地震後の仮の住まいのつもりが、どうやら終の棲家になりそうな状況にある。とても引越しをする元気がない。
しかしながら、なにせ収納が少ないからAPだから、勢い洋タンスの上などは、段ボールが幾つか乗っている。
使わなくなったフイルムカメラ数点や8㎜カメラなどが一つ、PCにインストールしたソフトの空箱や取説、現役時代の設計図書のフロッピーディスク等々の箱である。
それにもう一つはコピー類、「有禄士族基本帳」「譜代名付家来」「陽春集(齊護公遺草)」とF様から頂戴した「甲佐町・小山田次郎兵衛家資料」、別に「細川家譜」のコピーが入ったスチール缶が一緒に入った段ボールの箱が乗っている。
今日は天気が良いのでこれを下ろして曝書している。
「有禄士族基本帳」「譜代名付家来」、こちらは7~800枚、県立図書館で何回にも分けてコピーしたものだが、当時はコピー一枚が20円の時代だから、随分投資したものだと呆れてしまう。
今ならデジカメででも撮影するところだが(これも相当な労力を要する)
以前図書館に出かけた折、「有禄士族基本帳」については、司書の方から内容に抜けがあると指摘を受けたことが有り、再度照らし合わせをせねばなるまいと思っている。
「有禄士族基本帳」と「譜代名付家来」は、ごみ処理の運命である。
もう一つの「細川家譜」はA4 のコピーが1,200~1,300枚ほどもあるが、こちらは、捨てるわけにはいかない。
藤孝公から護久公まで14代にわたるもので、相当部分はすでにご紹介しているが、手がつかずにある部分をご紹介し終わるまでは、まだ廃棄とは参らぬがその後の運命はまだ未定である。