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前回のつづき。
東京都最北端の地(推定)から少しで酉谷避難小屋。
最初から人がいるだろうと思い今回初めてツェルト泊を実践しようと思い担いで来ていた。相棒はいつも通りのテント装備。
しかし予想に反して到着した時点で避難小屋に宿泊予定者はいなかった。
避難小屋泊は考えていなかったのだが、小屋の周りはあまりテント泊に適しているとは言えない狭さだったので二人顔を見合わせ避難小屋に泊まることにした。
荷を下ろし酉谷山にでも行こうかと準備をしていると4名のパーティがやってきた。やはりこの小屋を目指してきたようだ。軽く挨拶を済ませ山頂を目指す。荷物がないので体も軽い。
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酉谷山頂からの景色は石尾根を見渡すことが出来る展望ですばらしい。しかし泊まる場所も決まり次のの目的は一つ!そそくさと山頂から退散し、避難小屋に戻りすばやく宴会の準備を済ませた。
今回は二名ということもあり各自持ち寄りでの宴会メニュー。これまで消費したカロリーとのバランスがあきらかにおかしい量の食料と酒。もう諦めるしかないのである。
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手前からアスパラベーコン・ポテトサラダ・八ヶ岳産ソーセージ
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汁なし担々麺長沢背稜風
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定番の豚汁
山での夕食は早く、15時頃にカンパイし調理をしながら飲み食い。担ぎ上げた酒をアルコール度数の低い順から飲み干し次第にいい具合に。
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他の宿泊者も皆さんいい人たちで話しもはずみあっという間に山も夜を迎えた。やはり避難小屋では共にする登山者に恵まれるとこうしていい夜になるということを実感した。午後七時、それぞれがシュラフに包まり眠りについた。
つづきはこちら。