あんな話こんな話

会津生まれの会津育ち…三匹の猫と柴ワンコや家族に囲まれ、家庭菜園に勤しみ都会には住めそうにないローカルな私の日常。

物事順調に進んでる時とかどんでん返しが起こったりする。

2022-05-11 00:26:24 | pochiko農園
今年も去年と同じく金山風の赤カボチャを作ろうと
取り置きした種を蒔いたのは4月の中頃の事だった。
ポットに土を入れて水をたっぷりと浸み込ませて
一つのポットに3粒ずつ、それを何ポットも作って
そんなにどうするのかと自分でも思ったくらい!


一週間ほどで芽が出始めて…まあ、天気も良かったのだろうけど
ぞっくりと可愛い芽が出た様子は、いつ何回見ても飽きないくらいで
育って行くのを見るのは買った苗じゃ味わえない
手をかけたものの特権というか、本当に成長が楽しみだった。
 
 
 
発泡スチロールの箱を使った簡易ビニールハウス
 



だからポットに2本ないし3本の苗で窮屈そうになって来るのを
最初ひとつのポットに2本にするのでさえ
どれを間引こうか悩みながらだった。
特に2本を1本の苗にする時は
最初っから、もっと大きなポットに植えれば良かったなんて
結局1本の苗にするのは同じことなのだけど
断腸の思いで一つのポットに一本の苗にした。
 
 
大きくなって来た用に細い支柱をまげてアーチを作って
その上にビニールを被せた。
 
 



葉っぱも本葉が2枚になって、3枚目が出て
本葉が4枚になったら定植しようって
去年作った棚を撤去して、新しく棚も作り替えた。
朝仕事に何日かかかったけど
苗を植えて育って、新しく作った棚に弦を這わせて
花が咲いて実が生って…想像しただけでも
ワクワクしていた。
 
 
新しい棚も出来て、いつ定植しても良いように
準備万端だった…。
 
 

苗を間引くの悩みに悩んだ。
引っこ抜く他の根も痛めるとハサミで切った。

定植ももう目の前だななんて思っていたのに
そういう時に人は落とし穴にはまるというか
失敗したりするどんでんがえし!


まったく何という事だ!!!


その日、朝からピーカンで、けっこうな夏日になったpochiko地方
もちろんカボチャの苗にも、早く育てよとばかりにたっぷりの水をあげて
欲を張ってしまったのかなあ…もうビニールは日中被せなくてもいいのに
早く大きな苗にしたい気持ちがあったのか
それでも日陰に置いていたら何とかなったはずなのに
なんで??って言われたら、返事に困るって
そういう時って魔がさすって言うか
間が抜けるって言うか…答えにはならないけど
失敗しちゃうんだよね。
 
 
本葉もシオシオ…可哀想な事しちゃった!!
 



はぁぁぁ…楽しみにしていたのに
カボチャの苗なんて、まだまだどこにでも売ってはいるのだけど
そうじゃないんだよね! 種から蒔いて育って行く過程を楽しんで来た
自分で作った苗を一瞬でダメにしちゃった私のバカ!!


暑さとビニールの囲いで苗が茹ったみたいに
しんなりしてみんなグテーっとして
いわゆる苗を焼いてしまったって事で
何回も言っちゃうけど、せめて日陰に置いておけばよかった!


起こってしまった物事は元に戻る事はないのだけど
なんだか、ガッカリしてしまって
あの棚から吊り下がった赤い金山風カボチャ。
今年は見られないのかと思うと、やる気が失せる。

ハートブレイクな夕暮れ
 
 
 
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