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前回のつづき。
テントの中でふと目を開けるとすでに明るい。「ハッ!」として時計を見ると5:53。山の朝を楽しむには少々遅い目覚め。すぐにテントから這い出てお茶をひと口。何とか日の出前のようだ。
見晴らしのいい場所まで歩き富士山と雲取山へとつづく石尾根を眺める。少し霞んでいたがまずまずの展望。
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しばらくあたりを散策していると他のメンバーもようやく起きてきた。二日目は午後から用事があったので先に単身下山の予定だったのでボーッとしているメンバーの中で一人朝食の準備。
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朝っぱらからマルタイラーメンダブル+ギョニソーのストロングスタイル。ま、これから歩くのでこれくらいのカロリーを摂取しないと…。
そそくさと準備を済ませ8時にテン場発。いくつかの分岐を抜け赤杭尾根を歩き古里駅まで縦走することにした。
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これから向かう小さなピークの先には雲海が広がっていた。それほどの標高でもないのにこの景色。なんだか得した気分になりペースも上がる。すれ違う人もまばらでなかなかいい雰囲気の尾根道。
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初めて歩いたエリアだったが、見どころもあり近場だからと侮れないと実感した。地図を見ていると川苔から一杯水、長沢背稜を歩き雲取、なんてルートもやってみたいと思った。
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前回のつづき。
川苔山山頂でしばらく過ごし、次に向かうはテン場。遅めの出発で紅葉を見ながらののんびりペースだったこともありあたりの気配は夕方の入り口といったところ。日も短い季節なので早めに行動を切り上げ今夜の寝床の準備をした。
そして暗くなる前には夕食の準備もあらから済ませ、宴会突入~!
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いつもはいろいろメニューを考えて参加者全員が同じ物を食べることがほとんどだが、今回は急遽決まった山行の為食事は各自。それでもキャンドルランタンの灯りの前で車座になり酒を飲みながらたわいもない話をするだけで十分だ。
あたりもすっかり暗くなり、しんと静まり返った中、かん高い鹿の鳴き声。空を見上げていたら流れ星がキラリ。
夜中に空を仰ぐと二十日頃の月がポッカリ出ていた。全てが秋の夜である。
つづく。
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八月末以来のテント泊山行、今回は奥多摩の川苔山。紅葉を観ながら山を歩き、山の上で酒を飲みつつ人生を語らう(?)というのが今回のテーマ。
とは言え朝は冷え込むことが予測されるのでそれなりの装備と食料、水、そして何よりもの酒をザックに入れて背負うとやはりそれなりに気合が入る。
朝のバスで川乗橋に着き、林道をしばらく歩く。紅葉が丁度見ごろでなかなかの雰囲気だ。
二時間ほど歩くと最初の見どころ、百尋の滝に到着。少々早かったが昼食を摂ることにし、ザックを下ろし滝から湧き出しているであろうマイナスイオンを大量に浴びる。
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昼食&休憩を済ませ、尾根に向けての岩を登る。しばらく歩くと眼前に足毛岩の絶壁が見えてくる。あの岩場を登らなくていいことを確認しつつさらに進むとその足毛岩への分岐を過ぎ紅葉も終わりに近づきつつある谷を越えようやく稜線上に這い上がった。そして川苔小屋跡を通過し山頂。
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広い山頂は休憩をする人や遅めの昼食を食べている人などで結構賑わっていた。晴れてはいたものの少々ガスが出ていたので展望はそれなり。それでも奥多摩の山並みを存分に眺めることが出来た。
つづく
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先週末栃木の実家に行った時に、夜の風景でも撮ろうかと思い夕食の後三脚とカメラを携え外に出てみた。
月夜だったので星空は断念、月明かりに照らされた景色を撮ることに。
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15秒シャッターを開くと月夜だけでも十分明るい景色を撮ることが出来た。しかも何だか幻想的。満足しさらに酒を飲み眠りについた。
そして翌朝、窓の外を見ると山の中にいるかのような濃霧。眠たかったが再びカメラを持ち家の前の河原へと早朝撮影散歩。
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早朝といっても七時頃だったがそれでも霧がまだまだ濃くで前の晩とは違う意味で幻想的。正月の朝にこの川に来ると、扇状地の為に極僅かになった水が凍結している様子を見るのもまた幻想的なんだなぁ。
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ここのところ我が愛車の中での一軍入りを目指し少々の資金と共に平地ツーリング仕様化しているロードレーサー、先日オークションで落としたクリンチャーホイールについていたタイヤが700×28cと太めだったので細めのタイヤはないか~、とアチコチ探していた。
そして同じ職場の方から使ってない700×23cのタイヤがあるとのことで譲って頂きその日はホクホク顔で一日を過ごしいそいそと帰宅。
そして昨日の何故か早朝5時、寝ぼけ眼ながらもタイヤ交換をしてから用事を済ませ、ブルーインパルスを観た後に試運転に出発~。
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これまではロードレーサーにしては太いタイヤだったので細いクロモリフレームには似合わないフォルムだったがそれもやや解消。チューブラーの薄いリムと細いタイヤには敵わないがとりあえず満足。時間を見つけ、この愛車で海でも眺めに行ってみようかな~。
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昨日は栃木の実家近くにある山に行った。これまで何度か行ってるが、紅葉をちょっと期待してのハイキング。実に数十年ぶり、実家の両親を誘って一緒に出掛けた。
出発は太平山神社近くの駐車場。ここから道路を少し歩き神社への階段を登りそのまま参拝を済ませる。神社の裏手にある登山口から太平山山頂付近を経て晃石山への縦走路を進んで行く。
因みに我が母、この山が好きなようでこの山コースを歩くのがなんと今年になって56回目とのこと。コースを熟知しているのはもちろんすれ違う人とも顔見知りのようで今回は家族と登っていることが少々自慢げのようだ。
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母曰く「プチ熊野古道」。
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紅葉も始まっていました。
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パラグライダーのテイクオフ場所。残念ながら飛立つ人はいませんでした。
一時間ほど歩くと目指す晃石山直下の神社に到着。小休止をしてから最後の急登を頑張り山頂到着!
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この日は朝から霧が濃く、まれに見ることが出来る栃木からの富士山は全く見えなかったが、久しぶりに少しは親孝行らしいことが出来たかな?と、帰りに食べたバイキングの店で私よりはるかに多い量を平らげていた七十前の父親を見て私は満足していた。