鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

8月15日

2008-08-15 22:41:41 | 思いつくまま

 今日8月15日は、63回目の終戦の日、敗戦記念日。

 

 13日の朝日新聞です。見出しは、「国体護持へ『戦うべき』」 「東条元首相 終戦直前メモ」 というもの。

 太平洋戦争開戦時の首相だった東条英機が、昭和20年(1945年)8月10日から14日にかけて書き残した直筆メモが国立公文書館から公開されたそうです。

 

 中心は、ポツダム宣言が求める「日本国軍隊の完全武装解除」への懸念で、武装解除に応じてしまえば国体護持は「空名に過ぎ」なくなると主張し、「敵」が国体護持をを否定すれば「一億一人となるを敢然戦うべき」と上奏したとのこと。

 

 最後の14日のメモは、「道徳上の責任は死を以て御詫び」「敵の法廷に立つ如きことは、日本人として採らざる」と自決を示唆しているそうです。

 

 この期に及んでもこんな戯言としかいいようのないことをいっているのにはホトホト呆れてしまいます。 国民のことなんかどうでもいい、全ては国体が護持されるかどうか、されなければ一人になっても戦って死ね、ということ。

 

 そして一応は自決を試みるも、完璧な自決の方法も知らずに、心臓をピストルで狙うという形での自決、本当に死ぬ気があったのかどうか、甚だ怪しいものです。茶番劇の自決まがいの自決で助かり、結局は絞首刑。

 二重三重の恥の上塗りです。「生きて虜囚の辱めを受けず」という戦陣訓により、死ななくてもよかった兵隊が何十万人死んだことか。

 開戦時の政治家として、軍人として最高の地位にいた人間がこの有様。

 

 そういうA級戦犯を祀っている靖国神社に参拝する恥知らずの首相経験者たち。

 

 第一、270万人といわれる戦没者の半分以上の人たちの遺骨は帰ってきていません。東南アジアの地に埋もれたままです。失礼な言い方ですが、いわばほったらかしです。

 さらにいうならば、犠牲者のうちの大半は戦死ではありません。十分な武器を持って対等に戦って死んだのであれば、いわば軍人として、兵隊として本望といってもいいのかもしれません。

 戦没者の7割近くは、実は餓死や病死というではありませんか。逃避行のうちに飢え、病気になり、望郷の念にかられつつ死んでいったわけです。餓死するのならと、人肉食までさせられたというではありませんか。畜生道にまで落ちていったわけです。誰が責められるでしょうか。

 

 本当にたくさんの尊い犠牲者のお陰で現在の日本の平和があると思うのであれば、そのことを祈るために靖国神社に詣でるというのであれば、お金はいくらかけてもそれら野ざらしになったままだった遺骨、今は現地の土に埋もれているのでしょうが、その遺骨を探し、日本に持ち帰るべきとは思わないのでしょうか。最後の一人になるまで遺骨は持ち帰るという気持ちにはならないのでしょうか。

 

 そういう肝心なことを抜かして、軽々しく英霊だなんていうべきではありません。祖国のために死んでいったと本当に思うのなら、また本当に顕彰したいと思うのであれば、なぜ遺骨収集を再開しようとしないのでしょうか。

 

 それこそが本当に戦没した兵士を弔うことであり、平和のありがたさ、尊さを身をもって感じることにならないでしょうか。

 いつまでも戦後は終わらないことになりますが、それでいいと私は思っています。愚かなことをくり返さないためには、それしかないし、そうすることによって、継続することによって、依然として世界から戦火は途絶えませんが、戦争をしている国に対して戦争をするなと強くいえるのではないでしょうか。

 国連の舞台で、平和の尊さを訴えることができるのです。

 

 そんなことを考えた今日、8月15日でした。 合掌


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あと1ヶ月半・・・

2008-08-14 22:29:48 | お知らせ

 前にも書きましたが、仙台七夕が終わると一気に秋の気配が漂います。

 

 今はもう夜になると、こおろぎ等の虫の音が聞こえるようになりました。

 

 すっかり秋本番、残暑はあるもののいよいよ 秋本番 を迎えます。

 

 

 嬉しいことに今日の午前中、本当に久し振りに雨らしい雨が降り、喜ばせてくれましたが、長続きはしませんでした。

 午後も少しは降ったのですが、物足りません。この時期雨が降ってくれと祈ることになろうとは・・・。

 今日一日本格的に降ってくれて、明日は快晴の一日となれば、明後日は広瀬川もいい感じになるのではないかと、そうなって欲しいと願っていたのですが、儚い願いでした。

 

 

 でも、山形県も雨が降ったようで、最上川の水位も上がっているようです。あまり増水しすぎても困るのですが、20から30センチくらいなら増水してもいいと思っています。 濁りがあまりにきついのも困りますが。

 

 明後日と明々後日は休みなので、川の状況によりますが、16日は最上川で一日中。17日は広瀬川で午前中くらい竿を出せればいいなあと思いつつこのブログを書いています。

 

 

(話し変わって)

 それにしても、世界の蛙王、北島は大したものです。 ほとほと感心するばかり。脱帽です。

 200メートルの平泳ぎも世界新だったら、もう開いた口が塞がらないほど、呆れてしまうほど凄すぎる男と言わざるを得ません。

 男なら、ここまで有言実行な男でありたい!


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お盆です

2008-08-13 22:01:48 | お知らせ

 今日は仕事を休んで、お墓参りに行きました。

 下の写真は、去年もお知らせしたかと思いますが、○△家代々の菩提寺の浄土真宗「正楽寺」です。

 ここにはうちのお墓の他に、親戚のお墓が4つあります。きわめて効率的な墓参りができます。

 

 手前の樹木は楠木です。何でも樹齢は200年以上とのこと。本堂の左側には樹齢300年以上の銀杏の巨木があります。

 本堂は全て木造です。

 

 お盆の時は、うちのお墓の他に、市内にある2箇所のお寺にもお参りします。 これも子どもの時代になればどうなるのでしょうか?

