鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

小国川釣行

2008-08-04 22:13:38 | 小国川

 昨日は暑かったです。久し振りに夏らしい夏を感じました。

 やはり夏はカラット暑くなくては。

 仙台の最高気温は32度。もちろん今夏最高の気温。でも山形市は35.9度、新庄は34.5度もありました。

 

 そんな中釣り友二人で山形は小国川に行って来ました。

 

 8時半に仙台を出発し、10時過ぎに小国川到着。増水したはずなのに大して増えた感じはない。何か元に戻った感じ。川の至る所で親子の水遊びの姿が見られます。子どもたちが川に入って歓声をあげています。このような環境がいつまでも続けばいいのですが。

 今日は大会はないだろうと思っていたら、サンラインカップがありました。寒河江川はダイワ鮎マスターズの東日本大会。

 我々が川に入ろうとした頃、大会の予選が終了したようです。

 

 S名人宅でオトリ等を購入。またしてもサービスしていただきました。申し分けないです。でも感謝です。下流の方がいいということなので、とりあえず前半はR13号線から鉄橋までのエリアに入ろうと決めました。そうです、ダイワの大会で入ったところです。個人的に何とかリベンジしたいと思ったわけです。

 

 しかし、とんでもないことが待っていました。こんなことがあっていいのでしょうか???全く初めてのことです。こんな経験はもう沢山です。まさか、まさかの出来事!!

 駐車して着替え、いざベルトをと思ったが、ない!ベルトが見当たりません。そうなのです、ベルトを忘れてきたのです。二人ともズボンにベルトはないし、ましてや予備のベルトを持ってくるはずがない。ショック!!大ショックです。 釣りをする資格がありません。 打ちひしがれてしまいました。なんで、大事なベルトを忘れるか!!ベルトには、ボトルキーパー、オモリポーチ、ハリ等のゴミや危険物入れがついています。それを物の見事に忘れてきました。

 

 代用品がないか探しました。釣り友がいいました、「オトリ缶の肩掛けベルトはどうか」と。オトリ缶は私と釣り友と二つ持ってきていました。助かりました。オトリ缶からベルトをはずして、体に巻きつけます。二周り半の長さです。でもこれでタモや引き船は取り付けられます。この暑さでは、ボトルだけが困りましたが、今日のベストはがまかつの製品(大会の賞品)で、ポケットが大きく何とか、嵩張りましたが、収納できました。いやはや・・・。

 

 私はR13号線の上流のチャラでの泳がせに挑戦しましたが、全体にまだアユがついていないようだし、跳ねもない。早めにここを諦めました。

 釣り下って、この辺では一番水量も水勢もある瀬が空いていたので、そこに入りました。瀬の開きの方で何とか掛かりましたが、ダイワの大会のときよりも小さいものでした。3匹目は丁度オトリ頃?の大きさ。

 この瀬を釣り友に譲って、もっと下流へ移動。鉄橋前の早瀬へ。ここは絶対に入れ掛りする場所と思うのですが、パッとしません。その周辺を探りまわってようやく2匹追加。

 

 結局、11時から午後1時までの2時間でたったの5匹でした。釣り友は7匹。巷では小国川では50匹前後は誰でも釣れるというようなことが言われていて、かなりのプレッシャーとなっていないこともなかったのですが、現実は、いくら大会の後とはいえ、たったの5匹、10分の1です。

 

 これも釣りをする資格がなかったという証拠でしょうか。全てはベルトを忘れたことに起因するとついつい考えてしまいます。

 

 

 もっともっと下流へ行くことにしました。移動してから昼食にする。小松橋の前後は釣り人が沢山いましたので、更に下流の富永橋へ。ここも結構人がいる。それならと、土手を走って更に下流へ向う。最上川との合流点に近くなります。そこには写真のような瀬や浅いトロがあります。

 実際にはもっと下流にも人はいました。

 堤防に座って昼食をとりながら、この瀬に入っていた3人の釣りを見ていました。二人が1匹ずつ掛けました。確かにアユはいるし、掛かりそうだということを確認してから二人で入川しました。

 

