いちゃりばちょーでー

多摩湖・狭山湖周辺の自転車サイクリングの日記。関東近辺の山歩き、奥秩父某山小屋でのお手伝いなど。

雲取山テント泊山行3

2009-05-08 21:21:46 | 漕ぐ
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前回の続き。


雲取山登頂を済ませ、雲行きが怪しい中ややペースを上げつつテン場へと戻る。
歩き始めて少しすると、遠くに鹿の姿が。50メートルぐらいは離れているがこちらを見ても逃げようとはしない。これまで奥秩父の山中で何度となく遭遇しているが、その姿を撮影したことがなかったがチャンス到来!「逃げんなよ逃げんなよ逃げんなよ」と呪文のように唱えつつカメラを取り出しパシャリ。なんとか撮る事が出来ました。その後軽やかな足取りで三条方面へと飛んで行くのを見送った。


雲取山 テント泊


テン場に戻ったのが午後四時半、昼食を摂ってからまだそれほど時間は経っていないのだが運動量が多いからか早くも空腹。寝床の準備をしてからは手分けをして水汲み、食事の準備、ビールの買出し等々あわただしく動き回る。ここでしっかり準備をしておくとその後の山上ライフが充実する。今回も夕食にはいろいろ工夫した。何せ行く日や行き先を決めるよりも綿密に夕食のメニューの打ち合わせをする私たち。山でも美味しいものを食べたいですから。

そして今回のメニューは…。

雲取山 テント泊

まずはオツマミ二種。参加者が仕込んで担ぎ上げたピクルスとお湯で戻した乾燥野菜のサラダ。


雲取山 テント泊

主食はパスタ。味付けはレトルトなどではないその名も「アンチョビーと春キャベツのショートパスタ」。

雲取山 テント泊

そしてメインディッシュのソーセージと豆のトマトソースアンチョビ風味。

ビールと水場から汲んできたウマい水で割ったウィスキーを飲みつつ美味しく頂いていると徐々に夕暮れに。そして携帯音楽プレーヤー(何て言うんだ?)からジャズが流れる。

ようこそ!ここは標高1,750メートル、天空のレストラン。

都心の展望レストランもここには敵うまい。ふふふ。こうして奥多摩小屋の夜は更けていったのだ。



4:30 
ふと目を開けると既にテントの外は明るい。天候の確認の為に顔を出すと晴れてはいないものの雨はまだまだ降りそうにもない。テントから這い出て缶に少しだけ残っていた昨日のビールをゴクリ。山並みと空をみながらボケーッと過ごす。

雲取山 テント泊


朝食を済ませると「雨が振る前に!」を合言葉に片付けを済ませ7:10出発。余裕があれば別ルートで帰りたかったが安全第一で再び鴨沢ルートへ。行きと比べずいぶんと慌しくなってしまったが雨にも降られずに下山することが出来た。

雲取山 テント泊


そして帰宅したその夜…、私と共に往復20kmぐらいは揺られたであろうボトルに入れたウィスキーの残りを奥多摩小屋の水場で汲んできた水を凍らせて作った氷でロックにして飲みながら写真の整理をした。早くも次の山旅の行き先を考えながら。

終わり。

今回のルートGPSログ(Foretrex101のログをカシミール3Dで生成しました)


クリックで画像が拡大します






コメント
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