いちゃりばちょーでー

多摩湖・狭山湖周辺の自転車サイクリングの日記。関東近辺の山歩き、奥秩父某山小屋でのお手伝いなど。

房総半島周遊輪行サイクリング4

2005-09-29 09:08:18 | 漕ぐ
前回からのつづき。

さて、空腹をいわし丼で満たされた私たちは再び九十九里浜をゆっくりと南下し始めた。海沿いの一般道を走ったが、比較的単調で飽きて来たので海辺に出てみることにした。
丁度石碑のあるところで座って一休み。海は大荒れで今後の天気が非常に気にかかるところだ。
休憩の後また走り、ようやく宿泊地の白子町に到着した。荷をほどき早速テレビを点けてみると、早速天気予報を確認。やはり台風が接近してきているようだ。
まぁ、考えても仕方ないということで宴会の準備にとりかかる。
そして宴会は、まぁいつもどおりというか、まっ、発泡酒等々を飲みさまざまなツマミを食べた。




印象に残ったのは地元の焼酎「九十九里浜ものがたり」の芳醇な香りとそれと共に食べた「背黒いわしの酢の物」だった。こいつらを飲っつけ、お腹も心も満たされ眠りについた。


そして翌朝、5階に寝ていたので雨音こそ聞こえないものの外を見ると早くも土砂降りである。天気予報も確認、使命感も根性もない私とA君は早速地図を見てどうやって帰るかを考え始める。そう、もうこの時点で今回の旅を断念したのだ。

地図を見ると茂原か大網が一番近いようだが、内陸に向かって電車に乗ってというのではあまりにも…、ということで白子からさらに南の「上総一宮」から外房線で帰ることにした。これで一応は九十九里浜を走破することになる。

雨の中の出発はイヤなものだが、走り始めてしまえばもうそうでもない。何というか、「もうどうにでもなれ!」という感覚になってくる。高校生の頃、片道20キロほどの道のりを自転車通学していたがよく雨に降られた。ずぶ濡れになりながら闇雲に走った経験が思い起こされた。

そして数十分の走行後、ついに外房線上総一ノ宮駅に到着した。軒下で自転車をバラそうかと思っていたが、思いのほか小さな駅舎だったため雨に降られながらの作業になった。


久里浜行き快速列車


しばらくしてやってきた電車に乗り込み東京に向かった。

…と、帰りの電車でもモチロンビールを飲んでしまうのが私たちの悪いクセである。


銚子電鉄「ぬれ煎餅」と…


この「ぬれ煎餅」、独特の歯ごたえとキッチリついた醤油味のおかげで付属のマヨネーズをなすり付けていただくと、オツマミには最高だった。

バカな話などをしつつ約一時間半後、とどめとばかりに東京駅で生ビールで乾杯し、仕上げのカレーを食ってから家路についた。
今回の旅も6月のトレッキング同様、「漕ぐ(歩く)」か「飲む・食う」か「寝る」のみの旅となってしまった。まっ、いっか。

A君お疲れ様でした。

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これで輪行してます。



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