あんな話こんな話

会津生まれの会津育ち…三匹の猫と柴ワンコや家族に囲まれ、家庭菜園に勤しみ都会には住めそうにないローカルな私の日常。

ビックリ!! 蕨のあく抜き法と車麩のカツ

2017-06-05 22:50:11 | 食べ物 レシピなど

先日の事、夫にしては珍しく地区の友人に誘われて蕨取りに出掛けた。
まあ、渋る夫を思いっきり背中をドン!!としたのは私だけど
そうでもしなきゃ、重たい腰は持ち上がらない出不精の夫だった。

朝6時にお迎えが来て、場所は喜多方市山都町宮古地区だって!
車で小一時間かかるからと、心なしかウキウキ気分に見える。
だから、たまには出掛けるのはいいもんなんだよって
久々の一人に私だってウキウキ気分( *´艸`)

ゆっくりと家事を済ませて、ホームセンターで植物を見たり
スーパーで買い物をしたり…っと、電話が鳴って
もう帰って来たと、早いな~ もっとゆっくりでもいいのに。

急いで買い物を済ませて家に戻ると、どうやら大量だったようで
鼻高々の夫…それはいいけど、下処理が大変なんだよね。
蕨のアク抜きなんてやったこともないのに。

山菜取るには好きじゃないけどは食べるのは好き!!
でもアク抜きとかの下処理済だと嬉しい!!
ならば、すぐに食べられるようになっていたらなお嬉しいという私。

なんでも花の部分を取って、灰か重層かでお湯に浸けるのは知っていたけど
灰はなかなか手に入らないし、重層は失敗するとトロトロに溶けてしまう。
何か良い方法はないもんかとググってみれば、あったあった!!
椿の葉っぱであく抜きが出来るんだと。
椿の葉っぱなら庭に腐るほどあるぞ~♪
と、物は試しにやってみよう。

葉っぱを一杯取って、きれいに洗って
お湯を沸騰させて、気持ち冷ましてから蕨を入れて椿の葉っぱを入れ
あとは蓋をして、そのまま一晩置く。
上手く抜けてくれるのかしら~タケノコなどもこの方法でアクが抜けるらしい。

熱湯を少し冷ましてから蕨を入れる。

その上に椿の葉っぱをどっさりと!

蕨が浮かないようにお皿を重しに使った。

一晩置いて大丈夫かな~ 苦みとか残ってないかな~
ドキドキ半分ワクワク半分…そっと葉っぱを取り払い
水をあけて新しい水に取り換える。

ちょっとひと口、うん!! 苦みもなく、かと言って固いわけでもなく
シャキっと感があり、トロリ感が…なかなかの出来ではないか。
本当は灰でアク抜きするのが、一番色も良く美味しい。
次は重層かな、でも椿の葉も重層と同じくらいの色合いで
椿の葉でアク抜きできるって、今回初めて知った私。

すみません、上手くアクが抜けた嬉しさに
写真を撮るのをすっかりと忘れた私(;''∀'')
まずはお浸しにして食べたが、これぞ蕨って感じだった。

 

そして、先日西会津の大山神社へお参りに行って来た時に買って来た車麩。
この車麩の煮物が好きな私だけど、道の駅で売っていた車麩を使ったハンバーガー。
へえ~~ カツ的に揚げて食べるなんてことが出来るのか!!
なんだか目からウロコ!!

これが車麩のハンバーガー

さっそく作ってみたくなって、クックパッドで検索してみたら
出るわ出るわ…けっこう工夫して食べてるんだなあ~
今まで煮ものでしか食べてなかった私、損していたかも(;´∀`)

作り方も簡単で麺つゆを薄めに薄めて、直に麩を浸けて戻す。
途中でマヨネーズを入れると美味しいというサイトを見て
慌てて足してみたり…。

麺つゆとマヨネーズに浸した車麩

気持ち濃いめの衣が良いそうで、卵と小麦粉のちょっとドロッとした感じ。

後は揚げるだけで出来上がり!!

こんなふうに盛ってみた。

柔らかくなったら、サッと絞って…くれぐれも絞り過ぎないように( ̄▽ ̄)b
衣をつけてパン粉を付けて揚げたら出来上がり。
モチモチっとした食感で、うっすらと麺つゆ味にカリカリの衣。
初めて作ってみたけど、なんかアッサリとくどくなくなかなか美味!!

こういう食べ方もあるんだねえ~
ラスクとかオニオングラタンスープのフランスパンの代わりに
車麩を使うってのは聞いた事あったけど、まさかカツとはねえ~~ 
中にはから揚げというのもあったので、今度作ってみようと思っている。

 


 

コメント (18)
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