 

 

 

 『弟とアユ捕り 懐かしい小川』(新潟県の小松さん)

 今日の朝日新聞の「声」欄からの記事です。

 

 現在は69歳の小松さんが小中学校時代に、実家のある佐渡の小川で、3歳年下の弟とタモ網を持って毎日のようにアユ捕りに出かけたそうです。

 岸近くの石と石の間に網をあてながら、ゆっくりと下流から上流へと遡ります。アユは習性で石と石の間を素早く下るので、網に入った瞬間素早く網を引き上げると、アユが捕れるというわけです。

 

 今でも郷里ではアユが捕れるそうです。 美しい自然がまだ残っている、そのまま保たれているということになりますが、素晴らしいことです。

 いつまでもアユ捕りができることを願うものです。

 

 この記事を読んでいて思い出しました。

 私が小学校の低学年の頃、近くの同級生のお母さんがどういうわけかよく川に行っていたようで、その頃の広瀬川にはよほどアユがいたのでしょう、川に行くとアユの臭いがするといっていました。

 アユの臭いがする石に近付いて、そお~と手を差し入れて手掴みするのだそうです。

 今思うとそんなことは不可能ではないかとも思うのですが、「臭い」や「手掴み」のことははっきり思い出すことができます。

 

 確かに昔はアユは一杯いたことは確かですので、そういうことも可能だったのかもしれません。

 

 むかし昔のお話しでした。


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北京オリンピック

2008-08-12 23:41:56 | 思いつくまま

 そんなに見たくはないのです(やせ我慢?)が、ついつい見てしまいます、北京オリンピック。

 家族が見ているから、つい見てしまう。

 今日は女子柔道と女子サッカーを見てしまいました。

 熱心に見入っていたというわけではなく、ハリを巻きながら見ていました。

 

 それにしても、「谷本歩実」選手、凄い、凄すぎる。 笑顔がとってもいい。

 でも、お恥ずかしながら彼女は記憶にありませんでした。すみません。

 でも、でも、強すぎるくらい、強い。 全く安定している。

 

 アテネオリンピックから負けなしの、9試合連続1本勝ちというではありませんか。 「これが日本の柔道だということを見せたかった」から、とか。素晴らしいの一言に尽きます。

 

 

 そして、なでしこジャパン、どういうことでしょうか、あの最強のノルウエーにナントなんと何と5対1での圧勝です。 こんなこともあるのですね~。

 すっかり調子に乗った日本に対し、ノルウエーはすっかり意気消沈していました。

 この調子を保てば、メダル獲得も夢ではありません。

 

 

 夏の甲子園大会では、仙台育英が福井商業に勝ったし、今日は言うことはありません。

 ということで、今日は失礼します。


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また、また広瀬川(続き)

2008-08-11 22:11:08 | 広瀬川

 昨日は失礼しました。 呆れないで今日も読んでいただければ幸いです。

 

 その前に、北島康介選手、凄い、凄すぎる。”世界新で金メダルをとる”と公言し、そのとおり実現してしまうのですから。

 100m平泳ぎ連覇は史上初というではありませんか。

 1億2千7百万人の重圧やもろもろのストレスにも負けず、最高の結果を出す。立派、お見事としかいいようがありません。

 

 それと比べると、これから書くことは余りに小さく個人的なことに過ぎず、お恥ずかしい次第ではありますが、所詮は比べるのがオカシイのです。

 

 (続き)

 Yさんと二人で下流域へ向いました。澱橋の下流には中洲があり、左側は細くて流れが急な瀬となっていて、大木が覆っています。右側は平瀬から早瀬になる流れ。

 左側の流れに沿って下流に向かいました。下流には二人の釣り人。ここは広くはなく、二人くらいが丁度いい感じのところで、そこに4人では狭すぎます。それでも折角ですから竿を出すことに。

 

 ここはトロから早瀬、そして急瀬となり、深い瀬につながります。早瀬に竿を出しました。しばらくしていい当たり。やり取りの末取り込み、オトリを代えて再度送り出す。 今度はすぐに掛かりました。 しかし、それまで。その後が続きません。

 

 今度は上流側の浅いトロで泳がせてやろうと、元気なオトリで挑戦です。よく泳いでくれます。早すぎるくらいです。対岸へいって上流に泳ぎます。すると目印に大きな動きがあり、幸先のいい1匹(ここでは3匹目)をゲット。

 オトリを代えてまた送り出す。また同じようなところへ泳いでいきます。今度は竿にも伝わってくる手応え、当りがあり、泳ぎ回る掛かりアユを、引きを楽しみながら取り込む。

 ここまでは入れ掛り状態。この分ならかなりいけるのではないかと、内心喜びながらオトリアユを送り出す。斜め対岸に泳いでいく。 そしたら、何となんと、ナント、痛恨の根掛り。 入っていかないと外れない感じです。 やむを得ず対岸近くまで入っていきました。

 その後は当りが遠のき、Yさんも掛からず、ここを撤退することに。転進ですか。澱橋の上流に入ろうと川を遡って行きますが、途中彼は左岸側の急瀬を、私は右岸側の早瀬を釣りながら遡上することにしました。

 ともに1匹ずつゲットしました。

 

 そして美術館下の岩盤の瀬、溝へ。しかしながらそこは既に3人の釣り師に占領されていました。しかも3人ともコロガシです。 入り込む余地はありません。

 Yさんは岩盤の瀬のすぐ下に入りました。そこで順調なペースで3匹を釣り上げました。その後は止まってしまいましたが。

 私は更に下流の岩盤の溝にオトリを入れてみましたが、同じ岩盤の溝でも上流側とこことでは雲泥の差があるようです。 全く掛かる気がしません。

 

