サイト「首相官邸」を除いてみると、代々の首相の花押が紹介されている。
それぞれ個性があって興味深い。細川護熙様の花押はどういう意図でこのような形になったのだろうか。
いろいろ推理してみるが、とんと分らない。
安倍晋三氏の花押は一次内閣時代と二次内閣以降では相違しているが、心機一転を期しての変更ではないか?
現代においてこれらの政治家を含め花押をお使いになる方を時々見受ける。時を経てまだ生息しているようだが権威の象徴の残骸か?
細川家の家臣の皆様の花押はこの時代は必需品、眺めているとこちらも色々個性的でどういう筆順で書くのか首をかしげるようなものもあれば、「一」とか「五」とか「メ」とか単純明快なものもある。
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1 文久三年 佐分利又兵衛
2 天保七年 岩崎武兵衛
3 弘化四年 岩崎物部
4 文政四年 林 平格
5 安政五年 嵯峨熊十郎
6 天保七年 嵯峨次八郎
7 弘化五年 津田平助
8 元治二年 横山助之進
9 安永五年 服部武左衛門
10 文政十年 加賀山隼之允
11 文政八年 三宅藤兵衛
12 文久三年 源野佐十郎
13 文政十年 堀尾彦左衛門
14 慶應三年 神谷矢柄
15 文久二年 芦田七左衛門
16 文久三年 木下嘉納
17 弘化五年 鎌田平七
18 弘化四年 山戸七左衛門
19 天保三年 氏家甚左衛門
20 文政六年 沢村才七郎
21 文政八年 陳 半太左衛門
貴方のお宅に御先祖様の花押が残されていましたら、是非共お教えください。