津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

◇冬の風景‐みのむし

2019-12-26 14:50:10 | 徒然

                                  

 何か珍しいものでもあればと思い、カメラをぶら下げて散歩に出る。
もう一つ目的があって、街路樹の山茶花についている実を一つ二つ頂戴しようという魂胆である。
七八本ある山茶花の木をこまめに眺めながら歩を進めていると、山茶花の小枝を身にまとった体長4㎝ほどの現役のミノムシを発見・・・
なかなか芸術的な作りではないか。早朝の雨でぬれているが、口を閉じれば防水機能の満点の衣で心配はいらない。
亡くなった母が、ミノムシでつくったがま口を持っていたのを思い出すが、一枚一枚開いて裏返し菱型にして数十枚縫い合わせてあった。
色合いはその侭で何とも地味な感じではあったが、こんなものまで材料にして物を作るすごさを感じたことだった。

山茶花の実はほとんどがはじいてしまって、二つだけ採取、はじけたところで植木鉢に植えてみようと思っている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■原文に触れる「阿部茶事談」(11)

2019-12-26 12:40:33 | 史料

                                 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■少し遅いか・・・

2019-12-26 07:15:40 | 書籍・読書

              昨晩、年末年始に読む本を急きょ注文しましたが、年内に届くでしょうかね・・・
              もう少し早く注文すればよかった。
             下手の横好きの「俳句」と、不思議な魅力ある設計をする藤森教授の「茶室論」です。

中公文庫<br> 俳句の宇宙 熊本出身の俳人・長谷川櫂氏の著「俳句の宇宙
 内容説明 日常から自然が失われていく時代に、季語は生きていけるのだろうか。俳句は、実感豊かな言葉たりうるのだろうか。
      実作者ならではの視点で、十七文字という短い言葉以前に成立する「場」に注目した、現代俳句を考える上で欠くこと
      ができない記念碑的著作。サントリー学芸賞受賞作待望の文庫化。

角川ソフィア文庫<br> 茶室学講義―日本の極小空間の謎 (細川護熙邸の茶室「一夜亭」の設計者東大名誉教授・建築史家、藤森照信氏著「茶室学講義
 内容説明 豪華絢爛な殿中の茶とは反対に、利休は戦場の仮設茶室としての「囲い」に惹かれ、たった二畳の待庵を建てた。
      火と土を閉じ込めた最小単位の空間で、利休は住まいの原型に立ち返ろうとしていたのではないか―。
      この試みは新しい住宅様式・数寄屋造につながり、近代以降、堀口捨己、白井晟一ら気鋭の建築家がモダニズムを取
      り込んで茶室をリヴァイヴァルしていく。磯崎新との茶室談義も収録。第一人者による新しい茶室の建築史。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■細川小倉藩(109)寛永元年・万日帳(十月廿三・廿四日)

2019-12-26 06:24:22 | 細川家譜

                        (寛永元年十月)廿三・廿四日

         |                                    
              廿三日 両人詰 晴天 
         | 藍嶋・規矩郡)
中国ヨリ来ル牢人 |一、あいノ嶋へ中国ゟ参候牢人百性走そうニ有之由候て、仁右衛門を見せ被遣候、今朝罷戻候、中
百姓ヲ見分    |  /\走可申覚悟にてハ無御座候由、申候事
         |
歩小姓召抱    |一、歩之御小性ニ黒木茂太夫被抱候、廿六日に江戸へ上せ可申候由候事、右之請人弓削次右衛門親
親類請人ニ立ツ  |  類故、請人ニ立申候事、
         |                       (延元)            (沼田延之)
算用物書ニ長ズル |一、同村山加介被抱候、物をかき、算用も成候、長岡勘解由殿ニ冣前罷居候、十五郎殿へ尋候ヘハ、
陪臣ヲ召抱    |  不苦之由候、岡田加介才覚にて被抱候事、
         |
         |      (登脱)      野瀬助左衛門と申
鉄砲足軽行方不明 |一、西川與介城ニ而、主与之〇御鉄炮之衆者今月十九日ニうせ申候、前かと少つゝ相煩申候が、きや
狂気心      |                 〃 〃
         |  う気故ニ而候哉、刀・きがゑなとも其まゝ置、女子・いもとなと御座候、行衛知れ不申候、彼
跡役ニ弟ヲ入ル  |  者弟御座候、今まてハ煩申候時、役目等ハ弟仕候、則彼者跡替りに弟入可申由ニ候事
         |
         |     (辰珍)       (片山示庵)
         |一、津川四郎右衛門殿登城、かた山ぢ安子上方へ上度由、被申候間、舟ひん候ハヽ、乗せ申度御申
         |  候、頓而歩之御小性被上候間、其舟ニ可然之由ニ候事、
         |                (破)
大坂城普請添奉行 |一、大坂ゟ、中山左次右衛門・不波平太夫夜前罷下候由ニ而、登城被申候事、
帰着ス      |
         |一、しの宮左衛門と申歩御小性御抱被成候、前かと勘解由殿ニ居候者也
         |  〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃
         |

