朝からいい天気。 これは川に入らないとと思わせる陽気でしたが、午前中はプリンターのインクを買わなければならなかったし、きのうが午前中竿を出したので、きょうは午後からの入川でいいかなと思いました。
(松淵付近の様子)
それにきのうがあまりに不甲斐なかった(しょうがないと諦められる状況でしたが)ので、神頼みというか仏頼み、ご先祖様頼みということで、買い物のついでにお墓参りをして来ようとも思ったわけです。 というのも、この前の青葉カワセミ会の総決起集会のとき、去年会員の一人があまりに釣れなかったので、原因を究明したらその答えが”信仰心の欠如”ということで、職場の近くの神社にお参りしたところ釣果が上向いたというようなことを言っていたのを思い出したからでもあります。
墓参りのほかに、きのうのシャツが赤だったので、きょうは紅白の片割れ白のシャツにしました。
そうそう肝心のオトリですが、持つべきはやはり友ですね、友釣りですから、というのではなくて、きのう朝からガラガケで釣っていた釣り友が7匹掛けたから友釣りのオトリに使ってと快く提供してくれたのです。 彼は追廻で釣っていました。 ということできのう3匹の生きのいい野鮎をもらってきたわけです。
そのオトリと残っていた養殖のオトリで合計4匹の鮎を川に活けて置きました。生簀は手作りのネット製のものです。小さくて丸い方の生簀です。全面ネットですので、当然水通しはいいですし、4匹では十分すぎる大きさ(広さ)です。 でも元気な様子を見るまでは心配でした。その前に盗まれていないか不安でした。 ともに払拭されて大いに安堵したわけです。
オトリは4匹とも至って元気でした。 魚籠に入れていた去年は全滅か、2,3匹は死んでいたものですが、信じられないくらい生きがよかったのです。
前書きが長くなってしまいましたが、ということできょうも午後から竿を出しました。 気懸かりは午後から風が強くなってきたことです。 雨ならいいのですが、強風は御免被りたいです。
最初はきのう後半に竿を出した、「新兵淵」から竿を出してみました。
絶対鮎はいると思ったのですが、全く反応はありません。 そうそうきょうは0.25号のフロロ糸にしてみました。 水温は22度、きのうは19.5度くらいでした。 ここで20分くらい竿を出しましたが、見極めが感じですので、竿を畳んで上流に向かいました。
目指すは牛越橋の下流の瀬。 歩くこと20分、十分に散歩代わりになります。発電所からの放水路の出口に二人のガラガケの人がいました。左右に分かれてのガラガケ。しかも二人ともスニーカーやサンダル。 川に入る支度ではありません。 ガラガケだからこそできる支度です。 写真の右側の人が1匹掛けるのは見ました。
左にカーブして流れ込む瀬、ここで1回は竿を出してみたかったところです。 しかし惚れ惚れするような瀬では掛かりません。全くの見かけ倒しです。 30メートルほど下った、浅くなっている瀬、ここでようやく当たりがありました。 待望の当たりです!!!
その当たりは、とても元気な鮎という感じはなく、”コツン”という申し訳ないような感じの当たりでした。 でも当たりは当たりです。 確かに鮎が追って掛かった感じです。
時間は、午後2時47分です。
さあ、ご覧ください! 今年初めての広瀬川の””鮎””です。執念の1匹です。 でも小さいのです。 細かいのです。 可愛いのです。 いじらしいのです。
オトリ鮎とのツーショット。 いかにチビ鮎かお分かりでしょう。 でもダイワの大会では十分に員数に入る大きさです。 13センチくらいですか。
よくご覧ください!確かな背掛かりです。 ちゃんとオトリ鮎を追っかけて掛かってくれたのです。 チビ鮎でも感謝です。 こんな小さい鮎に写真が4枚とは大げさとお思いかもしれませんが、それだけ嬉しかったということです。
あっ、もちろんリリースしました。腹掛かりではだめかもしれませんが、背掛かりだったので、放流しました。
ここ牛越橋下流にはウミネコが3匹も低空で舞っていて、隙あらば魚を取ってやろうと狙っています。下手すると浮いてきたオトリ鮎も持って行かれ兼ねません。 もしかして、引き抜きの途中で、空中を2匹が飛んでいるときに、ウミネコに攫(さら)われてしまうかもしれません。 ご注意ください!!
さらに下りました、川底を見ながら。 確かに所々にはハミ跡があります。ですが、全体として何というか川底の石がどんよりしているのです。 食んでいないからということなのでしょう。 アユの食餌行動が活発になれば、全面的に黒々としてくるのでしょうが、それはいつのことか??
さらに下って右岸側に注目です。 下の写真の中央にあるのは生簀のようです。この付近釣り人が設置しているのでしょう。
その下流の右岸側の瀬です。 そうです、ここでも鮎が掛かったのです。今度は前よりも大きな当たりで、掛かり鮎は下流に逃げようとします。 風の状況を注意しながら引き抜きました。 ”ゴツン”という感じかな。
ボケた写真となっていますが、大きさは17センチくらいでしょうか。 やはり背掛かりです。 時に3時55分でした。
これで何とか2匹ゲット。 でも続かず。 下ります。 きのう一番に竿を出した瀬頭から瀬を攻めてみましたが、水中の鮎はノーコメントです。 4時30分で納竿しました。
これでリベンジした? しない?