 私のタックルです。

 竿は、久し振りにがまかつの「ファインスペシャル」95引抜早瀬。軽くて泳がせには向いているかも。

 糸は、ナイロンの0.2号。3回目の使用となりました。多分皆さんはナイロン糸使用の場合、1回限りにしているのではないですか。太さによりますか。0.2号未満のナイロンは何度も使えないですか。こうなれば切れるまで使ってやろうと思ったわけです。結論は結構丈夫な物です。次も使って見るつもりです。

 

 

 今気がつきました。同じ写真をアップしてしまいました。昨日からどうもおかしい。この瀬の上は浅いトロになっています。実に広大なとろです。この瀬も、広くて変化があって面白い瀬ですが。

 

 私はそのトロに入りました。水中糸は例の0.2号のナイロン糸。ハナカン周りもそのまま。2時15分、釣り開始です。

 水深は30センチあるかないかですか。ハミ跡が一杯あるかというとそうではありません。跳ねもあまりありません。跳ねは右岸へチ際が多い感じ。私が入った川の中央部は、黒い石もあまりないし、釣れないかなあと思いながら上流側に泳がせました。

 

 しかし、第一投?から掛かるではありませんか。17,18センチの手頃なアユです。たちまちいい気分になり、心もウキウキ、こうなると全てがいい方向に回転します。友釣り自体が回転の釣りですし。

 でも、掛かるのですが、バレも多いのです。キャッチ手前でポトリのほか、目印が一気に水中に持っていかれるのですが、竿を立てると掛かりアユは見えません。逆バリがはずれているのみ。こういう悲劇が6回はあったでしょうか。

 思うに目印等の動きが激しいほどバレているように感じます。ということはそれだけ一杯オバセを取っているので、作用に対する反作用がないからでしょうか、野アユの体当たりだけが頼りで、よほど上手くいい角度で体当たりして、ハリ掛りしてくれないと取り込めないということでしょうか。

 あれ?掛かったかなという場合の方がしっかりと掛かっていました。いつ掛かったか分からないうちに掛かる方がしっかりと掛かっているようです。竿に伝わらなくとも、動きが急に激しくなり、縦横無尽に泳ぎだしたりすると掛かっています。竿の感度が悪いとも言えるのでしょうが。

 ハリは7.5号の3本イカリが中心です。ちょっと大きかったかな、アユの大きさに比較して。

 下竿のままアユが掛かり下流に持っていかれたり、送り出し途中で掛かってしまったり、これも浅いトロ場での楽しい釣りの一つです。

 

 結局トロ場では、2時15分から3時45分の1時間30分で、16匹のキープでした。全部取れていれば軽く20は越えていましたが。ここには誰も竿を出してはいなかったのかもしれません。

 当りが遠のいて来た感じでしたので、がら空きとなった広い瀬に入りました。瀬頭でたちまち3匹掛かり、幅広く探りつつ釣り下っていきます。引き釣りです。いい当りが手元に伝わってきます。瀬での当たりは堪えられません。瀬の中心よりは瀬脇、それも左岸よりにオトリを入れると掛かります。

 結局瀬では、3時45分から4時30分の45分で11匹の釣果でした。一度もバラシはありません。

 

 午後の釣果は27匹、午前とあわせて32匹の釣果となりました。時間的にいえばまあまあかなと思います。

 

 

 さすが”松原あゆ”といわれるだけあって、きれいなアユです。また、スマートでもあります。数が多すぎて太れないのかもしれませんが。

 

 

 15匹分を貰い、帰宅してからさばきました。背開きにしました。背開きにして、醤油とみりんに漬け一夜干にしようかなと思いました。

 一夜干しは軽く焼いて食べるととっても美味しいものです。骨まで食べられるし。ご飯によく合います。

 

 しかし、我妻は干す前に焼いてしまいました。夜は背開きのみりん付けのアユを焼いたのを食べた次第です。結構上手かったですが。残りはみりんをつけたまま冷凍処理しておきました。

 

 同じ写真が2枚アップしたので消去したいのですが、変なことをするとまた全部が消えてしまいかねないので、止めときます。

 昨日後一歩というところでブログが消えてしまった(写真を消そうとしたら、全て消えてしまった)のも、本来ベルトを忘れるような釣り人に対する懲らしめかもしれません。

 

 長くなりました。冗長な文章を読んでくださりありがとうございます。謝謝

 

 

コメント (3)
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