分かっていた事なのだが、私にはウエストがない。
お風呂に入ったときにつくづく思った。
確かに昔はあったはずなのだが…。
10年前・20年くらい前は子供に手がかかっていて気づかなかった…。
相次ぐ出産で、ウエストなんか、あろうはずがなく
しかも、その後は子育てで忙しくて考えている暇がなかった。
では! その前だったら?
あったようななかったような…記憶が定かではない。
と、言う事は私のウエストのない体には年季が入っていると言う事なのだろうか?
お腹は大事な臓器が詰まっている。
それを守っているのが脂肪層で、そのせいか私お腹はいたって丈夫だ。
勿体ないと、少々痛んだものを食べてもお腹を壊したためしがなく
これも 脂肪層が守っているからだとうそぶく。
転んだりしても、表面上は傷つくかもしれないが
内臓のショックは少ないはずだと思い込んでる。
だけど…。
私のこの丈夫な体は、脂肪層がなくても丈夫なはずだ。
なくなっても、なんの支障はない。
ところが、なかなかなくなってはくれない…。
食事の時は、一口30回のそしゃくと思っているのだが
丈夫の源である胃袋が待ってられないとばかりに食べ物を引っ張り込む。
ご飯を食べるのが早いのは、何をやっても早いのだと屁理屈をつけてはみても
早めし食いは、絶対に豚の元なのだ。
そう思って気をつけてはいるのだが、一向に効果のほどは見られない。
年を重ねるごとに新陳代謝能力は衰える。
ちょっとやそっとの節食では、たっぷりと付いてしまった脂肪は
取り払われるはずはないのだが
リバウンドのないように、ストレスを感じない程度に
少しずつ減らしていくしかないのだろう。
はぁ…
それにしてもいつになったら、私のウエストは顔を出してくれるのだろう。