鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

パパー、大好き

2008-06-28 23:04:59 | 思いつくまま

 今日の朝日新聞の「男のひといき」

 これをさっきまで「男のひととき」とばかり思っていました。

 思い込みは恐ろしいものです。

 

 岐阜県の主婦ならぬ主夫(35歳)のひとの投稿です。

 読んでいて昔々のことを思い出してしまいました。

 

 投稿の内容は、6歳の息子を保育所に迎えにいくと、「パパー、大好き」といって、満面の笑みで両手を大きく広げて走ってくる。 主夫も両手を広げて、息子をぎゅっと抱きしめる。

 

 そのあまりの可愛らしさに、「時間がこのまま止まってほしいと思うことがある。」「成長を願う気持ちと、手の掛かる幼児期のままでいてほしい気持ちが交錯する。」と書いています。

 

 分かります、分かります。そういう素晴らしい幸せの一時を過ごせればこそ、その後の親子の難しい関係も乗り越えることができるわけです。

 

 私のときも、時間の関係で息子の保育所の送り迎えは専ら私でした。

 朝は慣れるまで、毎日泣かれ、それでも保母さん(と、尊敬と感謝を込めていわせてもらいます)は毎朝きちんと抱っこして親を見送るのです。いってらっしゃいといいながら、出勤する親の姿を子どもに見せるのでした。

 

 お迎えのときは、大体子どもたちはホールに集められて、集団で遊んだり、保母さんと遊んだり、紙芝居を見せられていたりしていました。

 ホールの入り口に立つと、子どもは目敏く親の姿を見つけます。そうすると、息子は立ち上がって、「先生さようなら、みなさんさようなら」とあいさつをして、入り口に立つ私に向かって走ってくるのでした。

 

 その後の様子は、投稿と似たようなもので、「パパー、大好き」という言葉はありませんが、一直線に私に向かって走ってくるので、その息子を膝をついて受け入れ、抱きしめ、背中をパタパタ叩きながら、「ただいま~」といい、手をつないで部屋に入って、個人の荷物を持って、自転車に乗せて帰宅するというものでした。

 

 そんなことを改めて、新聞の投書が思い出させてくれました。

 

 ”子どもは3歳までに一生分の親孝行をする”

 

 ”こども嫌うな来た道じゃ、年寄り嫌うな行く道じゃ、過ぎて悔やむな人生は”

 

 私のモットーです。

コメント (1)
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