今年のノーベル賞を日本人の中村教授らが受賞した。もちろん素晴らしいことであるし日本人の技術が世界に認められたということで誇らしいことでもある。この青色LEDの話も商品化当時は画期的な発明と大々的に報道されたのは記憶に新しい。そして全国の信号機の青色に使われ始めてから色々な製品に使用されていることも既知のことである。そしてその発目の権利をめぐって教授と当時勤務していた会社とが法廷で係争していたことも大きく取り上げられていたので知っている。不思議なのは個人の主張はよくマスメディアで報道されるが、会社側の「言い分」が報道されたためしはない。たぶん被告という立場なので今後の法廷闘争で分が悪くなるといけないため公的な発表を控えたのかもしれない。それにしてもこちらに伝わってくるのは原告の言い分のみである。それだけを聞いているとやはり個人の主張に肩を持ちたくなるのはやむを得ない所であろうか?<o:p></o:p>