         |                                    
              廿四日 両人詰 晴天 
         |                      比丘尼 
比丘尼死後ノ上リ |一、吉田少右衛門登城ニ而、東小倉ニ妙かうと申ひく人相果申候、家上り申候間、家御奉行ニ可被仰
家ヲ明家奉行ニ渡 |         (大津留) (溝口)
ス        |  付ノ由ニ候、則六左衛門・理兵衛ニ被申渡候事、
         |                         (赤根村)赤根鉱山
国東郡赤根村ニ金 |一、加嶋久左衛門を国東へ御かな山見立ニ被遣候処ニ、あかねと申所金銀共ニ一段可然御山と見立、
山ヲ見立ツ    |  罷帰候、春ニ成候而、山をやき、人数を被遣可然之由申候、久左衛門ハ又諸所へ見立ニ参候へと
         |  被申渡、御鉄炮五人組相添可申通、被申渡候事、
         |                            (平尾台)            (矢山村
小荷駄ノ牧山見立 |一、小荷駄牧山見立ニ、平田勘兵衛を被遣候へは、規矩郡之内ひろうかだいノひかしノ方、や山と申
矢山村ニ囲ヲ作ラ |  所、一段可然之由候而罷帰候、かこいなと申付候て、馬を入可申之由ニ候事、
シム       |
         |   (重嘉)        (香春村、田川郡)                     (栗)
鋳銭場所幷ニ金山 |一、横山助進・仁保太兵衛かわらへ銭鋳申所へ、又御金山見ニ被参候、又粟野伝介も高山次左衛門手
見立       |        (ママ)
         |  前鑿穿之儀候て、右同前ニ参候事、
         |
         |一、吉田小左衛門此中天気悪候て、今日中津へ参候事、
         |(一脱)
家ノ貸借     |  吉田や左衛門家山崎伝左衛門ニ御かし候、此家をかい申度候へ共、あまり遠所にて候間、まつ当
         |  分御かし被成候ハヽ、妻子を急度引越申度由ニ付、如此候事、
         |                   (帆)                                (松井興長)
朝鮮信使乗船ノ引 |一、官人上り候ニ付、毛利殿ゟ為引舟八端凡ノ舟七艘被出候由、かゝミ善右衛門承候て登城候、則式
舟八端帆     |  ア殿へ参候て、御国役之儀ニ候間、御舟出候而可然候ハヽ、可被申付候由、善右衛門ニ被申渡候
         |  事
         | (規矩郡)                                            (す脱)    (苅田村、京都郡)
米盗人捕縛    |一、曽祢村甚五郎と申者之所へ、中国ゟ参候日用、ぬすミニはいり候て、米壱石ぬミ、五斗ハ苅田に
規矩郡奉行報告  |  て八匁四分ニうり申候、残而五斗取廻候を見付候て、とらへ申候由にて、上田忠左衛門登城にて
         |  被申候、下ニて鑿穿候て、明日具ニ可申上之由、被申渡候事、
         |

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする