鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

おくのほそ道

2008-10-08 23:39:01 | お知らせ

 ソフトバンクの王監督、大変お疲れ様でした。

 

 最後の試合が雨の中の試合、しかも楽天との最下位争いという、客観的に見れば今さらどうしようもない消化試合でしたが、内容は見事な投手戦で、延長12回まで闘うという充実した、有終の美を飾ったといってもいい試合ではなかったかと思っています。 皆さんはどう思いますか。

 高卒で巨人に入団し、それからは選手として、監督として実に50年もの長きに渡って野球に浸ってきたことになるのですが、凄いの一言に尽きます。敬服、脱帽です。

 

 ソフトバンク、楽天、ともに来年はAクラスで切磋琢磨しようではありませんか!!!

 

 

 平日はほそぼそと蔵書(?と言えるならば)の整理をしていますが、岩波文庫の「おくのほそ道」が押入れの中から出てきました。

 

 地元の松島のことは別にして、山形のこと、この際改めて『最上川』の項を見てみることにしました。

 

 尾花沢から立石寺を経て最上川に入ります。

 

 『最上川のらんと、大石田と云う所に日和を待。爰に古き俳諧の種こぼれて、忘れぬ花のむかしをしたひ、芦角一声の心をやはらげ、此道にさぐりあしゝて、新古ふた道にふみまよふといへども、みちしるべする人しなければと、わりなき一巻残しぬ。このたびの風流、爰至れり。

 最上川は、みちのくより出て、山形を水上とす。ごてん・はやぶさなど云うおそろしき難所有。板敷山の北を流れて、果ては酒田の海に入。左右山覆ひ、茂みの中に船を下す。是に稲つみたるをや、いな船といふならし。白糸の滝は青葉の隙ゝに落て、仙人堂、岸に臨て立。水みなぎって舟あやうし。

   五月雨をあつめて早し最上川  』

 

 今年は2回ほど最上川の下流域近くまでアユ釣りに行きましたが、”高屋”付近には「白糸の滝」や「仙人堂」が右岸側に見えます。

 

 この辺の最上川は左岸側からしか入れないようですが、右岸側から竿を出せば入れ掛り間違いなしなのですが・・・。

 十数年前に初めて行ったとき、右岸側に一人の釣り人がいて、もう入れ掛りでした。一人で下ったり上がったりの徒競走です。 右岸からは丘釣りです。

 

 来年はもっとこの近辺に通おうかなと今から楽しみにしています。


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最上小国川のダム

2008-10-07 22:33:12 | 小国川

 今日の地元の河北新報の記事です。

 

 見出しは、「山形 小国川ダム」 「河床の地質調査」 「『河道改修での治水』探る」です。

 記事によると、10月6日、山形県は赤倉温泉地区で川を一部せき止め、専門家による河床の地質調査を行ったと言うことです。

 調査の目的は、ダム建設以外の対策ができるかどうかを確認するためです。

 今まで山形県は、ダム建設をめぐって地質を直接調べるボーリング調査を実施してこなかったといいます。

 

 そこで、山形新聞のホームページを見てみました。

 見出しは、「赤倉温泉で現地調査 最上小国川穴あきダム建設問題」 です。

 ”1ヶ月ほどかけてダム建設反対派らが主張する河道改修案が実現可能かどうかを検討し、結果は地元説明会を開いて、流域住民らに報告する予定”とのことです。

 

 建設反対を訴えている小国川漁協組合長の沼沢さんの発言の記事の比較です。

 

 【河北新報】 「早くこの調査をやるべきだった。今まで県は掘れぬ、削れぬの一点張りだったが、調査により具体的な説明をしてもらえるだろう」

 

 【山形新聞】 「河道改修は物理的に可能との印象を持った。ダム建設反対の立場は変わらない。引き続き河道改修を訴えていく」

 

 こうやってみると、やはり新聞は一紙だけでは心もとない、全体を把握していないのではないかと思ってしまいます。

 

 一ヵ月後の結果を注目したいと思います。

 


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8月分の報告

2008-10-06 23:36:29 | お知らせ

 もう今さら知らせてどうするんだという気もしないでもないのですが、今までもお知らせしてきましたので、遅くなりましたが8月分のアクセス数とかをお知らせします。

 

 お陰さまで8月は今までで最高のアクセス数を記録しました。

 一日平均の閲覧数(アクセス数)は210件、訪問者数(アクセスIP数)は78人でした。

 初めて200件を越えたことになります。

 

 なぜか、一体どうしたのか、何かの間違いではないかと思わないでもないのですが、アクセス数の最高は8月5日の615件です。信じられません。今年になっての最高が5月6日の361件です。それの2倍弱です。びっくりでした。

 乱高下が激しく、アクセス数の最低は8月21日の91件でした。 2番目に多かったのは17日の331件でした。

 

 訪問者数は、最高が30日の105人、次が14日の104人、16日の103人と続きます。

 

 このブログも今年で3年目に入っていますので、過去の8月と比べてみると以下のとおりです。

 

   年        アクセス数    訪問者数

  2006年       56件       27人

  2007年      199件       82人

  2008年      210件       78人

 

 という状況です。 訪問者数は去年の方が多かったです。でも、去年の9月は83人で、これが過去の最高数値となります。

 

 改めて、この拙いブログに付き合っていただきました皆さまにお礼を申し上げます。


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青春との訣別、そして清原

2008-10-05 22:07:37 | お知らせ

 

 今日は休み。 朝から肉体労働というか、肉体と精神両方を使っての作業を行いました。

 

