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前回の続き。
さて、今回の参加者の中では主役のHさんを含め殆どが初めて歩いた(担いだ)ルートを出て通常の(?)登山道へ。ここからは勝手知ったる道なので随分気分もラク。心配なのはこれから向かう稜線方面に出てきた雲ぐらいか。
これまでとは違い登山者も多いので挨拶を交わしながらの押し担ぎ。湿気が多いのでとにかく汗が流れ続ける。休憩の度に飲む水分がどこまでもウマい。
目指す峠に向けての最後の山小屋を出発するとすぐに、雨が本降りになってきた。汗だくですでに体がビショビショなのと、樹林帯の中なので直接雨に当たらないこともあり荷物のみ防水対策をして歩き続ける。
登山口から五時間と少々、ようやく今回の最高地点でもある標高2,400米ほどの峠に到着。私は今回で三度目だ。登山口からここまで長い道のりだったが、自転車に乗れたのは300メートルぐらい。途中修羅場もあったが大満足のルート。これぞパスハンティングだ。
そんなパスハンティグ旅としてはある意味最高のクライマックスでもあるが、稜線は木が生えていないこともあり思いっきり雨。視界も極めて悪い。
それぞれが達成感を心の中に収め、早々に東側の急斜面を下ることにする。
下り始めから一時間ほどで宿泊地近くのいい景色のポイント。木々に邪魔されているが爆裂火口が見える。ここまでくればもう安心。次にあるのは温泉と夕飯と忘れちゃいけない冷たい冷たいビールだ!
温泉でクタクタになった体をリセットし、やっぱり冷たいビールを流し込み、素朴でありつつも美味しい夕食をいただいてから部屋で改めて車座になってこれまでのルートやHさんのこれまでの50年の歴史を話込む。今回残念ながら参加できなかった仲間のビデオメッセージなどもあり笑いと涙ありの夜は早々と更けていった。
つづく。
前回の続き。
さて、今回の参加者の中では主役のHさんを含め殆どが初めて歩いた(担いだ)ルートを出て通常の(?)登山道へ。ここからは勝手知ったる道なので随分気分もラク。心配なのはこれから向かう稜線方面に出てきた雲ぐらいか。
これまでとは違い登山者も多いので挨拶を交わしながらの押し担ぎ。湿気が多いのでとにかく汗が流れ続ける。休憩の度に飲む水分がどこまでもウマい。
目指す峠に向けての最後の山小屋を出発するとすぐに、雨が本降りになってきた。汗だくですでに体がビショビショなのと、樹林帯の中なので直接雨に当たらないこともあり荷物のみ防水対策をして歩き続ける。
登山口から五時間と少々、ようやく今回の最高地点でもある標高2,400米ほどの峠に到着。私は今回で三度目だ。登山口からここまで長い道のりだったが、自転車に乗れたのは300メートルぐらい。途中修羅場もあったが大満足のルート。これぞパスハンティングだ。
そんなパスハンティグ旅としてはある意味最高のクライマックスでもあるが、稜線は木が生えていないこともあり思いっきり雨。視界も極めて悪い。
それぞれが達成感を心の中に収め、早々に東側の急斜面を下ることにする。
下り始めから一時間ほどで宿泊地近くのいい景色のポイント。木々に邪魔されているが爆裂火口が見える。ここまでくればもう安心。次にあるのは温泉と夕飯と忘れちゃいけない冷たい冷たいビールだ!
温泉でクタクタになった体をリセットし、やっぱり冷たいビールを流し込み、素朴でありつつも美味しい夕食をいただいてから部屋で改めて車座になってこれまでのルートやHさんのこれまでの50年の歴史を話込む。今回残念ながら参加できなかった仲間のビデオメッセージなどもあり笑いと涙ありの夜は早々と更けていった。
つづく。