鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

第九

2010-04-11 21:53:02 | お知らせ

 人間、年をとれば必ず死んでいく。この世に死なない人はいない。どんな人にも平等に死(そのもの)は訪れる。(そのことを思えば、貧富の差なんて関係ない、そう思いたいとは個人的な考え)

 井上ひさし(呼び捨てで失礼します)が亡くなった。9日のこと。75歳。肺がん。タバコが好きだったなあ。もっともっと平和活動をして欲しかったのに。加藤周一もなくなり、寂しい限りです。

 沢山の小説や戯曲を書いていますが、長編小説で面白かったのは「吉里吉里人」かなあ。その中のこんな部分を今でも覚えています。「しぇんだい、しぇんだい、おりるひとがしんでからおのりください。」という仙台駅の駅員のアナウンスの部分です。昔懐かしい”仙台弁”がとっても効果的に、面白く書かれています。

 漢字にすれば『仙台、仙台、降りる人が済んでからお乗り下さい。』です。

 何とも惜しい人を亡くしました。まだまだ早い死です。日本という国が彷徨っているときだからこそ、もっともっと長生きして欲しかったです。

 そういう意味からすると、野坂昭如(こちらも敬称略)にもまだまだ長生きして欲しい、いろいろ発言して欲しいと思っています。何か心配です。

               

 実は7日に申し込みました。「仙台フィルと第九をうたう合唱団」に参加申込をいたしました。歌は好きですし、カラオケも好きなのですが、如何せん声が続かない、喉がかれてしまうのです。自分でも分かっています、声の出し方が良くないのだと。腹から声を出していないからです。

 そういうこともあって、常日頃から発声法を勉強してみたいとは思っていたのですが、練習(訓練)するにも平日の日中のため無理でした。そこで今回合唱団を募集するに当たり応募してみて、一から発声法を勉強することにならないかと内心期待しているわけです。

 募集要項によると、経験者と初心者に分かれ、経験者は練習日に15回以上出席できる人、初心者の男は25回以上出席できることが条件となっています。同じ初心者でも女性は22回以上でいいのですが、これはどういうことでしょうか? 全パートで130人です。

 これからアユ釣りを迎え、忙しくなるのですが、練習は日曜日の午後6時半からというので、これなら参加できるのではないかと思ったわけです。5月16日が第1回の練習日です。それから2ヶ月以上練習して、7月25日のオーディションを受け、そこで合否が決まることになっています。その間必死に練習しなければならないようです。その内容ですが、各パート2名ずつで、当日指定された箇所を歌うのだそうです。楽譜を読めるようになっていなければなりません。

  

 でもそうして合格すれば、12月23日・天皇誕生日に仙台フィルハーモニー管弦楽団とあのベートーベンの交響曲第九番を歌うことができるのです。審査まで13回の練習があります。張り切ってやらないと。

 団費という月謝が月3,500円で、楽譜代が500円ということです。

コメント (2)
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