津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■黒井千次を読んでみる

2020-02-25 16:01:04 | 書籍・読書

 黒井千次氏といえば、私よりも10歳ばかり年長である。それが故に最近の御著には「老いの・・・」と冠された作品が多い。
図書館で見かけたエッセイがやたらに私の心に寄り添い、私もこんな風に小文をまとめてみたいなーという気持ちにさせてくれる。
まずは一二冊座右に置きたいと下の二冊を選んでAmazonに注文した。

散歩の一歩 散歩の一歩
    いちばん大切なものは、ゆっくり考えるための時間。
    ひそやかにたたずむ、人生の意味を綴る滋味豊かな名エッセイ42篇。

生命の道/散歩の発見/新装開店/散歩の難しさ/車内の教訓/埋れた系図/生垣の下/草と木と花/金属のプレート/小さな狭い土地/解体作業/家の顔 人の顔/動く腕/音のつきあい/あの街とこの街/家と庭木/商店街の記憶/樹木と屋根/白い記憶/戸山ヶ原周辺/郊外史のすすめ/武蔵野をめぐる一冊の本/始めと終り/寝そびれる/食卓とオシゴト/夢の果て/音のケーキ/風と光とのつきあい/老いの新しい家/移り目と変り目/受験雑誌と同人雑誌/通用門の光景/春と聞かねば――/夏の力/忙しい秋/ 他――<目次より>
   

珈琲記 珈琲記
     おいしい珈琲に出会いたい…!作家の日常を彩る「珈琲」の香り。

朝の二杯/場所の味わい/旅のカップ/眠れぬ夜/街角の立ち飲み/ストレートとブレンド/三時間の味/器具の魅力
衣裳と顔/近くの店/味覚の遊び/時の面影/珈琲日記

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■志方半兵衛言上之覚・5(12月19日付‐1)

2020-02-25 07:09:22 | 細川家譜

09(12月19日付)   居申候 板倉内膳殿被仰付候ハよせ衆一人もそん
                                                                                       ほろぼし
           ぜたる様ニてたてを以一揆を本ろ本し候へとの      本=ほ
           御下知ニて御座候由申候 松倉長門殿人数四百領
                    
           程ニて三ノ丸土手き王迠詰よせ被申既ニ三ノ丸へ     王=わ(王をわうと読んだことによる)
           のり可申候 くら仕候へ共後陳つゝき不申候 其上
           内膳殿ゟ乗申ましき由被得ニ付お尓介
           土手き王ニ詰よせ居申由ニ候事
         一、鍋嶋勢ハ竹たばもつけすせいろうも上不
           申石火矢をも打不申城ゟ間を置居申ニ付
           上使衆ゟ何とて石火矢をも打不申竹たば
           せいろうをも不仕居申候哉と被仰候ヘハ石火矢
           竹木も無御座候ニ付右之分ニ御座候かいなたるく
           思召候ハヽ勝手よき所ゟ■ミたてのりくつし
           可申と申候てはし/\ハ具足をも着不申
           居申由申候ニ付長崎ニ 上様之御石火矢御
           座候を拾丁鍋嶋へ御渡候由申候 此比竹たは
           をも少付よせ申由申候事
         一、内膳殿之御息御よせ口城へ乗申勝手一よき

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■細川小倉藩(159)寛永三年・日帳(十一月十九日)

2020-02-25 07:08:14 | 細川小倉藩

                  (寛永三年十一月)十九日

         
         |    十九日
         |
         |  上津役、御牧郡)
筑前ニテノ馬盗人 |一、筑前かうちやくノ町ニ而、下毛郡諸田村之者馬を盗申ニ付、境目ニ而誅伐可仕旨、被 仰出候、
国境ニテ誅伐   |  則ひかせ遣申候事、
         |一、百留忠左衛門、知行所へ被参居申候由ニ付、呼せ遣申候事、
大森土佐硯出来  |一、下関ノ大森土佐、御硯を仕立候而参候、則御奉行塩津勘兵衛同道候而、登城被仕候、
         |             (北原)
秉燭ノ作製ヲ錺屋 |一、ひょうそく拾ヲ可仕旨、新十郎奉行ニ而被申付由、御さいく奉行被申候間、先御ふち人ノかさり
ニ命ズ      |  やニ被申付候而、おそく出来候と被 仰出候ハヽ、其時ニ割符仕候而、手間取ニ可被申付由、申     
         |  渡候事、
         |                  「秉燭」の画像検索結果
         |
小倉町人貸米ノ返 |一、小倉町人ゟ御用ニ立候米之儀、当年ハつまり申候間、返シ被下様と、木や善賀其外之者共登城申
却ヲ願フ     |  候間、当年返シ可被遣候へ共、日損ニ相候御給人共、手前ニ滞有之上ハ、可被 仰付様無之候
旱損ニヨル滞納故 |  間、指延可申旨被 仰出候由申渡候而、返シ申候事、    
延期ヲ申渡ス   |
         |一、正木勘十郎せかれ一人、津中津ニ居申候■正木理兵衛方へ遣ニ付、篠山勘右衛門請状仕、上ヶ置
         |  申候事、       〃
         |   (豊氏)久留米藩主                         (城下大橋辺)
有馬豊氏家臣風待 |一、有馬玄蕃殿之者、上方へ罷上候処ニ、日和悪敷故、橋本へ舟ヲ付、町宿かり度由申ニ付、吉田少
ニ町宿ノ借用願  |              (是門)  
         |  右衛門へ申来候ニ付、米田與右衛門ニ、少右衛門被申候ヘハ、不苦と存候、併、式ア殿へ可相尋
         |  由ニ而、少右衛門式ア殿へ右之通被申候ヘハ、前廉の通ニ可申付由、式ア殿御申ニ付、我等共
許可サル     |  ニいかゝ可在之哉と、少右衛門被申候間、貸シ候てもくるしかる間敷由、少右衛門ニ申渡候事、
硯屋へ硯納入ニツ |一、下ノ関硯や大森土佐、御すゝり仕上ヶ候ヘハ、ごふく壱つ被遣、罷帰候也、
キ呉服ヲ与ウ   |
         |         (元五)
薫物調整ヲ志水元 |一、御たきもの、志水伯耆ニ被仰付候而、あわせ被申候ニ付而、かちの御小性衆五人、手伝ニ入申候
五ニ命ズ     |  由ニて遣候也、
         |   (久盛)豊後岡藩主
         |一、中川内膳殿ゟ御使者有之由ニ而、吉田少右衛門被罷上候、
         |                                    (国遠)
香箱制作     |一、御香箱被仰付候御奉行佐分利不二右衛門・不破太郎吉、御かうはこノ様子は道倫奉り二而被申渡候
         |  也、
         |一、中川内膳様ゟ、御使者被参候事、
         |

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