昨日投票が行われた山形県知事選挙は、現職が敗れ、新人が当選しました。
現職の斉藤知事は結局は4年で知事の座を明け渡すことになったわけですが、後任となる吉村新知事は果たしてどのような県政運営を行うのか、目を離せません。
女性の視点からいろいろ見直すことのなるのでしょうが、果たして最上小国川ダムは今後どのような動きを見せるのか、大いに興味があるところです。
月山と最上川に代表される山形県の自然環境をどうするのか、山の緑を守るだけではなく、山があればそこを水源とする流れ、川があり、山の緑と川は一体といってもいいもので、いつまでも清らかな流れを守り続けて行って欲しいものです、その覚悟をもって県政運営にあたってもらいたいものです。
最上川本流を守り、今後も次世代に引き継いでいくこと、そのためには最上川に流れ込む沢山の支流の川を、清流として、流量も含めて維持しながら後世に残していくことが必要です。
そして何といっても、魚が住める、川の上流から下流域まで自由に行き来できる川、そういう川であってこそ「本当の川」というものです。
魚のいない川、魚に優しくない川は川ではありません。そういう川は人間にとってもいい川であるはずがありません。
川の主人公は、魚です!!!
また、話しは脱線していきましたが、そういうわけで今後の吉村新知事の一挙手一投足に、隣県の一市民として注目して行きたいと思っています。
ところで、投票結果ですが、吉村(新人):320,324票、斉藤(現職):309,612票で、その差は10,712票となっています。投票率は65.5%
市部では、全体の75%前後を占めているのですが、3,032票差で吉村候補の勝ちとなっており、郡部で現職は大きく負けたということになりますか、保守王国といわれている山形で。
最上郡ではどうなっているのか。
最上郡は4町3村で構成されていますが、小国川が流れる上流部の最上町と舟形町の選挙結果は下記のとおりです。
【最上町】
吉村:3,247票
斉藤:3,375票 で、現職が128票上回っています。
【舟形町】
吉村:2,267票
斉藤:1,732票 で、新人が535票上回りました。
「最上郡全体」では、17,333票対12,825票で、新人の方が4,508票も上回っています。
今後の県政、また最上小国川ダムの行く末に注目です。