津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■菊池十八外城「台城」

2020-03-13 17:48:40 | 歴史

 菊池市から山鹿市へ至る県道の中間地点あたりに、台(うてな)という字の地がある。小高い丘陵地がありこれが菊池十八外城の一つ「台城」である。「水島城」とも呼ぶ。木野川・内田川にかこまれた場所である。
南北朝末期九州探題に就任した今川了俊が、南朝の征西将軍と菊池軍を討つべくこの地に駒を進めた。
大友・島津・少貮氏などを糾合して一気に菊池城を攻めようとしたが少貮氏が駆けつける気配がない。
了俊は大友・島津を頼み少貮氏を呼び寄せるが、了俊はこれをだまし討ちして殺害する。これに怒った大友・島津勢は軍勢を引き上げる。そういう状況の中で戦いが行われたのが「水島(台)の戦」と呼ばれるものである。
若干13歳の菊池賀々丸(武朝)がこれら20,000ともいわれる大軍を撃退したことで知られる。

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■県立図書館、閉館延長

2020-03-13 14:31:07 | 随想

 予期してはいたことだが、県立図書館の閉館が今月いっぱい延長となった。しかし月が替わって開館という保証もない。
史談会の例会前に読みたい本や手に入れたい史料があったのだが、駄目になってしまった。
別に今日が「13日の金曜日」だからという訳ではないが・・・運がない。

こういう状況は熊本大地震後長く続いたが、二度目だから慣れるというものでもなく、大いに困っている。
唯一、熊本大学図書館が開いているが、最近自転車の乗るのがつらくなって出かけるのが億劫である。
公共交通機関やタクシーも怖いし、単独行動が一番安全なのだが、自動車の免許も失効させたし、歩くには少々距離があるし身動きが付かない。
フラストレーションが蓄積するばかりである。唯一Amazonや日本の古本屋から書籍を取り寄せるのみである。
ある方が「本は3,000円を超えると高いな~と感じて手が出ない」と仰っていたが、欲しいなーと思う本は、郵送料を入れると3,000円をゆうに超える。
年金暮らしの爺としては、奥方の目が大いに怖い。ブックオフにでも出かけてなんでもいいから安い本を手に入れようかと思っているのだが、・・・・



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公開中 ■細川小倉藩(175)寛永三年・日帳(十二月十五~十七日)

2020-03-13 08:28:40 | 細川家譜

               (寛永三年十ニ月)十五~十七日

         |                        
         |    十五日  
         |

三斎中国へ肴ヲ求 |一、三斎様ゟ、中国へ御肴買ニ被遣候処ニ、只今買候へ共、持せ可遣人無之候間、次夫弐人申付候
ム        |  様にと、御肴奉行彦右衛門被申由ニて、吉田少右衛門被申来ニ付、次夫の書状調、少右衛門ニ相
         |  渡候事
浅野長晟ヨリ使者 |一、浅野但馬様ゟ御使者ニ、田辺九左衛門と申仁被参候、御音信ハ大樽ニ、すし桶壱つ之由、松井
音信ニ大樽鮓   | 
         |  宇右衛門被申来候、但馬様御内衆ゟ、宇右衛門所へ書状参候、折節中津へ 殿様被成御座ニ付、
         |  我々共ゟ、様子書状を以申上候事、
蔵ノ山越貸米   |一、杉山藤兵衛与ノ小頭八坂六右衛門申候ハ、藤兵衛与ノ斎藤羽右衛門と申もの、御蔵ノ山越四郎三
         |  と申ものゝ米を、十一月八日ニ壱斗かり申由、申候事、
         |十二月十五日
日傭ノ米ヲ大工借 |一、日用ノ弥次郎米ヲ、大工又七郎かり申候由、彼又七郎女申候通、岩間清次被申候事、
ル        |
         |同日
三原酒      |一、浅野但馬様ゟ、御使者田辺九左衛門被参候、御音信ニは、三原ノ大樽弐つ、鯉十入ノすし桶壱つ
鯉鮓       |  参候、御使者ハ此方留置、町やとにて御振舞申付、御状迄此方の者ニ持せ、中津へ差上ヶ申候
         |  事、
伊与ヘノ返書   |一、いよとのへ之 御返書谷忠兵衛持参被仕候を、林角兵衛ニ相渡申候事、
         |

         |                        
         |    十六日  御横目矢野少右衛門
         |
         |                                         (直正)
         |一、浅野但馬様ゟ御使者御座候ニ付、則御状中津へ持せ進之候処ニ、 御返書で候て、寺本八左衛門
         |  与川上加右衛門持来候事、
         |一、我々へ之 御書壱通、同人持来候事、
         |     (長氏)       (可政)
奉書       |一、平野九郎右衛門・加々山主馬所ゟ、奉書持来候事、
         |   (招  縄)
招縄作製ノ奉行  |一、御おきなわノ奉行ニ、歩ノ御小性菅野八左衛門申付候事、
         |          (規矩郡)
蔵子ノ貸米    |一、御蔵子ノ市右衛門、当郡ニかし付米在之由、平井五郎兵衛所ゟ被書上候事、
薄色ノ椿ヲ中津へ |一、うすいろノつばき三枝、中津へ今朝差上申候処ニ、渡辺真斎彼請取由ノ切かミ参候事、
進上       |

         |                        
         |    十七日  道倫
         |
         |  (香春、田川郡)
町山越入牢セシム |一、かわら町ノ八助と申山越、籠者被 仰付候ニ付、かのものゝ妻子五人ノはん米、今日ゟ十日分

ルニ妻子ノ飯米  |  相渡、重而御蔵切手ニとりかへ可被申由、池上加兵衛・伊藤左兵衛所へきりかミ遣候事、
         |一、成田與平次、昨日七つ時分死去被仕候由、伊藤金左衛門被申候事、
         |                             中津ゟ
嶋津家久使者ヘノ |一、薩摩守様ゟ之御使者山路太郎右衛門尉、猪膝へ一昨十五日ニ〇参着被申、昨十六日に被帰候、
応接       | (筑前嘉麻郡)                 (小脱)
         |  千手迄馬四疋申付遣候由、歩之御性針四郎左衛門・久持作丞被申候、此中案内者付申候、
         |   (成政)
         |一、坂崎清左衛門、南次兵衛舟ニて、今日被下候事、
歳暮ノ祝儀小袖  |一、右南次兵衛舟ニ、歳暮之御小袖とも積下、則奥・口ノ御納戸衆ニ相渡候事、
蔵奉行詮索ノ奉行 |一、御蔵奉行籠者御せんさくの御奉行ニ、高田角右衛門・星野半太夫申付、則御しちへやへ出入之切
任命       |    星野半大夫ニ
質部屋出入ノ切手 |  手、角左衛門ニ相渡候事、
         |

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■原文に触れる「志方半兵衛言上之覚」(19)

2020-03-13 06:28:34 | 史料

                                   

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