午後5時半前後のNHKテレビで、衆議院予算委員会の質疑の様子を見ることができました。
質問者は民主党の逢坂誠二議員。 逢坂議員といえば元北海道ニセコ町長でした。
その前はニセコ町の職員だった人ですよね。 それだけに地方自治体の実務、実態をよく知っています。
国の省庁と市町村とのやり取り、とくに補助金の申請から交付にいたるもろもろの事務手続にも通暁しています。
そういうことを背景にしての質問でした。
庶民感覚と市町村の職員の感覚、両方を理解しているといってもいいような人の質問に対して、麻生のボンボンは何と答えたか。
およそ答えになっていない。 はぐらかしに次ぐはぐらかしの連続で、あとは一般論で逃げるという姿勢に終始しました。
本当に定額給付金が生活支援や消費の底上げに必要なものと強く認識しているのであれば、逃げることなく、熱くその必要性を語ることが出来たはずです。
逆襲さえ不可能ではないと思うのですが、ボンクラは質問を聞いているときもニヤニヤとにやけているし、頷いているような素振りを見せたり、余裕の姿勢を見せつけようと虚勢を張っているようにしか見えませんでした。
何とも情けないとしかいいようのないアホバカマヌケの態度に、ただただ呆れ、空しさに襲われる十数分でした。
こんな輩が日本国の総理大臣なのですから、穴があったら入りたくさえなってしまいます。 どうでもいいようなことですが、漢字すらまともに読めないということがやはり大きな要因になっているのかもしれません。 なんか、今もってとっても恥ずかしいのです。
まあそれはそれとして、定額給付金のい支給について「通販生活」2009年春号がおもしろいことを書いていました。
一人12,000円の給付金の別の使い道を提案しています。
ホームレスや外国人をも含めた全住民に対して、1)新型インフルエンザ防護服セットの支給(1人分約5,000円とのこと)と、2)2週間分の備蓄食料の配布(1人分約7,000円とか)に回せとのこと。
それこそが、国民の命を守るべき国の仕事であるというのです。
こういう提案はいままでどこも言っていなかったのではないでしょうか?なかなか面白いではありませんか。