 14:45に納竿しました。10:15から14:45の4時間30分で9匹のみ。ツ抜けはできませんでした。仕掛けは昨日と同じ。竿もオリンピックで同じです。昨日とは天国と地獄?です。Yさんは5時まで粘るということでした。

 

 でも考えてみると当たり前でしょう。何といっても釣り人が多い、しかも釣り開始が10時過ぎと遅かった、これではもともと少ないパイを奪い合ったら、後発組は圧倒的に不利です。

 4日や9日は釣り人が少なく、または居なく、好きなところで竿を出せました。だからそれなりに釣果を出せたというわけです。

 

 Yさん、お疲れ様でした。広瀬川がだめになったら、山形が待っています。大アユの季節はこれからです。これからこそが鮎釣りの醍醐味を楽しめる時期です。 悔しい思いをしないよう、仕掛けを丈夫なものにして、果敢に攻めて行きましょう。

 

 それにしても、水量が少ない、ますます減水している。一体どこまで減るのでしょうか。

 

 

 上の写真は、見てのとおりフライです。9日に釣ったアユを3枚に下ろして(私が)、フライにしてもらいました(奥さんに)。

 とっても淡白で、キスのように美味かったです。

 

 

 これは同じく3枚におろしたアユを、マリネにしてもらいました。暖かいマリネです。これも美味かった。全く川魚とは思えない、美味しさです。どちらがより美味いかといえば、フライの方ですか。

 

 いずれにしても、アユの食べ方としては”邪道”の謗りは免れませんが、私としては、いろいろ工夫して美味しく食べた方がいいと思っています。家族も食べてくれますし。

コメント (2)
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また、また広瀬川

2008-08-10 22:21:32 | 広瀬川

 迷った揚げ句、小国川釣行は止めて、広瀬川に入ることにしました。

 3度目の正直ならぬ、3度目の幸運に巡り会いたくて。

 でも、ゆっくり起きて、ゆっくり川へ向いました。今日は一日自由なのですから。

 

 今日の目的というか目標は、澱橋下流の、いい型のアユを30匹も釣ったと聞いたところに行ってみようということです。

 そのために、いつものコースで野アユを数匹掛けて、それを使って存分に釣ってやろうと思ったのですが。

 

 今日は4日と同じコースをとり、釣り下ることにしました。しかし、なかなか掛かってくれません。1匹目は35分後にようやく掛かりました。あまり大きくはありません。20センチはオーバーしていますが。

 2匹目は45分後(1匹目から10分後)、これはまあまあの型でした。

 最初に入ったところには釣り人は居なかったのですが、これから釣り下る、例の岩盤の瀬、岩盤の溝付近には4~5人の釣り人が竿を出していました。

 

 前回、前々回と割と釣れた到る処にある浅い岩盤の流れ、そこには既に一人入っていました。上流側から観ると3匹以上は掛けていたのではないでしょうか?悔しい思いでつりくだり

 これでは昨日みたいに釣るのは不可能、無理と判断しました。それでも極力釣ってみようと、左岸側に立って、川の中央付近を攻めたら、オトリサイズが掛かってくれました。


       

 下流域を見ると、さっきまで居た岩盤の深い溝、そこには誰も竿を出していなかったので、さっそくそこに行って陣取り、生きのいいアユを溝に沈めました。

 そしたら、すぐにいい当りがあり、今日一番大きいアユをゲットしました。これで野アユは4匹、これだけあれば下流域での釣りには十分だろうと思っていたとき、誰かに○○さんと名前を読ばれました。

 そうなのです、カワセミ会のYさんでした。二人でどに入ろうか悩んだ末、下流域へ行くことになりました。

 

(すみません、酔ったこともありますが、眠くて眠くてもう限界です。今日はここまでにしておきます。ご了承にださい

 

 

 


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どうなってるの?広瀬川

2008-08-09 23:33:33 | 広瀬川

 初めに、63回目の長崎原爆の日に、亡くなられた皆様に心より哀悼の意を表し、後遺症で苦しんでいる皆様にはお見舞い申し上げます。 少しでも力になれればと願っています。

 

 仙台七夕が、雨のジンクスを破って三日間とも最高の夏らしい夏の天気のうちに終了しましたが、とたんに秋風が吹き始めたように感じます。

 仙台の夏は七夕で完全燃焼してしまったかのようです。

 

 そんな中、今日の勤務は午後からの夜勤ですので、午前中は広瀬川に入らせていただくことにしました。 

 6時前の起床で、ゆっくりと用意し、オトリを入れた引き船、タモ、竿、そしてベルトをきちんとつけて川に向かいました。

 

 今日は、4日とは逆のコース、美術館下の岩盤の溝の瀬に入り、そこから上流に引き上げていくということにしました。

 そしたらそこには先客が二人いました。ともにコロガシの人。丁度上流側の人がアユを掛けたところでした。これでいるのは確認できました。

 丁度4日に入れ掛りした溝が空いていたので、上流の人に挨拶をして、入っていいですか?と聞いてOKを貰って入る。

 

 仕掛けは4日とまったく同じで、ホクエツの複合メタル「尺鮎0.2号」、竿はいまこそ出番と、オリンピックの「インテグラアユ90急瀬SP」(太い芯竿=替穂先)。

 水量はますます減少している感じです。でも幸いなことにアカぐされはないのです。黒々とした石が点在し、ついているハミ跡はもう立派としかいいようのないものです。 何よりも素晴らしいのは広瀬川のアユは追気が盛んで、アユがいるところにオトリが入れば、ほぼ一発でかかることです。 大アユほど当たりはいまいちですが、その後が凄いのです、引き回すのです、上流へ下流へ走り回ります。少しも気を抜けません。

