いやあ参りました。
まずは今朝方のいつもの分流の流れを見てください。驚き?ます。
この分流の流れ、水量、前に戻ったかのようです。きのうまでの増水はどこに行ったんでしょうか。
嬉しくなりました。よしっ!これなら竿を出せる! きょうが私の広瀬川の解禁日だ!!!と喜びました。
分流と本流の合流点付近。分流の流れがすっかり以前に戻っています。
澱橋上流の瀬の流れ、水量ともに今夏最高かなと思いました。(3日は見てないので分かりませんが)これはもうきょうこれから竿を出さない手はない!!!と固く心に誓った私でした。きょうこそ出番、きょうこそ広瀬川の鮎釣りの解禁日、嬉しくなりましたね。
水温は18.5度、ちょっと低いのが気になりますが、川底の石を見ると全体として黒々としているし、はっきりとしたハミ跡もたくさんありました。浅いところの小さい石にもありました。
帰宅して井筒屋へオトリ鮎を買いに行きました。@600円×2匹=1200円。店の人が言うには、ダムの放流を止めたからとか。オトリ缶の重さがこたえます。こんなにも重かったのか!?
きょうの記念すべき鮎竿は、あまり使っていないシモツケのブラックバージョンにしました。これなら広瀬川の鮎がいくら大きくても十分抜くことができます。今年の鮎はさほど大きくはないと思っていましたが、他の河川よりは大きい鮎が掛かるのが広瀬川です。(自慢していい??)
もう過去に何度もご覧になっていることでしょうが、こういう場所です。
いまにもアユが掛りそうなのです。掛かってもおかしくない流れ、いや掛からなければならない流れとさえ言ってもいいと思うのですが、現実は厳しく、さっぱり掛りません。竿をひったくっていく鮎がいません。どこでも掛かっていいはずと思うのですが、水中の鮎には通じないようです。
鮎としてはまだまだオトリ鮎を追うのは早い!!もっと気温が、水温が上がらないと喧嘩してやらない!とでも言わんかのようで、ニンゲンとアユとの意識の差は大きいですね。 10時5分から竿を出して30分経ってもまったく当たりなし、掛かりそうにも思えなくなりました。喪失感虚脱感満開
30分経っても掛らず。ここを往復しましたが、そしたらあろうことか”根掛かり”です。今年最初の根掛かり。鮎が掛るよりも早い根がかり。
水温が低いので、ウエットタイツはやめてスリムウエダーにしました。これはかなり体にぴったりしていて、転んでもすぐに水が入ったり、足下に空気が行ってしまうということもないだろうとは思うのですが、周りには誰も居なくて、釣り人も散歩の人も、観戦する人も居ないので、無理はしないと言いきかせていました。だから根掛かり外しには入っていきませんでした。
うまく外れてくれと祈りながら川底の石か岩と綱引きです。でも天は我を助太刀せず、水中糸の下の方で切れてしまいました。そうそう水中糸はナイロンの0.3号です。
そこで傷心を抱きつつ少し上流のもっと深い瀬に入ってみることにしました。去年の後半釣り友が27センチくらいの大鮎を苦闘の末釣り上げた付近です。
あきらめムードでオトリ鮎を泳がせます。5分か10分くらい経った頃、あったのです、待望の当たりが!!!!!ガツーンとかいう強い当たりではなく、ググツという当たり。掛かったあ~、おでこを免れた~、嬉しかったです。
慎重にためて左岸側へ誘導して抜きました。でも今年初めての引き抜きはタモに入ったのはオトリ鮎のみ、掛かり鮎はタモの外、でも無事回収できました。オトリ鮎を握る時も、ハナカンを通す時もやはり緊張しますよね。
これが今夏最初の鮎!
大きい方が掛り鮎です。でも何かおかしくないですか???黄色くないのです。全くやる気のない?鮎だったのです。追星くっきりとは程遠い掛かり鮎。でもぜいたくは言えません。
追って掛かってくれただけでも感謝しないといけません。何ごとも感謝の気持ちが大切です。でもですねえ、その後が全く続かないのです。野鮎に代えて泳がせているのに、全く掛かりません。
それで黄色くはなくても一応は掛かり鮎ですので、最初の場所をあらためて攻めてみることにしました。またすこし下りました。前の場所です。
何か外気も少し暑くなってきたような、また空も少し明るくなってきたような感じで、これならもしかしていいかも・・・・なんて甘い期待をして鮎を送りこんだのですが、追いは全くありません。ここの鮎はどこまでも私に逆らい続けるようです。
その”極み”がありました、またしても根掛かりです。一体どうしたというのでしょうか????広瀬川は、広瀬川の鮎はそんなに私が憎いのでしょうか!?今回の綱引きも私の負けでした。とんだ解禁日となってしまいました。 こういうこともあろう、と諦めましょうか。去年の解禁日は釣果ゼロでした。今年は失ったとはいえ、一応1匹は取り込みました。ほんの少しだけましかな、去年よりは。
実質1時間40分くらいの実釣時間でした。オトリ鮎2匹、掛けた鮎1匹、根がかりで失った鮎2匹という惨憺たる結果でした。 もう一気に疲れが襲ってきました。これが一杯釣れれば嬉しくなって疲れもぶっ飛ぶのですが・・・・。
気温、水温の上昇、これに尽きますね、好釣果を期待するためには。 お粗末でした。 ここまで読んでくれて感謝です。 お疲れ様でした。