吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

10月より定期接種化 その2

2014年10月01日 06時17分00秒 | インポート

    しかし高齢者肺炎球菌ワクチンは5年に1回の接種である。一度打った人でも5年後には再接種が必要になるわけであり、それからは補助が下りないので自費で受けることになる。1回打って終生免疫ならよいが、5年に1回は打ち続けることが必要である。最初の1回目だけ補助を付けたということは、ワクチン接種の入り口に先鞭をつけたということで大いに意味があることである。しかし以後は自分で好きにやってくださいという感じも否めない。例えは悪いが、途上国のODA支援で色々な機械などを導入し、技術指導もした結果、最初のシステムは数年は稼働するのだが、以後そのメンテナンスができずにそれら機械は壊れ、システムも動かないままとなっているような事例も耳にする。入り口だけの支援でもいいのであろうが、何か似ているような気もするのである。<o:p></o:p>