 

 購入したオトリにハナカンを通して、岩盤の溝に入れます。思ったよりすんなりと入ってくれました。背バリもオモリも使わずに。 いい予感。

 そしたらすぐにガガン!という当たり。初め上流へ、次に下流に走ります。何とかためて引き抜きます。23センチクラスの太っちょアユです。幸先がいいです。嬉しくなります。

 オトリを取り替えて、少し下流側へ沈めたところ、またしてもいい当たり。今度は大きいオトリに大きい野アユということで、そう簡単には上がってきません。下流の段々瀬の瀬戸際から引き抜きます。前より大きいではありませんか。

 そんなことで、ここの前後では5匹掛かりました。3匹目が掛かったときか、上流側のコロガシの人が、友釣りを教えてくれないかと言ってきました。少しでも友釣りの人が増えてくれればありがたいと思い、仕掛けを見せてもらいました。竿は8.1メートルくらいのかなり柔らかそうな竿。ナイロンで釣ろうとしていましたが、天井糸と水中糸を合わせると、はるかに竿より長くなる。天井糸の調整の仕方も分からなかったのです。さおが柔らかいので、手尻は短めにし、ハリは市販の7.5号の4本イカリでしたので、私の巻いた8号の4本イカリを逆バリにセットしました。必ず2回通してセットするように言って。上流側の岩盤の溝で2匹掛けたそうです。

 その前に、彼がコロガシで釣ったアユを見せてもらいましたが、5匹のうちの1匹の何と大きいことか!!25センチくらいありそうでした。 コロガシでもこんなに釣れていたのです。

 

         (17匹の内の一部です)

 

 時間の関係で余り一箇所で粘るわけにもいかないので、5匹掛けた後、上流の浅瀬に移りました。ここからはポイント、ポイントにアユを入れながら探るという引き釣りです。

 川の中央付近に立ち込んで、左岸の浅い瀬を攻めてみます。居るのです、掛かるのです、下流に突っ走るのです。

 

 今日は本当についていました。居そうだなと思うところにオトリを入れると、掛かるのです。時たまヒラを打って掛かるのが見えるのです。深くないですから。 ただし、全く同じところでは掛かりません。1ポイント1匹、一つの流れに1匹という感じですか。

 釣りあがって、結局5匹追加しました。

 

 ここまでの10匹は、約1時間で掛かり、どちらかというと岩盤の川底、岩盤の溝で掛かったのですが、次の5匹は、さらに上流側で岩盤の底になる前の石底の瀬で掛かりました。

 少し水深のある瀬で大きいアユが掛かると、想像できるでしょう、凄いのです、引きが。堪りません。

 この瀬には今年も何回もオトリを入れてはいるのですが、ほとんど掛かったことがありませんでした。しかし、なぜか今日に限って掛かったのです。””天は我を見捨てず!””

 

 さらにさらに、2匹の養殖オトリのうちまだ1匹を使っていなかったので、それを使ってみました。そしたら、野アユを釣れてきてくれたのです。2匹掛かりました。丁度3時間経過の10時頃になりましたので、疲れないうちに止めとこうと納竿しました。

 

 

 見てください!この体高のある大アユを。下のアユなんか凄いでしょう。いずれもオスのようですが。

 実測で24.5センチありました。4日のときは24センチ。5ミリ大きくなりました。他のアユは23センチ、22センチが多かったですが、1匹のみ17.5センチのアユが釣れました。

 

 というわけで3時間で17匹の釣果でした。前回は2時間で12匹。ことごとく読みがあたるというのは、天にも昇る気持ちです。

 

 今年の広瀬川はいったいどうしたのでしょうか?これでいいのでしょうか? いつまで続くのでしょうか。

 今年はもしかしたら尺鮎の可能性もなきにしもあらず! 嬉しくなります。 ありがたいことです。

 

 今日はハリを太いハリで、8号(ハリスは1.5号)にしたためか、ハリ先が開いてしまうことはありませんでした。 ただ逆さバリが1回折れてしまい、ハナカン周り仕掛けを取り替えました。

 

 PS: 川の中にでている岩盤にカモの親子が日向ぼっこ?をしていました。近付くにつれて中洲の草むらの方に逃げていきましたが。最上川で見かけたカモの親子よりも子どもは小さかったです。 皆大きく育ってくれればいいなと思います。

 

 というわけで今日も広瀬川には多大な恩恵を受けてしまいました。感謝です。

 

 明日は小国川でチャラ瀬の釣りをしようかなと思っていましたが、広瀬川に一日入っていようかなという思いもあり、迷っています。

 


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Beijin Olympic

2008-08-08 23:22:51 | お知らせ

 今、午後10時52分。

 テレビでは北京オリンピックの各国選手団の入場式を放映しています。

 既に日本は入場しています。

 

 それにしても、開会式の様子を見ましたが、びっくり、圧倒されました。これだけの内容の出し物をこれでもか、これでもかと繰り出す。平々凡々の人間にとって、よくもまあこんなことを考え付くものだと、ほとほと感心するばかりです。

 中国にとっては国威発揚の願ってもない好機なので、国力総出で練りに練った演出をしたのでしょうが、頭のいい人はいるものです。思いつくだけでも凄いと言わざるを得ません。

 豊かな発想をして、それを実現させる、失敗が許されない一発勝負の晴れ舞台で、自分の思い描いたように人や物を動かす、そして見る人たちを感動させる。本人にとってはたまらない状態でしょうね。

 

 

 そして日本では夏の高校野球甲子園大会が熱を帯び、連日熱戦が展開されています。今日は宮城県代表の仙台育英高校が4対1で勝って、2回戦に駒を進めることができました。

 それは地元の人間にとって、率直に嬉しいものです。 2回戦といわず、ずーと勝ち進んで欲しいものです。 でも・・・

 

