おとといから西日本地域も寒波に見舞われ、あまり降らない雪も降ったり積もったりしているようです。あるテレビでは学校に積もった雪で遊んでいる元気な子どもたちの姿を放映していました。
その昔、私が学生だった頃かなあ、九州地域を国鉄(懐かしい言葉)の周遊券で一蹴ならぬ一周したことがあります。今から55年くらい前のことです。古いですねえ~。
古いと言えば、フジテレビでは労働組合に加入する人が急増しているとか言っていましたが、唐突ですが、国鉄と言えば、「国労」と「動労」という二つのとっても大きなかつとっても力の強い組合がありました。とくに動労は””鬼の動労””と言われていたかなあ。何しろ国鉄の車両を実際に動かす立場の人たちの組合ですから力があります。
まあ、当然経営者層は国労も動労も毛嫌いしていました。そこに登場してきたのが、漁夫の利をうまく得ることによってあれよあれよという間の大出世、何しろ総理大臣にまでなりあがった中曽根康弘です。
中曽根の目的は、企みは、狙いは国鉄の””民営化””で、民営化することによって、国鉄を分割し、勢力をそぐことが狙いだったわけで、日本全国を隈なく走っていた””日本国有鉄道””が分割されたうえで民営化され、JR何たら感たらという会社がいっぱいできました。当然組合活動も弱くなり下火となってしまったわけです。
個人的には国鉄を民営化した中曽根康弘と郵便局を民営化した小泉純一郎、この二人が日本列島をおかしくしてしまった張本人と思っています。働く側から見れば許すことができない国民の敵であり、このことは忘れるべきではないと思っています。総評についてもいろいろ言いたいことがありますが止めときます。
ずいぶんと脱線してしまいました。今こそ働く人々は労働組合を作って、または加入して自分たちの生活を守り、富の一極集中を許さず還元するように活動すべき時ではないかと思うのですが・・・。今どき労働組合なんていい出して笑われそうですが、いまこそ必要ではないかと切に思っています。
話は西日本各地の雪の話しでしたが、大きく脱線してしまいました。私が学生だった頃(そういうときもあったのです)、九州を周遊券を使って国鉄で一周したこと、旅行の時期が年末年始でしたので、九州各地でも雪が降っていました。鹿児島では何となんとナント大雪で、西郷隆盛が自決した山では結構大きな雪達磨が作られていて、みちのく育ちの私がびっくりしたこと、こういうこともあるんだと思ったこと等々を書こうとした次第です。
27日月曜日にラジオに出ていた森永さんの容態が心配になっていましたが、やはりその不安が的中してしまい、きのう亡くなったということです。67歳。まだまだ若いのに。まだまだ発言し続けてほしいのに、いい人ほど先に亡くなってしまいます。何か悔しいですねえ。
(心よりご冥福をお祈り申し上げます)
27日の朝のTBSラジオの「おはよう一直線」、パーソナリティの生島ヒロシと森永卓郎さんの電話による時事に関する話がありましたが、まさか二人が番組から消えてしまうことになるとは・・・・。
生島は重大なコンプラ違反があったとかで番組を降板し、芸能活動も休止するとか、森永さんはとうとう病に倒れてしまいましたが、癌の発覚後の闘病しながらの最期の文筆活動やテレビ等での活躍、まさに死を覚悟した人でなければできない獅子奮迅(という形容がいいのか?)の活動には頭が下がります。
人間、死を覚悟したときの底力というか最後の力の振り絞りは壮絶としか言いようのないものでした。残り少ない生を生きる見本となるような生き方でした。どこまで見習えるものやら・・・。
あんなに仲の良かった森永さんと生島、生島ヒロシ本人は今どう思っているのでしょうか。
それにしても変な天気です。午前9時の気温は5.7℃でしたが正午には3.0度に下がっています。きのうの正午は9.3℃でした。雪は降らない方がいいなあ。あした診察だし。