午前中はまあまあの天気だったのですが、午後になって曇りがちとなり、3時前後から予報どおり雨がぱらつきはじめました。 このまま雨が降り続き気温が下って来ればみぞれから雪となるのかもしれませんが、そうはならないでほしいものです。
(午前10時過ぎ)
今朝の題名のない音楽会、見ましたか、聴きましたか。 いやあ凄かったですね、日本を代表するヴァイオリニスト、ビオラ奏者(ビオリストというのでしょうか?)、チェリスト4人による弦楽4重奏の30分でした。 お互いにアイコンタクトをとりながら演奏しているのです。指揮者がいないのだからそうせざるを得ないのでしょうが、それにしてもよく調和しているものです。当たり前のことなのでしょうが、始まりと終わりがものの見事にぴったりとしています。
これを見ていて思い出しました、「オケ老人」の映画を。前半のあまりの演奏の酷さを、滅茶苦茶なのですから。 ヴァイオリニストの高校の女性教師がオケに加わってから、そして指揮を引き受けてからオケは変わってきます。大根でのフルート演奏は見ものでした。
とっても愉快な心を明るくしてくれる映画だったのですが、ひとつだけ苦言?を呈すれば、アップになった時の弦楽器・管楽器の”指の動き”ですか。俳優陣はもちろん自分のパートの楽器については猛特訓したのでしょうが、どうしても見劣りしてしまいました。
撮影の仕方もあるのかもしれませんが、楽器演奏でのアップは難しいですよね。でもとってもいい映画であることには変わりはありません。まだ見ていない65歳以上のみなさまは是非ともご覧になっていただきたいと製作者になり代わってお願い申し上げます。
(広瀬川は枯れていますが、「オケ老人」の皆さんはまだまだ現役です。)
今大相撲九州場所が行われていますが、きょうが千秋楽ですか。優勝は鶴竜となりましたが、豪栄道や稀勢の里の活躍もあり、午後5時20分頃からNHKで大相撲を見るようにしています。見ていけばそれなりに面白いものです。加齢に伴う現象かもしれませんが。
ただ不満があるのは立会いですね。もう何年も前からきちんと両手をついてから立つようにと指導されているはずですが、どうみてもちゃんと土俵に手をつかないままで、片方だけついてうまくごまかしたり?しているように見えるのはちょっと残念ですね。
真面目にきちんと両手をついている力士の方が何かその分損をしているように感じるからです。きのうか、行司が取りなおしをさせましたが、立派な行司です。
それと制限時間一杯となり軍配がかえっているのに、一方が蹲踞の態勢でいるのに立ったままでいる力士がいたり、お互いに立会いの呼吸を一回で合わせようとしていないように見える時があるのはよろしくないですね。 我がままになってきた、自己主張が強くなってきたということかもしれませんが。
むかしむかし制限時間の前にお互いに立ったことがありました。それくらい互いに協力して対戦を盛り上げていってほしいものです。真剣勝負のはずですから。
あっそうそう、ここ何年も相撲の技”うっちゃり”を見たことがありません。もうこの技は危険だからということで使用禁止になったのでしょうか。 またしてもむかしむかしの話しですが、昔は若乃花(初代)や琴ヶ浜、とくに琴ヶ浜はうっちゃりが得意だったのではないでしょうか。違っていたらごめんなさい。
どんなに押し込まれても土俵の俵に足が着けば、そこで粘りに粘り、左か右に豪快にうっちゃって投げ飛ばすという技があったはずです。 土俵下で見ている人には危険極まりないともいえますが、そこは観客の方も心得ていたのではなかったでしょうか。
(親子かな?)
いまラジオから沢田研二のうたが流れています。これもむかしむかしの歌です。「コバルトの季節の中で」でした。沢田研二は大好きな歌手ですから、昔は何回も仙台公演のときは見に、聴きに行ったものですが、何年か続けて日程がうまくいかなかったことがあり、そのままになって現在にいたっています。ザ・タイガースの時代から好きでしたから、自分では筋金入りのファンだと思っています。何しろ同年代の歌手ですからね。原爆を自作する高校教師の役の映画もよかったなあ、刑事は菅原文太だったかな。
音楽の話しが主流となってきましたので、ついでにこれも。きょうは日曜日ですので夜の6時半から仙台フィルと第九をうたう合唱団の練習があるのかなと思って要領を開いてみたらきょうはないようです。 その代り25日金曜日にありました。
本番は12月18日(日)午後3時からとなっています。 ラジオでは時々演奏会があるということをお知らせしていますので、まだ満席とはなっていないようです。場所は県民会館=東京エレクトロンホール宮城です。 12月は4日、11日と練習日があり、15日はマエストロ稽古、16日はオケ合わせとなっています。 私はもうすでに指定席を購入していますので、いまから楽しみです。