 

 テレビでも少し放送されましたが、朝日新聞ではほんの小さな記事だけで、何の解説もコメントも載ってはいませんでした。

 「虐待被害児 最多166人」 「上半期、警察庁まとめ」という見出し。

 記事によると、2008年の上半期での虐待事件は162件、逮捕・送検は165人。虐待の内容は、身体的虐待が120人、性的虐待34人、ネグレクト12人で、死亡した児童は29人だそうです。前年同期より11人も多いそうです。

 また、児童ポルノの被害児童は、前年同期36%増えて、165人。

 

 オリンピックや高校野球の取り扱いとは比べ物にならないくらい小さい扱いです。 でもこれでいいのでしょうか。 とってもやりきれない思いで一杯です。

 子どもたちが大事にされていない日本の現状を如実に表していると思います、少子化が大きな問題とされていながら、現実は子どもにとっては厳しいものになっています。


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市井の七夕飾り

2008-08-07 23:14:33 | お知らせ

 しつこいようですが、仙台七夕は6日から8日までの三日間ですので・・・。

 

 写真は同じ町内のある家庭の七夕飾りです。

 とっても小さくて可愛い飾りです。

 ほのぼのとする、こういう飾りこそが昔からの七夕飾りといえるのではないでしょうか。

 

 豪華な飾りもいいですが、こういう素朴な、朴訥さを感じさせる飾りが、各家庭の玄関に飾られるようになれば申し分ないように思います。

 

 

 仙台七夕といえば、雨がつきものなのですが、今年はジンクスが破られそうです。

 

 

 今日もとっても暑かったけど、ムシムシする感じがなくて、こういうからっとした暑さは歓迎します。

 

 

 「事実を知る人がいなくなれば、また同じ過ちがくり返され、戦争で傷つき、命を失った人たちの願いは、かき消されてしまいます。

 だから、私たちは、大きくなった時、平和な世界にできるよう、ヒロシマで起きた事実に学び、知り、考え、そして、そのことをたくさんの人に伝えていくことから始めます。」

・・・”平和への誓い” こども代表のメッセージから

 


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仙台七夕

2008-08-06 22:30:26 | お知らせ

 広島市が原子爆弾により壊滅的な被害を受けてから早63年となります。

 改めて原子爆弾により不本意な死を迎えなければならなかった皆様に心より哀悼の意を表し、ご冥福をお祈り申し上げます。

 また、現在に至るまで原子爆弾の後遺症に苦しんでいる皆様にもお見舞い申し上げます。認定を受けられずにいる皆様も、一日も早く認定を受け、きちんとした治療を受けることができますよう願っています。

 一日でも早く世界から核兵器が廃絶されるように、一人一人の力は小さくても、皆で力をあわせて少しずつでもいい方向に進むように努力していきたいと思います。

 

 

 今日から仙台は旧暦の七夕祭りがはじまりました。6,7,8日の3日間盛大に開催されますが、それに先立ち5日の夜仙台七夕花火祭りが開かれました。

 ありがたいことに?自宅の2階から見られます。子どもが小さいときは一家で堤防に座って見たものですが、今では2階から見ることにしています。

 午後7時半から、休憩を挟んで9時まで、大小いろいろな花火が夜空を彩りました。 煙が流れずに花火の邪魔をしたりもしましたが、夏らしいひとときを過ごさせていただきました。

 個人的には、単純でも大輪の花が咲き、轟音轟く花火が好きです。酔いしれてしまいます。

 

 

 写真はいずれも2階から撮ったものですが、去年よりは上手く撮れたと思います。 なんのことはない、「花火モード」にしたからなのですが。

 でも、そうするとなかなかシャッターが下りずに暗い画面のままが続くので少々焦りました。

 

 

 電線が一杯あって、興ざめではあるのですが、致し方ありません。

 (日本としてはこれ以上のない最大最強の公共事業、”電線の地下化”事業をいつまで取って置くのでしょうか。)

 

 

 七夕飾りの2枚の写真は、町内の有志が飾った七夕です。4日の早朝に雨に当たったために、少し色落ちがしたり、和紙が縮んだりしています。

 それでも、結構いい感じの七夕飾りではないでしょうか。

 うちの奥さんも鶴を沢山折りました。

 

 飾ってある場所は、縛り不動尊の境内内です。

 ここのお祭りは9月の最終の土・日で、これからはそっちの方の準備でも忙しくなります。

 

 七夕はあくまでも平和こそが相応しいお祭りです。いつまでもこの伝統行事が綿々と後世に引き継がれることを願うばかりです。

 


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昨日夕方の広瀬川

2008-08-05 21:59:11 | 広瀬川

 昨日も暑かったです。仙台の最高気温が31.9度で、一昨日とほとんど同じです。

 先週の月曜日は気力体力ともに衰えていた?ので、夕方の鮎釣りはしませんでしたが、今日は暑さが川に向かわせました。

 

 ある集まりの後、オトリを購入して帰宅。着替えて準備して、今日はきちんとベルトもして、組合員証も携帯して川へ。 家でオトリ缶から引き船にオトリを入れて行けるというのは本当にありがたいものです。

 

 もう河原の草は50センチ以上に伸びています。何という成長の早さ!!家の真南の瀬に向かいます。

 

 タックルは;

 竿は、ダイワのVS銀影競技T中硬硬95SG

 水中糸は、ホクエツ複合メタル「尺鮎0.2号」 下のつけ糸は0.4号、上は0.5号のナイロンです。

 ハリは、がまかつの「凌牙」7.5号4本イカリがメイン

 

 なぜ太い仕掛けにしたか、オトリを購入したときの情報によります。澱橋の下流、市民会館より上流域で、23センチクラスが30匹掛かったとか。多分かなりの間誰も竿を出していなかったのではないかと思います。

