津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

知的、精神的刺激

2008-11-01 16:18:06 | 徒然
 Technobahn というサイトが好きで、しょっちゅう science や technology といったコンテンツを覗いている。今日の記事に、【イタリアの研究機関の調べにより知的、精神的に刺激の高い職業に従事していた老人程、アルツハマー病になりにくいことが21日、学術専門誌「Journal of Neurology」に掲載された論文により明らかとなった。】とある。

 最近、三齋の終末期の史料を読んでいるが、物忘れがひどく、奇異な行動が見受けられ、文書には「老耄」と書かれている。今でいうアルツハイマー病であろう。「知的、精神的に刺激の高い職業」という事になると、三齋の文武に於ける活躍は案外該当するのではないかと思ったのだが如何だろうか。

 妻の身内にアルツハイマーの人がいて、一時期妻は大変苦労した。職業ではないが、歴史に接しているとかなり「知的、精神的刺激」をうける。なんとか人生を全うするその日まで、歴史狂いを続けねばなるまいと考えている。アルツハイマーの予防策である。




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地震屋(間)

2008-11-01 13:54:12 | 歴史
 細川小倉藩「日帳」を見ると、地震屋(間)に関する記述が見受けられる。忠利代小倉城内にも地震屋が有った事が分かり、度々作事が加えられている。

 地震間といえば、ガラシャ夫人の最期は此の部屋であったとする「関原集」の次の記述がある。 
「大坂玉造ニ越中守屋敷有、奥方の仕置ニ地震の間と名付、八畳敷を拵、四方のかべに鉄炮の薬を紙袋に入かけ置、何時も大地震或火事ニ而も外へハ不出、地震間へ奥方御入候而火を付、焼死る佐(作)法に相定置・・・」

 忠利の室保寿院は家康のひ孫である。事あらば保寿院も同様にとする考えがあったのだろうか。詳しい小倉城の間取りを知りたいし、地震屋の真実も知りたいと願うのだが・・・
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