ある方から親しい仲間の会にご招待いただいた。何か話をしてほしいということである。
少々風邪気味であることをお話したところ、時間はこちらの都合に合わせるという話である。
どんなお仲間ですかと聞くと、町内の早朝掃除をしたり、小中学生の登校時の交通指導をしたり 、時にはつるんでバス旅行をしたりの「じゅくしですたい」と仰る。電話だからよく聞き取れずにいたが、焼酎の飲み仲間らしい。
再度たずねると「焼酎のみの息の臭かつば、じゅくして云うでっしょうが。息は臭そなかばってん酒飲みの会ですな」と仰る。
「じゅくし=熟柿」であることを理解した。「ちっと、ぬくなってからにしまっしょう(少し暖かくなってからにしましょう)」とのお話で逃げられなくなってしまった。
輪に引きずり込まれそうな危険な匂いも感じられるが、出かけてみようかという気にも成っている。
お招きは 熟柿仲間の会ならむ 津々
05 十二月四日之 御書同十三日ニ致参着天草之内
於河内村ニ謹而致頂戴候
一八代之御人数之御鉄炮之役被 仰下候百挺
之外ハ不被為入御鉄炮五拾挺百挺多キ分
にてハ 越中様之善悪之御堂りに成申し
間敷候少にても八代ニ御残置候得共慥ニ御用ニ
立申事御座候間此所能々分別可仕旨
奉得其意候當地江御弓御鉄炮百五拾挺
被召連候内五拾挺八代江戻申候事
一一揆之事ニ候間武者前乃■うし有間敷候
06 嶋原にても天草にても一揆身か満へを仕様ニ候ヘハ
最早こなだのかちにて候其子細ハおし寄候
事こなた乃まゝにて候一揆ニて候故はうじ
もなく物ならぬ以前ニ与風かゝ流事も
可有之候此所大事と被為 思召候条とかく物
見を山にて候ハヽ歩之者の達者なるもの五人
三人津ゝ遣見せ可申候 是ハ人数おし出スか
押出さぬかを見可申ため尓て候 足場よき べきヵ
所ニ候ハヽ馬壱疋二疋尓て先を見つくろふへぎ
叓肝要ニ候 か屋う之儀熊本尓楚んじたる
もの一人も在之間敷候 不及申物見ハ自然之
時はやくかへるが本尓て候間歩のもの見せニ遣
とても馬尓ても人数多き事かい■く仕間 な?
敷候 此所初ゟ於わりまて入事と被為思召候
一物■之時 越中様御家老之物共八代之ものニ
何事を申付候共卒度も物之約束仕間敷候
約束不仕が昔からの法にて候間能々分別可
仕旨奉得其意候事
昨日の夕食後から咳がひどくなり、用心のために9時にはベッドに入ったが、明け方に及びひどい咳込みようだ。
先週土曜日の史談会の折、帰り道で町中の人ごみの中をあるいた。マスクはしていたが、インフルエンザでも貰ったのだろうか。
5年ほど前と2年ほど前、風邪をひいて寝込み、それぞれ一週間ほどに及んだことが思い出された。
奥方から「風邪は寝るのが一番」と寝ているように言われたが、今朝8時まで寝て背中や腰の痛さが半端ない。
風邪の症状だろうか。寝ているのもつらくて起き上がったが、今日の朝散歩は取りやめるよう奥方の厳命である。
なんだか周期的にひどい風邪をひいているようで、歳を感じざるを得ない。
明日は遠来のお客様にお会いせねばならない。今日は一日ゆっくりして静養に相努めることにしよう。
それにしてもコロナウイルスの広がりは驚異的なものがある。終息が見えないだけに猶更である。
罹患された方々のご安泰をお祈り申し上げる。
(寛永三年十一月)十二日
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| 十二日
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忠利溜池に放鷹 |一、今朝ため池へ、御鷹野に被放 御座候、
| (木下延俊)
木下延俊書状 |一、右衛門太夫様ゟ、次飛脚ニて御文箱参候を、歩之御小姓八並少介ニ持せ、ためいけへ進之、卯ノ
| 刻之事也、
江戸供ノ願書 |一、平山藤蔵、来年も江戸御供仕度候通、則書付被差上候事、
