鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

全身マッサージ

2010-04-03 22:05:50 | お知らせ

 台北旅行もいよいよ最終章です。最終章はお待たせしました(待ってない?)台湾名物”全身マッサージ”です。 韓国ではアカスリ、台湾では全身マッサージが有名ですが、去年のソウルではアカスリには行かなかったのに、今回は是非とも行きたいという妻の希望で仕方がないので行くことにしました。ガイドさんの話しでは、どこの店でもいいというのではなく、やはりセクハラ(まがいのこと)が起こり、問題となっているので、ガイドさんが紹介するところに行くようにとのこと。どこがいいのかは分からないので、仰せのとおりにすることにしました。

 店の名前は「豪門世家理容名店」です。車でホテルと店とを送迎してくれるとのこと。帰国する前日の夜に行くことにしました。その日は九份から北投温泉、淡水と、一日中見物したので疲れました。全身マッサージを受けて疲れた身体を揉み解し、さっぱりしてから帰国するというのもいいのではないかと思った次第です。「梅子」という中華料理店で焼きそばやスープ麺(ラーメンが食べたかった)を食べて、ホテルで休憩してから迎えの車に乗ったのは午後8時ですか。ベンツのツーボックスカーでしたか、豪華な?車でした。途中別のホテルにも寄り、日本人の女性二人を乗せ、4人で店へ。

 この二人の話しを聞くともなく聞いていたのですが、二人は女性経営者のようでしょっちゅう台北に来ているようで、話しの端々から我々とは違う世界の人のように感じた次第です。

 さて、「豪門世家理容名店」ですが、随分と大きな店で、待っている人もいました。店の人に案内されるまま少し薄暗いところを通ってマッサージの部屋に通されました。4人部屋というか、ベットが4つ並んでいました。我々は奥の方に通されて、服を脱ぐように言われました。それもパンツだけになってくださいというのです。私だけではなく、妻もです。

 どこか個室に入って服を脱ぐのかなと思いきや、なんと何とナントその場で脱げと言うのです。我々は夫婦だからいいでしょうと言うことで、一応は手前のベットとの境に店員がカーテンみたいなもので目隠しをする中で、我々はパンツ1丁になったわけです。そのために部屋は薄暗かったというわけではないでしょうが、薄暗かったから助かりました。妻もブラジャーを外されて(自分で外したのですが)、おっぱい丸出し、ショーツだけの姿。いくら夫婦とはいえ、店員の前で夫婦揃ってパンツ1丁だけというのはいささかショックでした。妻の困惑した顔が今でも思い出されます。

 ということがありまして、本番の全身マッサージが始まったわけです。マッサージの種類は、足裏マッサージと全身マッサージの二つです。タオルで身体を包まれ、ベットに仰向けになります。その後うつ伏せにもなりましたが。ここからは共同作業というか、足裏マッサージは男性が、全身マッサージは女性が行いました。

 時間は足裏が30分、全身は120分(2時間)の予定です。足や手、腕にオイルを塗られて前後左右からマッサージ。同時進行です。足裏ははじめて(全身もはじめてですが)でしたが、気持ちはよかった。腕のマッサージもいい気持ちでした。仰向けの状態でのマッサージはまあよかった。

 うつ伏せになってからのマッサージが個人的には気持ちがいいどころか逆に辛い苦しいものになりました。今年になってから両肩、とくに左肩が四十肩(さばを読みすぎですか?)なのか、重苦しい状態で、あまり気乗りのしなかった全身マッサージをしてみる気になったのも、もしかして四十肩がよくなるかなと思ったこともありました。でも、現実は甘くはなかった。甘いどころかとっても厳しいものでした。

 足裏マッサージの方は30分くらいで済みましたが、それからは女性による全身マッサージのみ。肩から肩甲骨まわりのマッサージ、首周り、そうそうマッサージの前に熱いタオルをあてて暖めますが、これはまあ気持ちはよかった。問題なのは暖めた後のマッサージです。「痛かったら言ってください」とは何度も言われましたが、痛いから止めてくれとはとても言われなかった。

 日本男児の矜持がそれを許さなかった。なにくそ!!日本人だ、負けて堪るか!挫けて堪るか!天が神が与えたもうた七難八苦、難行苦行と思え、耐えろ、我慢しろ、負けるのではない、泣き言を言うなと自分に言い聞かせて首筋と肩、肩甲骨周りのマッサージに耐えました。日本人の根性を無言のうちにみせてやりました。アホらしい、バカらしい、痛ければ痛いといえばいいのにとお思いかもしれませんが、口が裂けても言えなかった。痛かったら言ってくださいと言われれば言われるほど、ますます言えなくなっていったのです。愚かな私を笑ってください。

 背中には馬乗りになってこれでもかこれでもかとばかりに敵は攻めてきます。もういい、どうにでもしてくれという居直ったというよりは投げやりな気持ちでマッサージの痛みに耐えました。今思い出しても痛くなりそうです。

 以上は背中から肩、首筋のこと。全身マッサージは上半身ばかりではなく、下半身も、膝から上の部分も含まれるのです。そうです、ここからは下ネタ?話しです。体の状態はうつぶせ状態です。

 こちらの方は痛みとは無縁となります。タオルは巻かれてはいるものの、下はパンツ一枚。膝を曲げたり伸ばしたりしながら、オイルを塗ってマッサージしてくれます。徐々に徐々に上のほうにやってきます。

 うん?これでいいのかな?どこまで上がってくるのか、どかでストップするのか?だんだん不安になってきました。このまま手が伸びてきたら絶対に股にまで来る、足の付け根にまで来る、それでいいのか、これでいいのか、許されることなのか心配になりました。

 太ももをマッサージしてきます。痛くはないです。逆に何とも言われない感じ、くすぐったい感じから性感帯に響くような感じさえ湧き上がってきます。これは困った、どのようにして我慢すべきか悩みました。悶えてしまったらどうしよう?ここは風俗店ではないはず、どこかではストップするはず、そうは思いつつも、敵(女性マッサージ士)はうまいもので、じわじわと忍び寄ってきます、まるで弄ぶかのように。そして、そして、そうなのです、感じました、確かに触りました、触られました、ほんの少し、ほんの一瞬ですが。そこで終わりました・・・・。

 足裏マッサージは30分、全身マッサージは120分の長丁場、長かった、痛かった、苦しかった、そして恥ずかしかった、困惑してしまった、悩ましかった・・・・。

 因みに足裏マッサージは30分で700元、全身マッサージは120分で2000元でした。送迎つきです。仙台でも足裏は30分で3000円前後、全身は60分で6000円以上のようで、1元が3円として計算しても台湾の方が安いです。 ま、これも経験、ということでお恥ずかしい限り?ですが、約2ヶ月経ってはじめて公開したことになります。

 以上台北旅行の集大成?でした。ながながとお付き合いくださいましてありがとうございます。

コメント (2)
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