 数年前から、妻より本を何とかしてくれ、至る所に本を置かないでくれ、整理してすっきりしてくれ、と言われ続けて来ました。

 自分としても何とかしないといけないなとはずーと思っては来たのです。

 今現在何千冊の本があるか分かりませんが、アユ釣りも終わったことだし、妻がそこまで言うならこの際一気に片付けてやるか、綺麗にしてやるかと、いわばやけになって?本の処分をしようかと意を決したわけです。

 

 本は、いわば私にとっては分身のようなものです。学生時代から社会人になってからも、一番多い支出は本代でした。 学生時代は昼食を抜いても本を買ったりしたものです。

 就職してからは、現金買いをする必要がなくなったので、月に数万円も買ったりしました。 だから本が溜まるのは必然でした。 そして今は本の処分に困っている状態です。

 

 IT時代とか、デジタル時代とかいろいろ言われていますが、どんな時代になろうとも私にとっては紙に印刷された本が、そういう本こそが命です。

 手にとって、ページをめくる、本のというか紙の臭いを感じながら本をめくる、パラパラとめくる、それだけでも幸せを感じたものです。今でもそうですが。 若い頃は、信じないかもしれませんが、岩波文庫や新潮文庫、角川文庫の臭いの違いが分かったつもりでいました。出版社によって使用する紙の質が違っていたような気がするのですが、皆さんはどうでしたか。

 

 そんな訳で、これから何日掛かるかわかりませんが、本の整理、処分をしていきます。第一日目の今日は朝から夕方まで、1階奥の専用?の書庫の整理をしましたが、まだ終わってはいません。

 

 学生時代からの本をとっておいたので大変です。 処分するに当たって、予め何としても保存しておきたい本の個々のリストアップは無理なので、著作者や全集を基本にして予め一覧表を作成しました。時間をかけて作ったのですが、いざ実際に本に触って選別していくと、他にも残しておきたい本がでてきます。 だから時間が掛かります。

 

 岩波文庫が圧倒的に多かったのですが、今日はどちらかというと文庫や新書の整理がメインといっていいかも、トルストイやドストエフスキー、ショーロホフの長編の作品は手に取ると読んだときの感動が蘇ります。モンテクリスト伯も深い感動を与えてくれる作品でした。

 ページを繰ってみると、今の文庫とは違って、一ページに文字が一杯収められています。小さい活字がセピア色になったページに所狭しと並んでいます。

 今思うとよくもこんな本を読んだものだと感心します。今は目の老化で読みにくくなっていますが。 この本を残しても、このような体裁の本は子どもにはとても読まれないだろうと思います。 残す、残さない以前から子ども達は私の本には興味を持ってはくれませんでしたが・・・。文化財的な本と思われてしまうのかも。

 

 そういうわけで、今日は数百冊を選別しました。

 

 

 その中に、写真のような雑誌があったのです。何でこれを保存していたのか分かりませんが、多分清原云々よりも広島カープの山本浩二の引退の記事が雑誌を買わせたと思います。

 

 

 でも、今となっては清原の記事の方が価値があるのかも。

 

 今年の10月1日、清原は23年間の現役選手生活を引退しました。逞しい筋肉質となった長淵 剛(20年以上になりますか、仙台での公演に行ったことがあります。痩せていました。)にはびっくりしましたが、感動的な引退記念セレモニーでした。

 

 入団した1986年は打率三割四厘、本塁打31本、打点78点と高校生ルーキーとして輝かしい成績を修めました。

 その清原は対広島との日本シリーズで大活躍をしたというのが、この雑誌「Number」159号の特集となっています。発行日は昭和61年11月20日です。

 

 日本シリーズでは、3割5分5厘で首位打者となり、優秀選手賞を受けています。高卒ルーキー新記録だったそうです。6回戦では第1号のホームランも打っています。 今と比べるとかなりやせていて、19歳なのに落ち着きが感じられ、精悍さも漂います。 やはり最初からただ者ではなかったということです。

 

 

 同級生で巨人に入った桑田はあまり変わってはいないように見受けられます。 この桑田も、巨人入団1年目にして勝ち星をあげたのは、高卒としては堀内以来20年ぶりということでした。

 

 明日以降、どんな懐かしい本・雑誌が出てくることやら・・・・。

 

 

 

コメント (2)
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サケ・マス遡上中

2008-10-04 22:54:05 | お知らせ

 昨日の朝日新聞によると、北海道の知床の河川では、カラフトマスが盛んに遡上しているとのこと。

 でも、数量的には昨年の四分の一程度といいます。

 

 今日の地元の河北新報では、気仙沼市の大川で、採卵のためのサケの捕獲作業が始まったとのことです。

 

 

 もうそういう時期なのですね。

 広瀬川でも、私の地元まで遡上してきてくれるでしょうか。一昨年は生きているサケを牛越橋のたもとで見ることができました。1匹だけですが。

 

 

 お隣の山形県では、寒河江川や小国川では、「鮭有効利用釣穫調査」が数年前から実施されています。

 

 ホームページでは、寒河江川は10月18日から11月2日までの間の土・日・月の8日間、小国川では10月18日から11月9日までの間の14日間、一般市民にサケを釣らせてくれます。

 

 寒河江川では、400人(8日×50人)の募集に対して530人もの人が応募してきたそうです。 釣り時間は、午前6時半から11時までの4時間半です。

 

 

 サケ釣りというと、741ch「釣りビジョン」で村田 基他のアングラーのサケ釣りを見ていますが、アラスカかロシアでのキングサーモンの釣りは凄いファイトです。正に死闘といってもいいくらい。

 

 いつかは挑戦してみたいと思っていましたが、来年は思い切って応募してみようかと思っています。

 

 なかなか釣れないでしょうが、ビギナーズラックというものにすがってやってみようかなと・・・・。

 

 人生、死ぬまで挑戦!!!、前向きに!!!


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