 でも、そこに大物がいるということは、澱橋の上流にもいるはず(数は少なくても)です。その心積もりで竿を出したのが結果的にはよかったのかも。

 

 瀬に入れて5分くらいで、当りがありましたがハリ掛りはせずに、逆バリがはずれたのみ。最初からこれでは芳しくないなと幾分弱気になって釣り下ります。 2時間で美術館下の岩盤の溝まで釣り下るつもりですから。

 瀬の開きの深いところで、軽い当りがあり引き抜いたところ17センチくらいか。がっかり。何だ今時こんな小さいのもいるのかと。これが小国川でしたら、決して小さくはありませんが。

 

 最初は左岸から竿を出していましたが、今度は右岸からにしようとオトリアユをそのまま引きずって右岸側に渡る途中、何と掛かってしまいました。竿が下流に持っていかれます。 思いがけずこういうときに掛かるというのは嬉しいものです。何かとっても得をしたように感じませんか。

 これが大きくて23センチクラスのアユ。 いた!居た!いるじゃないか!大アユが!

 オトリが変わったのでこれからは入れ掛りと思ったけど、掛からず。さらに釣り下ります。岩盤の溝が一杯ある釣り辛く、歩き辛いところで、ここぞと思う溝に一つ一つオトリを入れていきます。探り釣りです。

 そこそこ掛かりますが、一箇所では1匹のみです。型は皆大きいです。嬉しくなります。釣り人は全く誰もいません。釣り人は一体何をしているのでしょうか、なんて思ったりして、一人ほくそえむのでした。

 

 しかし、圧巻は今日の釣りの最終場所と決めていた美術館下のガンガン瀬、岩盤の大きく深い溝での釣りでした。 ここではせいぜい1から2匹釣れればいいだろうと思っていたのですが、入れ掛りだったのです。といっても、6匹くらいですが。長さにして15メートルくらいのところですか、やはり全く同じところでは2匹目は掛かりません。少しずつずらしてオトリを沈めていきます。すると、来るのです!強い当りが。ガガンッと糸を引っ張ります、目印が水中に引き込まれます。

 

 それからです、大変なのは。流れが強いこともありますが、アユの力も強いのです。暴れます。抵抗します。時に上流に上がって行きます。

 大抵は下流に走られたのを必死に止め、豪快に引き抜きます。辛うじて、水面スレスレを飛んできます。下流の瀬に入られたらまた何メートルもついて下らなければなりません。

 

 そのために、ハリは開いてしまいます。極端にいうと毎回ハリを取り替えるという状態でした。「凌牙」は線径が細いのではないか、それとも大物には向かないハリのようです。太軸のハリが必要です。

 また、ハリは大丈夫だったとしても、逆バリのハリが折れてしまいます。その場合はハナカン周りを全て交換です。

 

 そういう事故がなければもっともっと入れ掛りになっていたのではないかと思うのですが、それは後の祭り。

 何にしても、オトリを交換して少し下流に入れるだけで、ガツ~ンと当りが来るというのは楽しいものです。堪りません。アユ釣り冥利に尽きます。

 

 バレは前半に2回あっただけで、後半は全て引き抜けました。

 たった2時間でこんなにも大きいアユが10匹以上も釣れるなんて、夢を見ているようでした。自然に感謝です。

 

 

 上の写真は20センチ未満のアユを除いて撮ったものです。

 そのうち24センチクラスのアユが3匹いましたので、それを撮ったのが下の写真です。

 下の2匹は丸々太っていますが、一番上のアユはほっそりしています。

 

 何にしても、満足のいく、納得のできる夕方2時間の釣りでした。

 

 広瀬川でアユ釣りをしようと思っている皆さん、仕掛けは丈夫にしないと、折角大物が掛かっても取り込めませんので、くれぐれもご注意を!!老婆心ながら。

 ハリは8号クラスの太軸のハリが必要です。

 

 

 この特大の3匹は、義理の父親にもって行きました。 残りは職場の好きな人に貰ってもらいました。寂しいけれど、何しろ家ではあまり歓迎されざるアユですから。

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小国川釣行

2008-08-04 22:13:38 | 小国川

 昨日は暑かったです。久し振りに夏らしい夏を感じました。

 やはり夏はカラット暑くなくては。

 仙台の最高気温は32度。もちろん今夏最高の気温。でも山形市は35.9度、新庄は34.5度もありました。

 

 そんな中釣り友二人で山形は小国川に行って来ました。

 

 8時半に仙台を出発し、10時過ぎに小国川到着。増水したはずなのに大して増えた感じはない。何か元に戻った感じ。川の至る所で親子の水遊びの姿が見られます。子どもたちが川に入って歓声をあげています。このような環境がいつまでも続けばいいのですが。

 今日は大会はないだろうと思っていたら、サンラインカップがありました。寒河江川はダイワ鮎マスターズの東日本大会。

 我々が川に入ろうとした頃、大会の予選が終了したようです。

 

 S名人宅でオトリ等を購入。またしてもサービスしていただきました。申し分けないです。でも感謝です。下流の方がいいということなので、とりあえず前半はR13号線から鉄橋までのエリアに入ろうと決めました。そうです、ダイワの大会で入ったところです。個人的に何とかリベンジしたいと思ったわけです。

 

 しかし、とんでもないことが待っていました。こんなことがあっていいのでしょうか???全く初めてのことです。こんな経験はもう沢山です。まさか、まさかの出来事!!