|一、上村理右衛門、来年も江戸御供仕度之通、則書付被差上候事、
烏ノ蹴落セシ五位 |一、御舟頭三宅清兵衛持参被申候ごい壱つ、御加子二郎介と申者、御舟着所ニ而、からすけおとし候
鷺 | を、取申ノ由候而、差上候事、
| (規矩郡)
罠ノ鷂 |一、曽根之わなさしかたゟ、はい鷹一もと取候て、上ヶ申候、則甚左衛門上ヶ被申候事、
阿波ヨリノ種麦 |一、阿波ゟ、長谷部文左衛門積下り被申麦、御蔵奉行吉田忠右衛門・藤田哉兵衛方へ払申付、阿波斗
阿波斗ト当国斗ト | と御国斗とノ間を見せ申候横目ニ、河辺加兵衛を遣候事、
ノ差検分 | (木左衛門) せ
小々性京都賄ノ目 |一、御小々性衆、御台所ニ而、京都賄ノ目録、深野左助所ゟ被差越候間、則金子・中神両人へ持〇遣、
録 | 相渡候事、
平野長泰ヘノ鷹ノ |一、平野遠江様江被進之候御鷹之しほ鴨之樽二つ、御小早之御舟頭孫左衛門尉ニ相渡候事、
塩鴨 |
有吉英貴組御留守 |一、有吉頼母佐殿御与中、御留守之御奉公帳、今日御上ヶ候事
之奉公帳 |
|一、木下右衛門様ゟ御状参候、但、次飛脚にて参候、則 御返書湯浅五郎兵衛被持出、さして御急ニ
| 而ハ無之候間、其分ニ申付、次飛脚ニて可遣 御意之由、被申候事、
| 斗升
阿波ヨリノ麦種ノ |一、あわゟ参候大麦・小麦、あわの弦懸斗と御国弦懸斗、石ニ付、大麦ハ弐升五合、小麦ハ弐升弐
計量ノ差 | 〃〃〃
弦懸斗 | 合、御国斗大キ由、河部か兵衛被申来候事、
梅枝ヲ室ニ入ル |一、梅壱枝むろへ入させ可置申之由、被仰出ニ付、田町ノ森口屋吉兵衛室ニ入置申候事、
| (賀)
入水自殺 |一、志加次兵衛儀、海へとびこミ相果候ニ付、かの女房上り物ニ可成儀にて候哉、又心まゝニ可成儀
女房上リ者ノ当否 | にて候哉と、吟味仕候処ニ、次兵衛海へとひ入候時、御荒仕子ノ喜三郎を頼、ちくと申女ニきん
吟味 | ちやくを渡申由、同船のものとも書物差上申候間、かの女幷荒仕子を御せんさく可被成ゟ外ハ
| (ママ)
台所方ノ引負勘定 | 不存寄候通儀候、其上次兵衛手前台所方の儀ニ付、引負等候ハヽ、上り物ニも可成哉と存候、
| 〃 (深野)
| 左様之儀於無之は、女房心まゝニ可成儀と存候由申候処ニ、左介被申候ハ、引おいハ少も無御
| 座候、奥方衆之銀子なと少宛かり候へ共、損ニ可仕由ニ候、きんちやくを渡候儀ハ、喜三郎うけ
| きんちゃく
| とり、ちくニ渡、ちく手前ゟおくへ上ヶ申候、次兵衛はて候後、右書物おくゟ出申候、此儀ニ
| 〃〃
狂気ト決ス | 付、御せんさく可仕とハ不被 仰出候、然上ハ、狂気ニ相究候間、次兵衛女房儀ハ如被仰候、心
| まゝニ可成儀と左介被申候、一段其分ニ候而、心まゝニ可被仕と申渡候、就夫、次兵衛諸道具ハ
| 御闕所ニ可成儀かと被申候、我々申候ハ、科人にて無之候、女房心まゝニ成申上ハ、家物不残女
| (浅山)(田中氏次)
| 房ニ可遣ニ談合相究申候、右同船衆書物四つ、左介ニ相渡候事、右ノ談合ノ時ハ、清右衛門・與
| 左衛門・左介・甚左衛門也、右ノ女房ノ在所ハ中津郡高江村ノものゝ由候間、在所へ可返由、左
| 介被申候、一段可然由申渡候事、
| (衝友)
諸方へ書状 |一、谷出羽殿へ 御文箱壱つ幷しほかもノ樽弐つ
|一、平野遠江殿へ 御文箱壱つ
| (時慶)
|一、西洞院入道殿へ 御文箱壱つ
| (秀成)
|一、生嶋玄番方へ 御文箱壱つ
| (宗珠院) (長沢顕長室、沼田清延女)
京都調物奉行 |一、そうしゆいん殿へいよとのゟノ文箱一つ
大坂調物奉行 |一、寺嶋平兵衛へ 御書箱壱つ
| (宮崎)
| 右ノ分、小早ノ御船頭 孫左衛門ニ持せ、差上せ可申也、明日出船可仕由也、
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