためです。

 

 

 牛越橋から釣ってみることになりました。橋下では学生たちがバーベキューをやっていました。好きですねえ~。

 上記の腕章は釣りに当たって腕に巻くようにと渡された、職員手書きの腕章です。

 

 オトリは一人2匹ずつ。 15センチくらいの手ごろなオトリ。

 初めて一緒になったIさんは橋の上流へ、SさんとHさんはすぐ下の下流の瀬へ。自分はこの際だからと、ぐっと下って(150メートルくらいか)去年の解禁日に20余匹釣れた岩盤底から瀬になるところへ向かう。

 誰もいない、ガラガケの人も、友釣りの人も、当たり前。まだ解禁前なのだから。それが嬉しい。去年はここに7,8人もいた。

 この広いところに自分ひとり、これは釣りまくらないと恥となる、もったいないことになると、はやる気持ちを抑えて、手を冷たくしてオトリアユを掴む。

 仕掛けはノーマル。水量が少ないから、大丈夫だろうと思って。

 水中糸はホクエツの複合メタル「エースの超極細」。竿はシマノの「珪石90-95チューブラ穂先」

 時間は9時50分から10時50分までの1時間。

 

 ハナカンはすんなり入ってくれました。一安心。流芯に送り出します。さあ、来い! いつ来ても大丈夫なように心構えをして竿を構えたのですが・・・・

 どうしたのでしょうか???絶対一発でかかってもおかしくないところにおとりは入っているのに掛からない。 おかしい、オカシイ、可笑しい?!

 それからは流芯から右岸側へ、ジグザグに釣り下ったのですが、当たりすらないのです。

 川底は真っ黒、いい型のハミ跡もあります。でも鮎の姿は見えない。釣れません。こんなことがあっていいのでしょうか??解禁直前の広瀬川、きのうまでは暑いくらいのいい天気が続きました。いくら今日は冴えない天気とはいえ、この自然の仕打ちは余りではないで省か(また出ました、省かお化け)。

 あれだけワクワクドキドキしながら、今日の日を迎えたというのに。 釣れません。KO負けです。鮎の勝ち!一体どこに逃げたのか。鮎とのかくれんぼに完敗です。

 

 

 橋下に集まって釣果の集計。放流か天然かの判別。

 4人のうち釣果ゼロは二人。上流(ここは解禁日から投網がOKのところです)の人は5匹かけて3匹取り込みとのこと。もう一人は2匹の釣果。3匹のうち1匹は20センチオーバーです。とても大きく見えます。最初フロロの0.15号を使っていたというのですが、切られてしまったとか。

 5匹のうち天然物と見られたのは、オトリと同じサイズの1匹のみでした。

 牛越橋にも鮎は放流したはずなのですが、この貧果。 一体どう考えればいいのでしょうか??

 すっかり落ち込んでしまいました。1時間一人で入れ掛りを楽しむはずが、1匹も釣れないのですから・・・。解禁まで10日もないというのに・・・。

 

 意気消沈したまま、澱橋に戻りました。

 第2回戦は、申し訳ないですが、明日にさせていただきます。(あまり長くなると、途中でUPされなくなる危険性がありますので) 悪しからずご了解願います。

 写真だけはUPしておきます。

 

 

 

 

 


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