 駐車して着替え、いざベルトをと思ったが、ない!ベルトが見当たりません。そうなのです、ベルトを忘れてきたのです。二人ともズボンにベルトはないし、ましてや予備のベルトを持ってくるはずがない。ショック!!大ショックです。 釣りをする資格がありません。 打ちひしがれてしまいました。なんで、大事なベルトを忘れるか!!ベルトには、ボトルキーパー、オモリポーチ、ハリ等のゴミや危険物入れがついています。それを物の見事に忘れてきました。

 

 代用品がないか探しました。釣り友がいいました、「オトリ缶の肩掛けベルトはどうか」と。オトリ缶は私と釣り友と二つ持ってきていました。助かりました。オトリ缶からベルトをはずして、体に巻きつけます。二周り半の長さです。でもこれでタモや引き船は取り付けられます。この暑さでは、ボトルだけが困りましたが、今日のベストはがまかつの製品(大会の賞品)で、ポケットが大きく何とか、嵩張りましたが、収納できました。いやはや・・・。

 

 私はR13号線の上流のチャラでの泳がせに挑戦しましたが、全体にまだアユがついていないようだし、跳ねもない。早めにここを諦めました。

 釣り下って、この辺では一番水量も水勢もある瀬が空いていたので、そこに入りました。瀬の開きの方で何とか掛かりましたが、ダイワの大会のときよりも小さいものでした。3匹目は丁度オトリ頃?の大きさ。

 この瀬を釣り友に譲って、もっと下流へ移動。鉄橋前の早瀬へ。ここは絶対に入れ掛りする場所と思うのですが、パッとしません。その周辺を探りまわってようやく2匹追加。

 

 結局、11時から午後1時までの2時間でたったの5匹でした。釣り友は7匹。巷では小国川では50匹前後は誰でも釣れるというようなことが言われていて、かなりのプレッシャーとなっていないこともなかったのですが、現実は、いくら大会の後とはいえ、たったの5匹、10分の1です。

 

 これも釣りをする資格がなかったという証拠でしょうか。全てはベルトを忘れたことに起因するとついつい考えてしまいます。

 

 

 もっともっと下流へ行くことにしました。移動してから昼食にする。小松橋の前後は釣り人が沢山いましたので、更に下流の富永橋へ。ここも結構人がいる。それならと、土手を走って更に下流へ向う。最上川との合流点に近くなります。そこには写真のような瀬や浅いトロがあります。

 実際にはもっと下流にも人はいました。

 堤防に座って昼食をとりながら、この瀬に入っていた3人の釣りを見ていました。二人が1匹ずつ掛けました。確かにアユはいるし、掛かりそうだということを確認してから二人で入川しました。

 

 私のタックルです。

 竿は、久し振りにがまかつの「ファインスペシャル」95引抜早瀬。軽くて泳がせには向いているかも。

 糸は、ナイロンの0.2号。3回目の使用となりました。多分皆さんはナイロン糸使用の場合、1回限りにしているのではないですか。太さによりますか。0.2号未満のナイロンは何度も使えないですか。こうなれば切れるまで使ってやろうと思ったわけです。結論は結構丈夫な物です。次も使って見るつもりです。

 

 

 今気がつきました。同じ写真をアップしてしまいました。昨日からどうもおかしい。この瀬の上は浅いトロになっています。実に広大なとろです。この瀬も、広くて変化があって面白い瀬ですが。

 

 私はそのトロに入りました。水中糸は例の0.2号のナイロン糸。ハナカン周りもそのまま。2時15分、釣り開始です。

 水深は30センチあるかないかですか。ハミ跡が一杯あるかというとそうではありません。跳ねもあまりありません。跳ねは右岸へチ際が多い感じ。私が入った川の中央部は、黒い石もあまりないし、釣れないかなあと思いながら上流側に泳がせました。

 

 しかし、第一投?から掛かるではありませんか。17,18センチの手頃なアユです。たちまちいい気分になり、心もウキウキ、こうなると全てがいい方向に回転します。友釣り自体が回転の釣りですし。

 でも、掛かるのですが、バレも多いのです。キャッチ手前でポトリのほか、目印が一気に水中に持っていかれるのですが、竿を立てると掛かりアユは見えません。逆バリがはずれているのみ。こういう悲劇が6回はあったでしょうか。

 思うに目印等の動きが激しいほどバレているように感じます。ということはそれだけ一杯オバセを取っているので、作用に対する反作用がないからでしょうか、野アユの体当たりだけが頼りで、よほど上手くいい角度で体当たりして、ハリ掛りしてくれないと取り込めないということでしょうか。

 あれ?掛かったかなという場合の方がしっかりと掛かっていました。いつ掛かったか分からないうちに掛かる方がしっかりと掛かっているようです。竿に伝わらなくとも、動きが急に激しくなり、縦横無尽に泳ぎだしたりすると掛かっています。竿の感度が悪いとも言えるのでしょうが。

 ハリは7.5号の3本イカリが中心です。ちょっと大きかったかな、アユの大きさに比較して。

 下竿のままアユが掛かり下流に持っていかれたり、送り出し途中で掛かってしまったり、これも浅いトロ場での楽しい釣りの一つです。

 

 結局トロ場では、2時15分から3時45分の1時間30分で、16匹のキープでした。全部取れていれば軽く20は越えていましたが。ここには誰も竿を出してはいなかったのかもしれません。

 当りが遠のいて来た感じでしたので、がら空きとなった広い瀬に入りました。瀬頭でたちまち3匹掛かり、幅広く探りつつ釣り下っていきます。引き釣りです。いい当りが手元に伝わってきます。瀬での当たりは堪えられません。瀬の中心よりは瀬脇、それも左岸よりにオトリを入れると掛かります。

 結局瀬では、3時45分から4時30分の45分で11匹の釣果でした。一度もバラシはありません。

 

 午後の釣果は27匹、午前とあわせて32匹の釣果となりました。時間的にいえばまあまあかなと思います。

 

 

 さすが”松原あゆ”といわれるだけあって、きれいなアユです。また、スマートでもあります。数が多すぎて太れないのかもしれませんが。

 

 

