津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

「神楽坂の親分猫」

2009-07-17 18:11:26 | 書籍・読書

神楽坂の親分猫

著者: 黒川鍾信
定価(税込):1,365円


 動物好きには、犬派・猫派とあるようだが、私はといえば長く犬を飼っていたから、まあ犬派ということになろう。だが猫はどうかというと、別ニ嫌いではない。友人にすごい猫好きがいる。猫に関する本を随分読んでいるらしいが、この本がひどくおきに召したらしい。貸すから読めといいながら、本が一時的にでも手元から離れるのが気に成るらしい。「買うからいいよ」と言うと満面の笑み、ということでネットで注文。感想を聞かれることは間違いないから、しばらく顔を合わせないようにしなければ成らない。
          
【本の内容】
名物旅館の親分猫メメが語る、神楽坂裏話!
神楽坂「和可菜」は、山田洋次監督、野坂昭如、竹山洋など錚々たる作家が喜んで
カンヅメになる名物旅館。彼らが愛した家猫メメが作家の逸話や神楽坂裏話を語る!

【目次】
第1章 ようこそ神楽坂へ(ボクは旅館のネコです
    恋の季節になってオスと分かった先代「花子」 ほか)
第2章 路地の奥で出会ったヒトたち(漫画の中にネコやイヌを描く滝田ゆうさん
   「猫生」は天がきめること ほか)
第3章 催し物がいっぱいの神楽坂の四季
   (「ぽちぶくろ」によってボクは名実ともに親分ネコになりました
     ボクをモデルにした黒ネコ図柄のバッジが町内にあふれる ほか)
第4章 これでいいのか!ボクの神楽坂(ブラック・イズ・ビューティフル!
    三毛ネコのメスでも飼い主には家宝 ほか)
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一尾伊織について

2009-07-17 13:15:36 | 歴史
 2006年01月08日、新「新・肥後細川藩侍帳」というブログを書いた。この古いブログにコメントを頂戴した。
一尾伊織についてである。三齋の茶道の後継者であり後には徳川直臣となったが、一時期細川家の禄をはんだ。細川家侍帳には次のようにある。
   一尾伊織  物奉行 五百石 (於豊前小倉御侍帳)
            御物奉行 五百石 (肥後御入国宿割帳)

全く偶然だが一昨日から「若狭衆」についていろいろ書いたが、此処でようやく納得がいく略系図を書くことが出来、一尾伊織の華麗な縁戚関係を理解することが出来た。


    大友宗麟---+---義統----------●
            |             ∥      
            +---●         ∥
                ∥         ∥
    久我晴通-------三休----- 一尾通春---- 伊織
     室・武田元光女
 
  一尾通尚(伊織)
      寛永十一年正月家光に目見、父通春の遺跡の内千石を賜う。
      その後勘気を被り、同十五年十月宥さる。同十七年小笠原貞信美濃国高須城主と
      なるに当たり同年十月城引渡しのため同地に赴く。貞享元年七月致仕。
      元禄二年三月三日没。年九十一。
            大日本近世史料・細川家史料--人名索引(東大史料編纂所)より引用
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