昨日も暑かったです。仙台の最高気温が31.9度で、一昨日とほとんど同じです。
先週の月曜日は気力体力ともに衰えていた?ので、夕方の鮎釣りはしませんでしたが、今日は暑さが川に向かわせました。
ある集まりの後、オトリを購入して帰宅。着替えて準備して、今日はきちんとベルトもして、組合員証も携帯して川へ。 家でオトリ缶から引き船にオトリを入れて行けるというのは本当にありがたいものです。
もう河原の草は50センチ以上に伸びています。何という成長の早さ!!家の真南の瀬に向かいます。
タックルは;
竿は、ダイワのVS銀影競技T中硬硬95SG
水中糸は、ホクエツ複合メタル「尺鮎0.2号」 下のつけ糸は0.4号、上は0.5号のナイロンです。
ハリは、がまかつの「凌牙」7.5号4本イカリがメイン
なぜ太い仕掛けにしたか、オトリを購入したときの情報によります。澱橋の下流、市民会館より上流域で、23センチクラスが30匹掛かったとか。多分かなりの間誰も竿を出していなかったのではないかと思います。
でも、そこに大物がいるということは、澱橋の上流にもいるはず(数は少なくても)です。その心積もりで竿を出したのが結果的にはよかったのかも。
瀬に入れて5分くらいで、当りがありましたがハリ掛りはせずに、逆バリがはずれたのみ。最初からこれでは芳しくないなと幾分弱気になって釣り下ります。 2時間で美術館下の岩盤の溝まで釣り下るつもりですから。
瀬の開きの深いところで、軽い当りがあり引き抜いたところ17センチくらいか。がっかり。何だ今時こんな小さいのもいるのかと。これが小国川でしたら、決して小さくはありませんが。
最初は左岸から竿を出していましたが、今度は右岸からにしようとオトリアユをそのまま引きずって右岸側に渡る途中、何と掛かってしまいました。竿が下流に持っていかれます。 思いがけずこういうときに掛かるというのは嬉しいものです。何かとっても得をしたように感じませんか。
これが大きくて23センチクラスのアユ。 いた!居た!いるじゃないか!大アユが!
オトリが変わったのでこれからは入れ掛りと思ったけど、掛からず。さらに釣り下ります。岩盤の溝が一杯ある釣り辛く、歩き辛いところで、ここぞと思う溝に一つ一つオトリを入れていきます。探り釣りです。
そこそこ掛かりますが、一箇所では1匹のみです。型は皆大きいです。嬉しくなります。釣り人は全く誰もいません。釣り人は一体何をしているのでしょうか、なんて思ったりして、一人ほくそえむのでした。
しかし、圧巻は今日の釣りの最終場所と決めていた美術館下のガンガン瀬、岩盤の大きく深い溝での釣りでした。 ここではせいぜい1から2匹釣れればいいだろうと思っていたのですが、入れ掛りだったのです。といっても、6匹くらいですが。長さにして15メートルくらいのところですか、やはり全く同じところでは2匹目は掛かりません。少しずつずらしてオトリを沈めていきます。すると、来るのです!強い当りが。ガガンッと糸を引っ張ります、目印が水中に引き込まれます。
それからです、大変なのは。流れが強いこともありますが、アユの力も強いのです。暴れます。抵抗します。時に上流に上がって行きます。
大抵は下流に走られたのを必死に止め、豪快に引き抜きます。辛うじて、水面スレスレを飛んできます。下流の瀬に入られたらまた何メートルもついて下らなければなりません。
そのために、ハリは開いてしまいます。極端にいうと毎回ハリを取り替えるという状態でした。「凌牙」は線径が細いのではないか、それとも大物には向かないハリのようです。太軸のハリが必要です。
また、ハリは大丈夫だったとしても、逆バリのハリが折れてしまいます。その場合はハナカン周りを全て交換です。
そういう事故がなければもっともっと入れ掛りになっていたのではないかと思うのですが、それは後の祭り。
何にしても、オトリを交換して少し下流に入れるだけで、ガツ~ンと当りが来るというのは楽しいものです。堪りません。アユ釣り冥利に尽きます。
バレは前半に2回あっただけで、後半は全て引き抜けました。
たった2時間でこんなにも大きいアユが10匹以上も釣れるなんて、夢を見ているようでした。自然に感謝です。
上の写真は20センチ未満のアユを除いて撮ったものです。
そのうち24センチクラスのアユが3匹いましたので、それを撮ったのが下の写真です。
下の2匹は丸々太っていますが、一番上のアユはほっそりしています。
何にしても、満足のいく、納得のできる夕方2時間の釣りでした。
広瀬川でアユ釣りをしようと思っている皆さん、仕掛けは丈夫にしないと、折角大物が掛かっても取り込めませんので、くれぐれもご注意を!!老婆心ながら。
ハリは8号クラスの太軸のハリが必要です。
この特大の3匹は、義理の父親にもって行きました。 残りは職場の好きな人に貰ってもらいました。寂しいけれど、何しろ家ではあまり歓迎されざるアユですから。