 15匹分を貰い、帰宅してからさばきました。背開きにしました。背開きにして、醤油とみりんに漬け一夜干にしようかなと思いました。

 一夜干しは軽く焼いて食べるととっても美味しいものです。骨まで食べられるし。ご飯によく合います。

 

 しかし、我妻は干す前に焼いてしまいました。夜は背開きのみりん付けのアユを焼いたのを食べた次第です。結構上手かったですが。残りはみりんをつけたまま冷凍処理しておきました。

 

 同じ写真が2枚アップしたので消去したいのですが、変なことをするとまた全部が消えてしまいかねないので、止めときます。

 昨日後一歩というところでブログが消えてしまった(写真を消そうとしたら、全て消えてしまった)のも、本来ベルトを忘れるような釣り人に対する懲らしめかもしれません。

 

 長くなりました。冗長な文章を読んでくださりありがとうございます。謝謝

 

 

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小国川釣行

2008-08-03 22:50:31 | 小国川

 やってしまいました。

 

 4000字以上も書いてきたのに・・・

 眠くなったので、後半は明日にしようと、今日の記事とは関係ない写真を消そうとしたら・・・・、全てが消えてしまいました・・・

 

 立ち上がれません!


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梅田川 その後

2008-08-02 22:30:29 | その他河川

 今日もまた、職場の近くの梅田川に行って来ました。

 たかだか15キロの小さい河川ですが、歴史と伝統がある川です。

 この川は貝ヶ森団地の北側を流れています。

 

 先月はこの川の源流域の様子をお知らせしました。

 今日はその川にすむ魚や昆虫類を紹介します。

 

 写真のように本当に小さい川です。川幅は3から4メートル、川底は岩盤で、深さは数センチ、深いところでも30センチくらいのものです。

 川の両側は草に覆われています。

 

 

 こんな川にも生物はいるのですね。

 ちょっと深いところで、魚が隠れるのに丁度いい石があるところには鯉の親子が住んでいました。この鯉は40センチくらいありましたか。

 

 二番目に大きい魚はフナです。

 

 そのほかはアメリカザリガニやヨシノボリが多かったです。

 ヨシノボリは吸盤を持っているので、どこにでも行ける便利な、生命力の強い魚です。

 

 ここまでならまあ何も問題はないのですが・・・・。

 

 

 ここにも何となんとナント、いるのです、そうなのです、「ブラックバス」がいるのです。

 この川の上流域には大きな沼があり、そこに誰かがブラックバスを放流したのでしょう。その子どもたちが増水等で沼から流れてきたと思います。

 

 現在は法律や条例で、ブラックバス等の放流や釣った(捕獲した)後の再放流は厳しく禁止されています。このブラックバスの子どもたちは、写真のように死ぬ運命しか残されていません。魚が悪いわけではなく、魚は気の毒としか言いようがありません。

 

 

 でも、ここには今は絶滅危惧種に指定されている「めだか」もいたのです。写真は撮れませんでしたが、割と大きく太っていました。

 

 川がそれなりに綺麗であれば、魚はすむのですね。 梅田川はお世辞にも綺麗とは言いがたいですが、それでも数種類の魚が住んでいる。

 

 せめて魚が住める状態の河川を残しておきたいものです。子どもたちのためにも。


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鳴瀬川の堰堤

2008-08-01 23:13:44 | その他河川

 今日の地元の新聞「河北新報」の夕刊のコラムの記事です。

 

 ”相変わらずの曇天の下、暦は八月を告げた。先月十九日の梅雨明け発表以降、昨日までの仙台の日照時間はわずか十八時間ほどと平年の三割弱。こうも涼しいと暑さが恋しい。”

 

 梅雨明けが気象台から発表はされたものの、その後の方が梅雨らしい天気が続くという皮肉な結果となっています。いったいいつになったら夏らしい夏の天気になるのでしょうか???

 

 写真は、昨日の宮城県鳴瀬川の堰堤です。旭橋の下流域の堰堤と思います。となると「明神堰」ということになるのですが、もしかして「入合堰」かもしれません。

 とっても立派な堰です。手前が魚道となっています。勾配もきつくなく、魚道の下流は、昨日も紹介したように腰以上の深さのトロとなっていて、これなら十分魚道を遡上することができそうです。

 魚道は左岸にしかないようで、遡上しようとする魚は確実にここに集まれるかどうか、不安がないわけではないですが、もしかしたら右岸側にも魚道があるのかもしれません。

 川幅がありすぎて見えませんでした。

 広瀬川も見習って欲しいものです。

 

 

 下の写真は、魚道を上から見たものです。流れの本流はどちらかというと右岸側と見えてしまいます。

 昨日あった地元の人は、右岸側のところは型は小さいが一杯釣れると言っていました。

 

 

 昨日貰った「鳴瀬吉田川漁場概要図」によると、鳴瀬川には堰が一杯あります。周りは県内の米倉、食糧倉庫ですから、田んぼに水を引くためにも堰は必要なのでしょう。

 あゆの里公園の上流域だけでも、5つもあります。上河原堰・明神堰・入合堰・掃止堰・芋沢堰です。農業の利水権と漁業権との共存も大変かもしれません。

 

 そして鳴瀬川には詳しくは分かりませんが伝統漁法である”ぶっきり”という漁法があるそうです。

 何でも刺し網みたいなものでしょうか、あくまでも一人での漁法で、細長い網を持って川に入り、円を描くようにして魚を網の中に追い込む漁法のようです。権利を買った上でできるようです。

 

 伝統漁法と友釣りとの関係も今後どうなっていくのでしょうか。

 

 鳴瀬川の日釣り券は1000円、年券は4000円と安くなっています。嬉しい?のは、小学生、中学生が無料なのはどこも同じだとしても、高校生も無料ということです。もちろん竿釣りと手釣りに限りますが。

コメント (4)
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