さてさて、前回のつづき。
冷たい雨と雷の中、タープの下での宴会に限界を感じた私たちはテント内に移動してまぁなんというか「二次会」をすることになった。もちろん二次会になってもメンバーはおろか酒、つまみもそのまま運ぶだけなのでかわりばえもしないような気がする。しかしタープの下とはいえ風とともに雨が入りこんでくる外と、布一枚ではあるがテントというソフトハウスの中では雰囲気がずいぶん違う。そして私はこの「テント内宴会」が実は結構好きなのである。車でのキャンプの時はタープを持って行くので雨の日もたいていタープ下での宴会になるが、自転車や歩きなど、持てる荷物に制限のあるキャンプ行ではたいていタープなどはなく、しかも屋根もないような場所が多い。そうするとキャンプ生活での居間となるはずの野外が使えないのでテント内が寝室兼参加者の憩いの場となるのである。
その狭くて不便なテントという限られた空間での宴会、理由は分からないがワクワクしてくるのである。私が冬キャンプに積極的なのも、雪が降って寒いのでテント内で煮炊きをして宴会をしたいという淡い期待があるからなのかもしれない。
テント内宴会で酩酊するA君
テントに入り換気に注意をしつつランタンに灯を点し、シェラカップなどに日本酒を注ぎツマミの残りを食いつつバカ話しに花を咲かせる。時折光るイナヅマ。「明日は晴れるかなぁ?」こんな時が冬キャンプの醍醐味のひとつなのかもしれない。
そして朝…。
冬のキャンプは日暮れが早いせいか飲みすぎの為か就寝が早く、当然起きるのも早い。深夜A君が胃痛に襲われたようだがたいした冷え込みもなく無事に朝がきた。昨晩は私達以外は殆ど人影のない湖畔だったが、早朝の撮影の為に来たらしいアマチュアカメラマンが4~50人ほどいたのには驚かされた。
無事に日の出を拝み、朝食の準備にとりかかった。今回の朝食はD吾郎君が志願して作る「キッシュ」というものだ。
材料は鶏肉、キノコ、ほうれん草、チーズ
卵と小麦粉を混ぜてダッチオーブンで焼く
フォークで取り分け昨日の残りの飲み物をグビビッ
「D吾郎の料理は信用ならねぇ~」といっつも言っている私とA君だったが、とても美味しかったので良かったようなちょっと残念だったような…。
そして冬キャンプに忘れてはならない私のレトロなアイテムがある。
15年以上前に買ったコールマンピークワンストーブである。買ってからほぼずっと白ガスのみで使用、最近は登場回数もずいぶん減ったがまだまだ現役だ。手間をかけて火を点け、お湯を沸かしてコーヒーなどを飲むとなんだかイイ気分になれる。
ゆっくりと朝食を摂り、片付けをするとまた一つの思いでと共に短いキャンプ旅が終わる。
冬キャンプはとても楽しいのでやってみてはいかがですか?
冷たい雨と雷の中、タープの下での宴会に限界を感じた私たちはテント内に移動してまぁなんというか「二次会」をすることになった。もちろん二次会になってもメンバーはおろか酒、つまみもそのまま運ぶだけなのでかわりばえもしないような気がする。しかしタープの下とはいえ風とともに雨が入りこんでくる外と、布一枚ではあるがテントというソフトハウスの中では雰囲気がずいぶん違う。そして私はこの「テント内宴会」が実は結構好きなのである。車でのキャンプの時はタープを持って行くので雨の日もたいていタープ下での宴会になるが、自転車や歩きなど、持てる荷物に制限のあるキャンプ行ではたいていタープなどはなく、しかも屋根もないような場所が多い。そうするとキャンプ生活での居間となるはずの野外が使えないのでテント内が寝室兼参加者の憩いの場となるのである。
その狭くて不便なテントという限られた空間での宴会、理由は分からないがワクワクしてくるのである。私が冬キャンプに積極的なのも、雪が降って寒いのでテント内で煮炊きをして宴会をしたいという淡い期待があるからなのかもしれない。
テント内宴会で酩酊するA君
テントに入り換気に注意をしつつランタンに灯を点し、シェラカップなどに日本酒を注ぎツマミの残りを食いつつバカ話しに花を咲かせる。時折光るイナヅマ。「明日は晴れるかなぁ?」こんな時が冬キャンプの醍醐味のひとつなのかもしれない。
そして朝…。
冬のキャンプは日暮れが早いせいか飲みすぎの為か就寝が早く、当然起きるのも早い。深夜A君が胃痛に襲われたようだがたいした冷え込みもなく無事に朝がきた。昨晩は私達以外は殆ど人影のない湖畔だったが、早朝の撮影の為に来たらしいアマチュアカメラマンが4~50人ほどいたのには驚かされた。
無事に日の出を拝み、朝食の準備にとりかかった。今回の朝食はD吾郎君が志願して作る「キッシュ」というものだ。
材料は鶏肉、キノコ、ほうれん草、チーズ
卵と小麦粉を混ぜてダッチオーブンで焼く
フォークで取り分け昨日の残りの飲み物をグビビッ
「D吾郎の料理は信用ならねぇ~」といっつも言っている私とA君だったが、とても美味しかったので良かったようなちょっと残念だったような…。
そして冬キャンプに忘れてはならない私のレトロなアイテムがある。
15年以上前に買ったコールマンピークワンストーブである。買ってからほぼずっと白ガスのみで使用、最近は登場回数もずいぶん減ったがまだまだ現役だ。手間をかけて火を点け、お湯を沸かしてコーヒーなどを飲むとなんだかイイ気分になれる。
ゆっくりと朝食を摂り、片付けをするとまた一つの思いでと共に短いキャンプ旅が終わる。
冬キャンプはとても楽しいのでやってみてはいかがですか?
楽しそうだ~うまそうだ~。
小さなシングルコンロ持って自転車で走った先で紅茶湧かしたりすることはあるんですが、キャンプ経験はないんです。
朝起きて待っていたのがあの景色!!
たまらんでしょうねえ。
外でお茶をいれて飲んだりすることの延長ですね、キャンプって。
今回の記事も素敵ですね。
キャンプは自然の顔が身近で見られますし
その中でいただく食事も美味しいんでしょうね。
温めた日本酒をいただく姿が創造できます。
そしてこちらからもリンクさせてもらいました。
これからも宜しくお願いいたします。
外で食べるご飯とお酒が美味しいからキャンプをやっているんだと思います。
リンクありがとうございます。こちらこそ宜しくお願いします。
キャンプといっても寝る為にシングルテント張るだけですが。
ひとつ気になったのですが、富士五湖の早朝の気温はどのくらい下がるのでしょう?